店主敬白(悪魔の囁き)

栄進大飯店の店主さがみやがおくる日々の悪魔の囁き。競馬予想や文学・音楽・仕事のグチやちくりまでいろいろ。

ちょっと待て

2006-09-11 22:50:14 | 珍事件
 実家から帰ってひさしぶりに仕事に出た。
 とある日、おいらのいる店の前で、35才ぐらいの男性がベビーカーを押しながら、どこかの店からもらってきたであろう保冷剤(スーパーなどで置いてある)を口に入れて、ガリガリとかじっていた。
 一体何をするんだろうか、と思ってみていたらその人は保冷剤のパックを噛み千切って、中の凍っている物体をベビーカーの中の子供に
「ほら氷だよ、食べなさい」
 とあげようとしたのだ。
 これはまずい、と思ったのでおいらは、
「それは氷ではありません。薬品のようなものなのでお子様にあげるのはあぶないので、おやめください」
 と言ったらあわててその人は子供にあげるのをやめたのだった。
 ちょっと待てよ・・・。
 もういいトシの男なのに・・・ゲル状の保冷剤と氷の区別もつかないのか?
「すいません、知りませんでした」
 というようなことをその人は言っていたのだか・・・。
 確かその容器(袋部分)には食べられませんと書いてあるものが多いのだが。
 そしてその人は「これがはじめての子供、育児の初心者」ではなく、もうすでに小学生ぐらいの子供がすぐそばにいたのだが・・・。
 そんな恐ろしいことを、タダでもらえるものだと思って今までもしていたのだろうか?
 このへん単なる「イナカ者」として済ませられないような気がする。