さしこうスタッフブログ

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土曜の一曲46

2007年07月21日 | 音楽

ドノヴァン』 というシンガー・ソングライターをご存知ですか。

スコットランド、グラスゴーのメリーヒルで生まれた彼は

イングランドのフォークを愛し、その影響を受けた彼は14歳でギターを始めました。

とっても地味でマイナーなアーチストですが、私は大好きなシンガーの一人です。

 

D02_1イギリスの「ボブ・ディラン」と呼ばれていました。

1973年の日本でのコンサートのライブ・アルバム 

これが実に素晴らしい。

どの曲をとっても、しみじみと心にしみる曲ばかり。

ステージの上にあぐらをかいて座りこみ、

アコースティックギターハーモニカだけで、観客に向かい一人、語りかけます。

温かみのあるやさしい声にビブラートをかけ、聴くものを不思議なドノヴァンの世界に

引きずり込んでしまいます。

幻想的な雰囲気をかもしだすこのアルバムは、他に類を見ない程に

完璧な出来栄えのアルバムです。

D03私はこのアルバムのとりこになり、毎日聴きまくりました。

ですから、ほんとうに久し振りに、誇りまみれの中から

LPレコードを取り出して聴いてみると、

パリパリと針が沢山の雑音をひらっていました。

 

その中の一曲 『ハーディ・ガーディ・マン』 (1973年)を今日は紹介します。

この曲は、このアルバムのオープニングに歌われている曲で、

機械に頼らない彼の肉声のビブラートには驚かされました。

 

独りの人間と、一本のギターとハーモニカ。 たったこれだけで、

これほどの素晴らしい演奏が出来て、これほどまでに人を感動させることが、

できるものなのでしょうか。    何度も云いますが、驚きのアルバムです。

                                 アップルくん

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