昨日、津山加茂郷フルマラソン全国大会が開催されました。
なんとか時間内に完走することができました。
42、195キロなんて私には、想像もつきませんが、
かなり辛かったようです。
仕事の途中ではありましたが、ちょっと応援に行ってきました。
5キロ毎に出された給水場には各町内会から接待に出ていて、
また道中には多くの人達が旗を振って応援してくれていました。
私は本番を1回も見たことがなかったので、ちょっと感動しました。
多くの人々に支えられていたんですね。
初めてわかりました。
今までは、前日の準備のお手伝いしか参加したことがなかったので、
今回masaが出場したお蔭で気がつく事ができてホント良かったです。
全国から集まった方々、来年も是非お越し下さい。
何かの形でまたお手伝いしたいと思います。
さて、今日は、先週 比叡山延暦寺にお参りした話をします。
てんねんさんに触発されて、私もかねがね行って見たいと思っていた
霊山のひとつ 「比叡山」に行ってきました。
京都にはよく遊びに行くのに、今まで比叡山には行ったことがなかったのです。
今回は、是非行ってみたくて、娘と3人で行ってきました。
「比叡山」は、1200年前に伝教大使 最澄が開山したお山です。
その教えの根本は「個々が思いやりの心をもって、一隅を照らす人になる」
つまり、一人ひとりが相手の立場に立って考え、自分の出来ることを
精一杯行うことが、周りが良くなっていくことにつながるということの教えだそうです。
後世この教えに基づいて、様々な高僧がここで修行されました。
特に鎌倉時代には法然、栄西、親鸞、道元、日蓮などは有名です。
延暦寺は大きく分けて三塔に分けられますが、今回は東塔の地域をお参り
してきました。
ゴールデンウィーク前が開花の時期になるそうです。
因みに醍醐寺では枝垂れ桜はほとんど散っていました。
それほど、比叡山の桜は遅いんです。
凛とした空気はさすがに、歴史を感じさせました。
ここに千年以上前に立っていた人がいて、そして大木はじっと
この場所で多くの人々を見守ってきたのかと思うと、不思議な気持ちに
なりました。タイムスリップして見てみたい気持ちになりました。
特に総本山国宝 「根本中堂」では薬師如来をまつる宝前に1200年間
守り継がれてきたという「不滅の法灯」が今も灯されていました。
比叡山の焼き討ちの時もこの灯は守られていたわけですから、驚いてしまいます。
まだ肌寒い時期ではありましたが、時にはこうした厳かな空気の中に身を置くのも
いいものですね。
また今度は秋に行ってみたいと思います。
お福さん