さしこうスタッフブログ

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「一生ものの家具」

2007年04月09日 | 私のこだわり

今月の家庭画報に「一生ものの家具」をテーマに特集が組まれていました。

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特に、美術家 篠田 桃紅さんが選んだジョージ・ナカシマの家具は、

40年以上経っていても、古びた感じも汚らしさもなく、逆にいい艶と照りが出て

それは素敵な家具でした。

その特集の中に家庭画報が考える「一生ものの家具」の4つの条件という

のがあって、その条件を読んで大変共感しました。

私たちが常日頃考えている通りのことです。

今日はそのことを紹介します。

1、時とともに味わいを増すこと。

   ~経年変化~

木や革など自然素材は経年変化が楽しめ、使い込むほど風合いが増します。

寂びた肌・キズ・やけた色味・染み・艶・・・本物の自然素材を使えば、

劣化が悪化ではなく、逆に時を経たものだけが持ちうる魅力となります。

2、飽きのこないデザイン

        ~流行を追わない~

家具の本文はあくまで実用品です。家具は眺めることを目的とすべきではなく

使ってはじめて、家具としての値打ちがでるのです。

それゆえ、見せ掛けだけの奇抜なデザインは全くナンセンス。

トレンドを追わない生活本位、実用本位のデザインが大切です。

3、修理ができること、修理したくなること。

        ~素材と構造~

数十年というスパンで考えたとき、「修理できるか」ということは大切です。

手直ししないで、永遠に使えるものなどありません。

素材でいえば、木は比較的修理しやすいものが多いです。

修理の体制が整っている商品かどうかも大切な目安です。

4、できれば同じものが買い足せるといい

         ~流行性・定番性~

将来にわたって長く安定供給されることは大切です。

モデルチェンジのない定番商品・名作家具の強みはここにあります。

以上この4つの条件は家具を販売しているときに、よく私たちがお客様に

説明していることです。

特に「さしこう」では、木を素材とした家具を提供しているので、

私はいつもお客様に話をしているのは、何十年何百年生きてきた木、

この自然の恵みを是非、生活の中に取り入れて楽しんで使ってもらいたい

ということです。

環境問題にもなっている、森林伐採には関心があります。

特に無意味、無計画に切り倒された樹木を安易に使って、すぐに捨てて

しまうことには、やはり心が痛みます。

だからこそ、何十年も使って、使いきってあげなくてはいけないのです。

これからも私たちは「一生使える家具」をご紹介していきたいと思っています。

                お福さん

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