店主敬白(悪魔の囁き)

栄進大飯店の店主さがみやがおくる日々の悪魔の囁き。競馬予想や文学・音楽・仕事のグチやちくりまでいろいろ。

実家へ帰る・その5

2006-03-02 22:02:22 | Weblog
 実家生活5日目。
 最後の日なのに親が、
「○○くん(ぶち君の本名)にマグロを持って帰ってやれば」
 というので、近くのスーパーにマグロを買いに行く。
 めっちゃ寒い・・・というのに店頭でカレーのレトルトをサンプリングしている同業者を発見した。
 年はおいらより少し上ぐらい。
 この寒いのに気の毒な限りである・・・でもまあ、「試供品配布」だけで売上げ気にしなくていいので少しはマシかも。
 そんなことを考えながら売り場に行き、マグロを購入。
 そして帰りもスーツケースはパンパンである。
 やはり「また買っちまった」のだ、いろいろと。
 
 昼過ぎ、羽田に行く。
 しばらく来ないうちになんだかいろんなものが「東京土産」として出回っているのだが、とりあえず同僚、ぶち君の両親に「メープルチーズパイ」と「黒ごまクッキー」(本当に真っ黒なのだ)を買ってみた。
 さて・・・真の「東京みやげ」とは何なのだろう?
 「東京ばなな」だってできたのはまだ新しいし、京都の八つ橋や広島のもみじ饅頭みたいに、それなりに歴史があって明確なものがイマイチないような気がする。
 歴史なら「雷おこし」「人形焼き」か?
 でも、東京は都会だからって、洋風なものを欲しがる人も多い(気がする)
 というか、人によって「みやげ」とするものがすごく割れているような気がするのだが・・・。
 それでいいのか?

 またそんなことどうでもいいことを考えるうちに、飛行機が飛び立った。
 うう・・・今回はものすごく揺れる。
「多少揺れますが、安全ですのでご安心ください」
 そんな機内アナウンスに思わず、
「本当かよ?!」
 とツッコミを入れたくなるほど揺れるのだ。
 そういえば飛行機事故で死んだ人ってけっこういるんだよな・・・。
 だんだん考えが暗くなってきたので、とりあえず買ってきた本を読んでいた。
 本当に寒い旅だった。
 次はいつ帰れるかわからないが、できればカゼなどひいていないほうがいい。

 ☆画像は実家の武闘派ネコのリスです。