やっと休み

　やっと難航していた仕事が終わった。
　遅配、ケンカの仲裁、見当はずれな文句、売れない売り場の輩からのいやがらせ・・・今回も何度殺意が芽生えた瞬間があったことか。
　でもなんとか社長を次の仕事先の東京に送り出して、こぼうびにカステラとモナカをもらった。
　これがまたあっさりした味で超おいしい。
　休みに入ったので引越しの片づけをしているが、カギの受け渡しの連絡がまだ来ない。
　早くくれよ、明日じゃなかったのかよ。
　それはいいとしてこの期に及んで「高松宮日記」を読み始めた。
　おもむろに怒ったりすると周囲が大変なことになるかもしれないので、宮様は口には出さず黙っていて、日記にいろんなことを書き付けてあった。
　宮様はユーモアのセンスもあり、ときにはかなり厳しいことも言ったりと、なかなか面白い。
　って、片づけがはかどらなくなるので、この話はまた今度にする。