いままですべて順調に物事が進んできたわけではなくて。
思った以上に結果が出て焦ったことはあるのだけど。
それはそれなりに下準備を続けたためでもあるし、大変な経験をしたためでもあるし、他の人が途中で諦めてしまったことを諦めなかったためでもある。
あとから自分で考えてもどうにも馬鹿だなと思うときがあって。
これは申し訳ないけれど、付き合う人間が悪いと結論せざるを得ない。
自意識過剰と言われたとしても、他人や文化の間違いを迎合して一緒に行動してはならない。
上司や教師や親がその先導である場合もある。
肩書が偉いからその人が正しいとは限らない。
政治家の汚職を見ればわかりやすい。
現場経験の少ない人がリーダーシップを取れる立場につくと、とんでもなく間違った判断がまかりとおる。
それに反発するのは結構自滅コース。
単独孤高を保ち続けるか、集団から離れるために辞めるか。
間違いを間違いのまま迎合すると、自己肯定感が下がって、思考能力が格段に下がる。
理性的論理的に考えることが無駄になってしまうからだと考えている。
正しい因果関係で物事が進まない状況の中、どんなに正しいことをしても否定される状況の中で、正しく思考することはまずできない。
だから思考できなくなる。
馬鹿になってしまう。
生まれながらのバカも、生まれながらの精神病も、生まれながらの犯罪者も、実はそんなに多くないと考えていて。
正しい思考発言行動が否定され続ける環境で、正しい倫理観で思考することができないからおかしくなる。
その元凶が実は親だったりすると、正常な状態の原点がわからないので、判断できない。
上司でも教師でも医者でも先輩でも友達でもテレビでもネットでも同じ。
自分で見聞を広めるしかないし、そのために集団組織から離れることも必要になる。
そんなことがわかっただけでも、失敗して遠回りした意味もあるのかな。
損失損害も大きいけれど、経験と知識は増えた。