店主敬白(悪魔の囁き)

栄進大飯店の店主さがみやがおくる日々の悪魔の囁き。競馬予想や文学・音楽・仕事のグチやちくりまでいろいろ。

33の続き

2011-03-31 22:50:37 | 温泉
 これが、「泥湯」とは別の「露天風呂」のひとつです。
 いかにも山の温泉ってカンジで風情があります。

 この他にもうとつ、坂道をあがったところに露天があります。
 そこは男性用脱衣所が一階にあって、女性用脱衣所は階段を上がった二階になります。
 まだ新しい建物らしく脱衣所はキレイですが、階段をあがっていくのは、年配の方は大変かもしれません。
 脱衣所を出るとそこが岩風呂の露天で、丘の上から下を眺めるカンジになります。
 とにかくレトロ。食堂、休憩室なども全部別棟になっています。

ゴジラ対デストロイア

2011-03-31 22:38:06 | Weblog
 平成ゴジラシリーズが自分の中でいまひとつハマりきれないのは、あまりにもこれらが「SF大作」を意識しすぎて、なんかミョーにコチコチなカンジがするからだと思う。
 なんか、怪獣映画というより、科学番組みたいなんだもん。
 ちゃんと座って、しかもお菓子とか食べてみちゃダメだよ、というような雰囲気。
「これがこうなって、こうだから●●なんですっ!」式の、なんかドラマというより説明きいてるみたいな雰囲気。
 もう子供の頃の怪獣映画のドキドキ、ワクワクには戻れないんだよなぁ。
 しょうがないよな、オトナってヤツは理屈がついてないと、納得しないしさ。

 って・・・昔さんざん大人になった特撮好きな世代の人たちが娯楽ほのぼの路線を笑いものにしたり、ハード路線志向しちゃったのがいけないんだろうけどね。
 (だから、おいらの意見なんぞただのないものねだりなのかもしれないと反省する)
 「惑星大戦争」あたりでコケて、切り崩せなかったアメリカ映画の壁の厚さにどんどんアメリカとは別の路線に行ってるのはいいんだけど、なんかドラマの中に遊び心がないっていうか、娯楽性がないっていうか・・・。
 マッドサイエンティストも欲深い経済人も、なんか洗練されちゃってるし。
 たまには暴走したお笑いキャラ(話にちゃんとからんでいることが大事だけど)がいてもいいのにと思いつつも、そんなもの膨大な説明の前には切捨てられちゃうよね。
 
 まあ、この作品はゴジラの恐怖だけでなく、ゴジラの歴史についてふりかえりながら、三枝ミキちゃんの「卒業」も楽しめる作品だ。
 どこかで「少女」を引きずったままゴジラと関わり続けた彼女に、ゴジラと別れる日がきてしまう・・・ということですかね。
 ふりかえってみるとミキちゃんは、ゴジラに恋をしていたのかもしれない。

 デストロイアについては、ああいう小怪獣の集団の恐怖はすでに「平成ガメラ」で見ちゃったから目新しくないし、ゴジラを破壊する力を持ちながらイマイチそれを有効に使っていない気がする。
 人間側の攻撃も、こいつの攻撃もなんか失敗だらけなんじゃない?
 
 こんなことを考えながら見てしまった。
 次回配本はおいらの好きな「世界大戦争」なので楽しみである。