「全て自業自得だ」
確かにそうかもしれませんが。
意外と多いのが、「他業自得」です。
他人の行いによる失敗を、自分が受ける。
それも困ったことに、ちょっとしたおふざけや勘違いや誤解や間違いなどのケアレスミスが、人を殺したり人生を狂わせたり心身に障害を負わせてしまったりしてしまう。
まさに取り返しがつかない。
日本人の多くがそれさえも自業自得にしてしまう。
いやいや、それは自分のせいじゃないですよ?
責任は他人にあります。
とはいえ、その責任は当該他人は取ってくれません。
被害や損害が大きすぎるのです。
例えばただのうわさ話で、無実の人を自殺に追い込む。
妥当な損害額を請求しても良いでしょうけれどね。
私の住んでいる日本では、そのようなことが多く、社会文化的に隠蔽工作に走ったりします。
無かったことにする。
恥の文化?
そんなことをすれば恥の上に恥を重ねて、何も学ばないのですが。
しかし、恥ずかしいから何もしないでなかったことにするのです。
肩書を得てしまっている人など、そんなことをやるわけ無いと思われる人も、当然完璧ではないのでミスするわけです。
表沙汰にするまでが大変ですが、その手法はあるので諦めないほうがいいと考えています。
失敗をなかったことにする限り、改善はされません。
つまり、バカはバカなままです。
理論や科学技術は、その失敗を繰り返さないためにあります。
学習しましょうよとは思いますが。
学習して改善しましょう。
自分も含めて完璧じゃないんです。
失敗はする。
しかし失敗を恐れている限り何もできない。
失敗をして気づくこと、学ぶことのほうが多い。
他業自得が多いにしても、自分がどう生きるかは、自己責任になります。