さしこうスタッフブログ

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土曜の一曲32

2007年04月14日 | 音楽

昨日は久々に、まとまった量の雨が降りましたね。

この雨によって、辛うじてしがみついていた桜の花びらは、引力とによって

多くは大地へと戻ってゆきました。

先週も雨の話をしましたが、考えてみますと、「雨」の曲で素晴らしい曲は、

けっこう沢山ありますね。

「雨にぬれた朝」 キャット・スチーヴンス、 「悲しき雨音」 カスケーズ

「雨にぬれても」 BJ・トーマス、 「雨の日と月曜日は」 カーペンターズ

「雨」 ジリオラ・チンクエッティー、などなど・・・名曲がひしめいています。

 

数ある雨の曲の中でも、私の一番好きなこの曲、C.C.R.

             「 雨をみたかい? 」1971年 を紹介します。

グループ名C.C.R.は、クリーデンス・クリアウォーター・リバイバルと、

1_33何とも訳の解からないような長―い名前の略です。

サザン・ロックと呼ばれたアメリカ南部の

泥くさいサウンドが、持ち味のグループです。

C.C.R.が連れて行ってくれる所は、

都会でも宇宙でも未来でもなく、素朴な人間と

美しい自然のある田舎である。

そしてC.C.R.をポヒュラー・ミュージックの原点だという人は多い。

 

雨をみたかい?」

この曲は、リーダーのジョン・フォガティーがドスのきいたガラガラ声を、

力一杯はりあげて歌いますが、実は、ベトナム戦争を批判した歌だと云う事です。

あなたは、晴れた日に降ってくる雨を見たことがあるかい?

2_30ここで言う雨とは、アメリカ軍がベトナムに

撒き散らした「ナパーム弾」の事だと知ったのは、

ずい分経ってからの事でした。

アメリカではイラク戦争の時にジョン・レノンの「イマジン」と共に、

放送禁止曲に指定されたそうです。

とってもアメリカらしい話ですね。

 

普通に聴くと、とっても心地よく、かっこいい曲で、

そんな内容だとは、とても思えません。

                            アップルくん  

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