最終日。
掃除が終わったら病院へ行くと母が、
「明日退院するんだってさ」
と言い出す。
確かに病室にいるほかの患者さんは、皆母よりも症状が重い人ばかりだ。
病室も足りないのかもしれない。
あわてて近所の人と父に連絡する。
いちおう退院の打ち合わせをしてから、空港に行く。
飛行機に乗ると、おいらの隣のねえちゃんが遅れてやってきた。
まるでアルプスでも登りに行くようなでかいリュックをパンパンにした、いかにも「東京に買出しに行きました」という田舎ものまるだしのねえちゃんである。
こいつは、前の席のひとたちの荷物置き場にリュックを乱暴に投げ入れ、座ったとたんにipodか何かで音楽を聴き始めた。
しかもヘッドホンからガンガン音が漏れている。
くそくだらねー音楽がいやでもおいらの耳元まできこえてくる。
首を絞めてやりたくなったが、眠いのでとりあえず寝る。
まあこんなカンジで終わる。
掃除が終わったら病院へ行くと母が、
「明日退院するんだってさ」
と言い出す。
確かに病室にいるほかの患者さんは、皆母よりも症状が重い人ばかりだ。
病室も足りないのかもしれない。
あわてて近所の人と父に連絡する。
いちおう退院の打ち合わせをしてから、空港に行く。
飛行機に乗ると、おいらの隣のねえちゃんが遅れてやってきた。
まるでアルプスでも登りに行くようなでかいリュックをパンパンにした、いかにも「東京に買出しに行きました」という田舎ものまるだしのねえちゃんである。
こいつは、前の席のひとたちの荷物置き場にリュックを乱暴に投げ入れ、座ったとたんにipodか何かで音楽を聴き始めた。
しかもヘッドホンからガンガン音が漏れている。
くそくだらねー音楽がいやでもおいらの耳元まできこえてくる。
首を絞めてやりたくなったが、眠いのでとりあえず寝る。
まあこんなカンジで終わる。