店主敬白(悪魔の囁き)

栄進大飯店の店主さがみやがおくる日々の悪魔の囁き。競馬予想や文学・音楽・仕事のグチやちくりまでいろいろ。

エンジン全開???

2006-01-09 22:25:29 | Weblog
 日曜日ぶち君といつものとうり風呂に行った。
 しかし、いつも行きつけの2つとも、ものすごく駐車場が混雑していて、いかにも人大杉状態らしいので、おいらたちは、もうひとつの隠れたいきつけの某温泉ドームに向かった。
 その途中ぶち君がいつもと違う道を行ってたら、新しくまた温泉ができているのに気がついたので、そこに入ろうかと思い一本道なのでどこかでUターンするつもりで脇道に入った。
 格好のUターン場所と思われる空き地に入ろうとしたら・・・
 ガッ・・・という音がして、そのまま助手席のおいらの側が傾いた。
 そしてズブズブと沈んでいく。
 まずい・・・と思って窓をあけたら、なんとなく湯気が立っている気がする。
 沼か?
 温泉か?
 このユルユルな沈みぐあいは・・・まさか・・・。

 肥溜めに落ちたのかと思ったらそこは側溝だった。
 ヤッホー、ラッキー。
 一生肥溜めにハマルなんて縁がないと思っていたんだぜ。
「こういうところは、ガードレールをつけないといけないのに」
 ぶち君はそう言ってカンカンに怒っている。
 それは正論だ。
 怒れぶち!正義の刃をかざせ!
 じゃなくってさ・・・ちっともラッキーじゃねえよ、車は完全に溝に片輪はまってるぜ。
 おいらたちは車から出てみた。
 しかし、非力なおいらたちにはどうしようもない。
 持ちあげてもエンジンをかけても、どうしようもない。
 例え、年末のギフト商戦で16キロの商品を持って階段のぼったおいらでも、無理だった。
 そうこうするうちに、ぶち君が人を呼ぼうということになって、道の真ん中に立ち手を振った。
 止まってくれた車の一人目は、いかにも非力なおばさんだったので、しかたがない。
 そして二人目の20代らしい、普通っぽい若いカップルのにいちゃんが、
「軽だから、(ぼくが)もちあげればなんとかなりますから、エンジンかけてください」
 と言ってくれた。
 にいちゃんは、がんばって車を持ちあげてくれた。
 そして二回目のトライで車は路上に戻った。

 礼をしようと思ったが、にいちゃんは名前や何かきかれたら、
「よかですよ」
 とさわやかに笑って彼女と立ち去った。
 最初はちょっと性格がキツそうなカオに見えたのに、笑って表情を崩すとすげーいい顔だった。
 彼女も、迷惑そうな顔とかしないで、ずっとにいちゃんの様子を見ていた。
 なんとなく「まずいなら自分も手を貸そうかな」というような、真剣な、思いやりのあるまるで看護婦さんのような顔をして見ていてくれた。

 本当にありがとうよ、にいちゃんたち。
 すげーいい人たちだ。
 こういう人たちがいるなら、若者は少しも腐れてはいないんだぜ。
 (腐れてるのは一部のDQNだけ・・・そういう腐れにはこのにいちゃんたちのツメの垢などを腹いっぱいにぶちこんでやろう)
 おいらはこの恩を忘れないぜ。
 ふたりとも幸せになれよ。
 とこの場を借りておいらは祈っておく。

  
 


39度2分

2006-01-09 21:34:10 | Weblog
 木曜日、もともとカゼ気味だったのが家に帰って熱をはかったらこのとうりである。
 関節も痛いし、だるい。
 でも仕事を休むと、隣にいる通称「催事場のヌシ」という北○というババアがいろいろうるさいので、出勤した。
 このババアは、同じくカゼをひいた人のかわりに来たひとを
「あの人はスーパーあがりだから・・・」とか、いろいろあることないことを言い触らし、他人の仕事を少なくしようとあれこれ画策している。
 その理由は何か・・・自分が他人の仕事を盗ってまで休まず仕事をして、子供もDQNなのでリッチな老後のためにのガッポリ稼ぎたいかららしい。
「主人が言うのよ、オマエが一日仕事を休んだら、一万円の損になるから働け」
「休むと体調がおかしくなるのよね」
 おまえらは、金の亡者か。
 金が欲しい理由はいろいあるだろうが、こんな人間が過労死しても、企業や周囲が責任を問われたらまずいと思う。
 こんなことをあくどいことをしているので北○には、会社からの新年会の回覧が誰からも回されなかったらしい。
「私には、新年会の回覧が来なかったのよね」
 いいかげんに自分の人望のなさに気がつけよ。