暖かくなったり寒くなったりで、いつ咲いたらいいのか迷っていた我が家の桜の木も、
やはり桜の花びらは美しい。
十年前にホームセンターで買ってきた苗木が、
歳を追うごとに、りっぱに大きく育ってくれました。
桜は、私達に春の訪れを知らせてくれ、私達の目を楽しませてくれ、
そして、私達の心を和ませてくれます。
わずか一週間ほどの美しさのために、一年間の辛抱の時があるのかと思うと、
花びら一枚一枚がいとおしく、綺麗に見えてきます。
今日は残念ながら、どんよりとした曇り空でした。
そして皮肉にも雷が鳴り、雨が降りました。
でもなんとか花びらは散らずにすんだようですね。
花見をしていた人にはとても気の毒な天気でした。
桜の花は、やはり青い空の中が、一番よく映えますね。
というより、春の青空だからこそ桜は美しくある事ができるのです。
今日の一曲は アルバート・ハモンドの
『 カリフォルニアの青い空 』1972年 です。
この歌手、この曲、そんなに有名でもなければ、たいして話題にも
なりませんでしたが、私達の同年代の方達にとっては、
誰もが知っているなつかしーい曲です。
カリフォルニアの乾いた空気が充分に感じられます。
この曲が、 It Never Rains In Southern California
「カリフォルニアには決して雨は降らない」
という歌詞にもかかわらず、全米で大ヒットした時、
皮肉にもカリフォルニアは、記録的な長雨に見舞われたというエピソードは有名です。
明日はまた青空が帰ってきそうです。
可憐な花びらを散らせてしまう雨よ、もう少し先に来てください。
アップルくん