satineko日記

猫が好き、花が好き、2015年カワセミを見てから野鳥も好きになりました。

いや~疲れました。

2017年05月09日 | 認知症の兄
4月27日(木)~5月4日(木)7泊8日で兄の介護に行って来ました。
3月29日から4月5日に行って退院してからの介護の手配やその他決めてきたので4月は姉が病院の付き添いをしてくれて
5月の病院の付き添いまでは行く予定にはしてなかったのですが、急遽出かけなければならなくなり一人で行って来ました。

認知症の介護では「宇宙人」と付き合うようだと聞いたことはありましたが、正気のように話していても5分後には
話したことも聞いたことも全く覚えていない、新しい事は記憶に残らないのです。
興味のある事だけには固執するので間違いを正そうと、何度も言っていると「うるさい!!」と怒鳴るので話が出来なくなります。

「財布が無い、お金が無い、預金通帳が無い、印鑑が無い、鍵が無い、」毎日同じことが何度も起きます。
同じ所に置くように言ってもどこかに置き忘れて妹でも信用が出来なくなってしまいます。

1か月近くの入院生活で認知症が進んでしまったので一人で生活するにはヘルパーさんにお手伝いをしていただくことになったのですが
「知らない人には部屋に入って欲しくない。」「今までやってきた事だから何でも出来る。」と週2回で入って頂いていたヘルパーさんを
居留守を使って帰してしまい、ケアマネージャーさんが「せめて1回でもヘルパーさんに入って頂かないと一人で暮らすのは無理でしょう。」
と連絡を下さったのでヘルパーさんの着て下さる日に出かけたわけです。
ケアマネージャーさんも心配して見に来て下さいましたが、ドアホンの音がしないのに気が付きました。
中でテレビを見ていると家の中の電話やドアホーンのボリュウムが下げられていて人が来ているのに気が付かなかったのも原因だったようです。

どうも親しくしていた方が家の中をいじって悪さをしたらしいのですが、兄も気が付いてなく話しても理解が出来ないようです。
親切だと信じているので何をされても判っていなかったようです。

昔話をしながら聞き出すと、覚えているのは20年以上前の事は比較的覚えていますが、その後の事は忘れていることが多く
妻や息子の死因さえ記憶にはありませんでした。

目も白内障が進んでいて手術を勧めても頑固に拒否していましたが1週間いて昔話をしながら何とか眼科に行き医師から説明して頂き
白内障の手術を受けることを納得しました。
手術で目が良くなれば、書いたものが読めるようになり少しは暮らしやすくなるでしょう。

いる間にヘルパーさんには2度来て頂きお話も出来たし兄も少し落ち着いたので帰って来ましたが、まだまだ心配な毎日です。

今回は一人で行ったので帰って来て家の事も心配でしたが、夫が家事も猫の世話もしてくれていたので感謝です。













優ちゃん、お父さんとお留守番頑張ったね。