店主走る

　仕事が終わったのでもとりあえず走る。
　日曜日は風呂の帰りに阿蘇まで。
　ぶち君の会社まで行ってみようという話になったのだが・・・。

　最新技術なんだかよくわからんが、街灯が青い。
　青いランプがいくつも並んでいる。
　そのせいか、ちっと暗い気がする。
　４０年間、街の明かりがとてもきれいなどっかの街で育ったおいらには、えんえん闇と道路と青い光だけが続くこの景色は、とてもシュールな眺めだった。
　「ウルトラセブン」の画面みたいな、街であって街じゃないような不思議な世界。
　対向車、後続車少なし。
　そして山道になってくると、その街灯もないので真っ暗。
　センターラインはどこなんだよ・・・。
　ぶち君はそんな夜道を通勤してるらしい。
　少し尊敬するかも。

　別の日は雨なのに、何故か御船方面へ。
　トラックのおっちゃんたちに混じってひたすら走る。
　横断歩道にはみだして停止（よい子はマネしてはいけません）
　ぶち君から、
「雨の日はブレーキを早めに」
　と怒られたので反省しる。
　そしてスーパーキッドの駐車場でおもいきりナナ駐して、知らないおばさんに睨まれた。

　その翌日も走る。
　教習所にいちおう報告＆お礼に行った。
　でも教官は・・・しばらく春休みの工房たちが練習から帰ってくるので、待っていたのにいない・・・。
　ぜっかく会いにきたのに休み？？？？
　しかたないのでそのまま、また走る。
　今回は一月の仮免のとき練習した例の農道。
　さすがに修練のたまもの？なのか今回は脱輪しそうにならない。
　でも、いつも行く不二家の前に出るはずが、道を間違えて知らない住宅地に入った。
　うう・・・せまい・・・しかもカーブだの工事だの測量だのしている・・・。
　まあ練習だし、いろんな道を覚えておけばいいか。

　ということで、とりあえず走る。