新・さひょ君のらくがき帳

僕と妻と娘、3人の日常と僕の趣味を書いたブログです。

タルコフスキー3連発~その1

2015-06-23 00:43:41 | 映画


「ストーカー」
監督 アンドレイ・タルコフスキー
主演 アレキサンドル・カイダノフスキー

(物語)ある日、突然現れた"ゾーン"と呼ばれる謎の閉鎖区域。立ち入り禁止となっているにも関わらず、その中心にあるという「何でも希望の叶う部屋」を目指す人々は跡を絶たない。

今、ここにも「ストーカー」と呼ばれる案内人の導きで、大学教授と作家という、2人の男がゾーンの中心目指して歩みを進めるのだった…。

   ☆    ☆

ずっと前に、この監督の代表作「惑星ソラリス」を取り上げたことがありますが、この監督は、有名な割には作品を目にすることが少ないんですよね。TVでもあまり放映されないし。

僕がこれまで見たのは、「惑星ソラリス」と、ずっと前にNHKのBS2でやってた「鏡」の2本だけ。

見たい気持ちを何年も抱えて来ましたが、今、TSUTAYAで、ちょうどタルコフスキーのキャンペーンをやっているんですね。

「ストーカー」「サクリファイス」「ノスタルジア」の3本が目立つようにコーナー作ってあって、これはもう、見るしかない。

で、まずこの作品を借りました。

「ストーカー」とは、現代使われてる意味とは違って、ゾーンへの案内人みたいなもの。どうも、何人も居て、組織的に営業してるみたいですが、映画を見ているだけでは、よく分かりません。

分からないと言えば、ゾーンもよく分からない。いったい何がどうなっているんだか…。


この映画は、よく分からないことだらけです。

でも、分からないのがタルコフスキーなんです。

「惑星ソラリス」も、正直よく分からない映画でした。「鏡」は、もっと分からない。

でも、映像は美しいのです。

何だかよく分からないけど、凄いのです。

とにかく見入ってしまうのです。

この世界には、自分の手に余る代物というのが、存在するものです。

その価値を、素直に認められる人間でありたいと思っています。分からないなら、分からないなりに。


取りあえず、原作小説買っちゃったよー。




又吉直樹さん

2015-06-22 01:50:22 | その他
前々から好きな芸人さんでしたが、最近は凄く注目を集めていますね。

初めて出版した小説が芥川賞候補だそうで、凄いものです。

ところで、僕には、彼に是非ともやってほしいことがあります。

彼に、一度、金田一耕助を演じてほしい。

だって、そっくりなんです。横溝正史の小説に出てくる金田一に。

中肉中背、もじゃもじゃ頭で冴えない風貌…正に、彼のビジュアルにぴったり。

お話は何がいいかな?「犬神家の一族」…ありがちで嫌だ(笑)。やっぱり「悪魔の手鞠唄」?でも、昔の石坂浩二さんのが名作だしなあ…。

「獄門島」…ちょっと問題があるかもなあ…。「八つ墓村」…残酷かも…。

あ、「本陣殺人事件」。これがいい。金田一の最初の事件だし。あのトリックは、鳥肌ものだし。あと、あまり映像化されてない「迷路荘の惨劇」とか「悪魔の寵児」とか、僕は好きなんですけど、どうだろ、無理かなあ…。

という訳で、誰か実現してくれないでしょうか。

真面目なお願いです。

m(__)m




呆れ返る

2015-06-21 12:29:01 | 子育て
金曜日の夜、臨時PTAがありました。

まだ入学して3ヶ月にもならないのに、娘のクラスで、いじめが原因の保健室登校が発生したというのです。

内容を聞いて、もっとびっくり、というより、呆れ返りました。

クラスの男子多数が、特定の女子をいじめの対象にして、終始からかい、あげつらい、被害者はとうとう教室に居られなくなったというのです。

娘の学年の男子は、小学校3年生の時にも、別の女子をターゲットにして、不登校に追い込んだ前科があります。ろくな連中ではありません。

あの時、「みんなで仲良くしましょう」などと、お茶を濁してうやむやに済ませてしまったのが、やっぱり悪かったのだと思います。

田舎ですから、地元のコミュニティが生きています。それは、一見良さそうにも思えますが、今回も前回も、いじめの中心になっているのは、元々地元に住んでいる家庭の子どもです。親も、PTA活動などにも熱心な人たちです。

田舎の排他的な性格が、悪い方向に出ている気がします。要するに、悪い奴らがのさばっているのです。

学校には、徹底的に対応する、エスカレートすれば警察の介入も辞さないとの決意を表明していただけました。今後は小さな芽でも見逃さない、子どもにも、いじめに関しては、先生へのチクリは良いことだと奨励していくということでした。

是非、そうしてほしいと思います。

いじめは子どもの当事者間だけでは、絶対に解決しません。親も、加害者の親は、ろくでもない場合が多いです。学校や、場合によっては警察等、力を持った大人が適切に介入することが不可欠です。そもそも、加害者は、自分が罪に問われたり、不利な立場に立たされるのが怖いのです。

いじめは許さない。

もし、うちの娘が被害者になるようなことがあれば、相手の子どもも親も、容赦しません。徹底的に闘います。刑事告訴、民事の損害賠償請求など、あらゆる手を講じます。

今回の加害者連中のような人間の屑と、娘があと3年間同じ学校で学ぶのかと思うと、うんざりします。

勘弁してほしいです。



結婚記念日

2015-06-18 23:15:32 | 日記
昨日、6月17日は、15回目の結婚記念日でした。



地元の回転寿司屋の持ち帰り寿司で、妻と娘と3人でお祝い。

妻は、今夜外泊を終えて病院に戻っていきました。

戻りたくないと、少し駄々をこねましたが、それを説き伏せて。

どうか、みんなの願いがかないますように。




北斗と南の物語

2015-06-17 00:37:05 | 特撮


「ウルトラマンA」
脚本 市川森一ほか
主演 高峰圭二、星光子

男女合体変身で有名な、ウルトラシリーズ第5作。地球の生物に宇宙生物を混ぜ合わせて作られた、怪獣よりも強い超獣を使って地球侵略を狙うヤプールと戦う、TACとウルトラマンAの活躍を描きます。

   

リアルタイムで見た記憶があるのは、この作品の一つ前、「帰ってきたウルトラマン」あたりからになりますが、概してこの年代の特撮は、評価が低い。

でも、僕という人間の核を形作っているのは、正にこの年代の特撮やアニメや映画な訳で、無性にこの頃の作品を見直してみたい気分に駆られています。

で、見ました。全部。3ヶ月くらいかけて。

大変面白かったです。

改めて見た「A」の物語。それは、絶望の果ての、希望の再生の物語でした。

理不尽で残酷な現実。突如降って沸く不幸と災厄。でも、人間は、それを乗り越えて生きねばならない。

北斗と南自身もそうですが、この物語の登場人物は、多数が天涯孤独。ゲストキャラの設定は、親が亡くなって姉弟二人きりというのが定型的なパターンです。

でも、それを乗り越えて生きていく姿を、この物語は飽くことなく繰返し描いていきます。

ウルトラ兄弟の設定の導入や、「脱出」の台詞と共に戦闘機を街中に乗り捨てるTAC、男女合体変身、しかも放送途中の路線変更と、マイナスイメージで語られることの多い気がする今作ですが、もうすぐ50近い歳になって見直した目に写ったのは、意外なほど大人の視点に貫かれた、シビアな現状認識のドラマでした。

正直言います。メトロン星人Jr.とムルチの出てくる話(前後編)と、夕子が月に帰る話では、泣きました(;_;)。他にもちらほらと。

年取って涙もろくなったのかなあ。