レシート。
診療請求ではレセプト。
通常は領収書。
日本国外では、レシート=領収書。
最近の数年は、確定申告の都合上、毎月の領収書をオンタイムで整理していますが、それ以前は、レシートは取ってあるけれど、全然整理してなかった。
今やっと8割方整理し終わったところかな。
逆に言えば、簿記をつける前提で、収支を整理する手順を確立したわけで、その経験がなければ整理の仕方もわからなかった。
そもそもなんでそんな昔からレシートを後生大事に持っているかというと。
学生時代かな?
レシートには場所と時間が書いてあって、なにか事件があったときに、いつどこで何をしていたかのアリバイになる。
そんなことを聞いたか見たかして、ひたすらずっとレシートを溜め込んでいたのですよ。
過去数十年分のレシートを会計処理するかどうかはともかく、整理していると、いつどこで何をしていたかが明白になる。
懐かしいなぁと懐古すると同時に、こんな時期にあんなことをやっていたんだと、再発見できたりする。
いわゆる過去の精算作業ですな。文字通り。
そんな作業を2019年から3年近く地道にやっていて、たまに、
「バカじゃないの?もっと時間を有意義に使ったほうがいいんじゃない?優先順位高いことはもっと他にあるでしょう?」
というセルフツッコミをしているわけですが、性懲りもなく続けています。
この地道な作業も、あと数ヶ月で終了する見込み。
で、整理したレシートすべてを簿記形式で集計するか?という問題もある。
一年かそこら分は多分しっかりやるんじゃないかな。
非常にリアルな経営のケーススタディなので。
会計とかの仕事をやらないと、なかなか企業のリアルな会計処理やら業務分析やらのデータは取得できないわけで。
自分の生活の収支を分析する限り、誰にも文句を言われる筋合いはない。
その作業が終わったら、整理したそれらのレシートはどうするか?
捨てちゃうかもしれません。
税務処理上保存義務はあるけれど、それ以前は別に持っている必要はない。
それよりも、今考えている人生計画では、余計な荷物は邪魔になりそうなので、断捨離も続けているのです。
捨てるにしても、何が必要で、何が不要かを見極める必要があって。
少なくとも私個人は、それらをしっかり整理しておきたい。
それでキッパリ、もうこれはいらないと決断できれば、それは不要なんですよ。
判断がクリアになる。
頭も整理されます。
私の個人的な論理で言うと、人間のあらゆる仕事は、3Sなんですよ。
3Sは、整理整頓清掃をアルファベットにした頭文字。
5Sで、清潔躾もあるけれど、それは目的であって、手段ではない。
書類を片付けるのも、あらゆる計算をするのも、事務作業的な3S。
モノを作るのも、必要なものを必要な場所に当てはめるために加工するという意味で3S。
絵や音楽など芸術も、必要な場所に必要な色や音を当てはめるという意味で、3Sなんだと考えている。
人は、特に日本人は、毎日毎日一生懸命、社会の一部として物事を片付けている、働きアリのような人たちですよ。
悪い例えだけど。
私はそこから脱却したいのですよ。
そのための整理であり、断捨離なんです。