一週間は早いもので、あっという間に月曜日を迎えました。
今日は昨日見たテレビドラマの話をします。
2夜連続ドラマで、三浦綾子原作の「氷点」をモデルにしたドラマについてです。
人生とは、憎しみもあり、恨みもあり、裏切りもあり多くの汚い心を持ちながら
歩んで行くものでありますが、私がこのドラマを見て最後に感動したことは
「人を許す」という心でした。
最後には憎んできた人を恋しいと想いうようになり、
その人の安否を心配し、生きている事を切に願った・・・
気がつくと、許していたのだと思います。
日々忙しい中に腹の立つことや、煩わしい事、色々ありますが、
自分に都合の悪い事が起きた時
咄嗟にすぐ「許す」心になれないんですよね。修行が足りなくて・・・
「かっと」なってみたり、でもそのあと「まあまあ・・・・」と
言い聞かせて心静かにすることは、時間がたてばできても、
その場ですぐになかなかできないんですよね。
しかし、許すということはその人を愛する、大切に思うことがないと
沸き起こらないことのように、思うのです。
何だか、たかがドラマではありましたが、このどろどろした結末を
どんな風に作者は、訴えたかったのかをみたくて、ついつい
最後まで見てしまいました。
人生を考えさせられるドラマでした。
人を大切にできる人間になりたいものですね。
お福さん