店主敬白(悪魔の囁き)

栄進大飯店の店主さがみやがおくる日々の悪魔の囁き。競馬予想や文学・音楽・仕事のグチやちくりまでいろいろ。

さて今日は

2006-01-26 23:41:11 | Weblog
 来月半月ぶんの仕事が決まった。
 休みは今のところ3日しかない。
 その休みにも原稿を書くのがおいらである。
 
 来月の後半、実家に帰ろうかと画策している。
 実はこの一年、実家には帰っていない。
「薄情な」
 とか言われそうだが、帰ろうと思うと仕事が入ったりするので、なかなか予定がつかめないのだ。
 (そのかわり毎月、山のように実家に食料を送っているのだが。)
 実家にいるクロ(猫)に会いたい。
 
 そういえばギャンブルレーサーがとうとう終わってしまった。
 いちファンとしてこのマンガを読み続けてきたおいらだが、このマンガをひとことで例えるなら
「スーパーで売っているおつまみのかわきもの珍味のつめあわせ」
 みたいな味だった。
 どう見ても国産じゃないようなピーナツとか、サキイカとか、あられとかが小袋に盛り合わせで入っている袋、あんなカンジである。
 関は、そして田中氏はおいらにいろんなショボイけどゆかいな人生の味を教えてくれた。
 競輪マンガというマイナージャンルだったせいで、大ヒットもアニメ化もしなかったけれど、おいらはたぶんこのマンガを一生ブックオフには売り飛ばさないだろうと思う。
 最後のコミックスが出た時点で、おいらの「ギャンブルレーサーのページ」もお礼の言葉で終わる・・・かもしんない。
 
 
 

一体何が・・・

2006-01-26 00:30:01 | Weblog
 とある20年ほど前の知り合いが、詐欺で逮捕されたもよう。
 しかも2回も。
 もうすでにだいぶ前の事件なのだが、今頃になって知ったおいらは驚いた。
 他の知人も、この件に関して何も言ってこないところをみると、彼と疎遠になっているとはいえ、このことを何も知らないのだろうか。
 同性同名の別人であって欲しい。
(本当に別人だったら大変失礼・・・すいませんが)
 しかし、調べるうちにますます本人じゃねえのかって疑惑が深まっていく。
(おいらの勘違いだったら本当にごめん)
 もし本人だとしたら、歳月の中で何が彼をそうさせたのか。
 おいらはやじ馬な性格なので、ついこの「何が」というのがとても気になってしまう。「人間は変わるもの」と流してしまえないで心のどこかにひっかかる。
 人間が心の襞の中にためこんだものが、とても気になるのだ。
 それはおいらがものを書く人間だからかもしれない。
 それとも単にやじ馬なだけなのかもしれない。
 まあ、その「何が」をおいらが知ったとて、なんの得にもならないんだが。

 そしておいら的にはこれも、歳月の残酷さを感じる事件だ。
 人が老いてシワが増え、髪の毛が薄くなり、容貌が衰えていくのと同じように歳月は人間の心まで蝕んでいくものだから。
 かく言うおいらも歳月に心を蝕まれていないとは言えないしね。
 学生時代のこととなると急に純粋ぶって「あのころのキミはどうしたんだ」なんて言うつもりもないけれど・・・。
 でも被害者のことを考えると一言言いたくなる。
 「どうせ名をあげるなら、他人のモノをかすめるんじゃなくて、もちっと別のほうに頭使えよ」
 確かに騙されるほうにもスキがあるんだろうよ。
 でもって、騙した結果得るものが「金」かい・・・こんなことを書いてるとえんえん虚しい「詐欺論」になってしまいそうだからやめておく。
 これも自分が年を取って、もう二度と昔には戻れないということをまたもや神様に(神様ってこの言い方、あんまし好きじゃないけど、他にいい文句が浮ばない)突きつけられただけなのかもしれない。
 突きつけられて、おいらはまた昨日も鬱になった。