生活

とりとめもなく

TOKYO TWILIGHT

2013年12月13日 22時34分46秒 | 映画
寒いから外に出たくないのでDVDを観ることにする。
今日は

小津安二郎監督の1957年の作品「東京暮色」観ました。小津監督の誕生日は昨日で、私と一緒なんです。命日も12月12日です。
私は今まで「東京物語」しか観たことないんだけどそれとても好きなんです。「東京暮色」はいろいろ人生や人間関係とかに悩む姉妹が出てきます(姉の役が原節子さん(写真右)で妹は有馬稲子さん(左)です)。
昔の人、とくに女の人というのは従順でおとなしくて旦那と別れるとかそういうことは考えることもできなくて(生活手段がなくなるから)自我のないような生活してたんかなーとか勝手に思ってたんだけど(昔の離婚率の低さはただただ女の我慢によるものであるという考え)、そういうわけでもなくて、けっこうやってることは今と同じだった。誰も幸せになれない話だったけど、しみじみと面白かった。
女のひとはどれも素敵なんだけど男のひとは気持ち悪いキャラが多かった。そういうとこも今も昔も変わらないのかなーと思った。
笠智衆さんがお父さん役だったんだけど、やっぱり良かった。
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ふたたび悪の法則

2013年12月10日 23時04分13秒 | 映画
今日はお休みなので映画を2本観ちゃうぞ!と思ったんだけど、出かけようとしたら朝っぱらから雨。冷たい雨。
でもがんばって有楽町まで行き、TOHOシネマズ有楽座でまた「悪の法則」観ちゃった。先々週観たときいまいち話がわかんなかったし、そして何よりも、キャメロン・ディアスをもう一度観たかったんだー!!
とんでもない悪女役であるがなんかもう素敵。もうあのキャメロンが41ですよ。ずいぶんおばさんになったが、それでも可愛い。今回は可愛い役じゃないけど。
今日は体調不良で結局1本しか観ないで帰った。でも東京駅とかブラブラしました。
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風景を見る犬

2013年12月09日 22時38分42秒 | 読書
最近読んでた本

樋口有介「風景を見る犬」
知らないうちに、この作家、沖縄に移住してたらしい・・・というわけで沖縄の高校生が主人公の話だった。売春宿のひとり息子が主人公でいちおう推理小説なんだけど、べつに事件を解決するのにがつがつするわけでもなくなんだかゆるーい感じの夏休みという点では「ぼくとぼくらの夏」とか「窓の外は向日葵の畑」、南国感では「楽園」とか「海泡」みたいな感じかねえ。
話も面白かったし、よかった。たまにこの人の本、変なのあるから。
遠いところにいきたい・・・
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VENUTO AL MONDO

2013年12月04日 21時11分09秒 | 映画
今日は水曜日なので仕事の後映画を観に行った。日比谷シャンテでやってる(というか、シャンテでしかやってない。東京でさえ1館でしかやってない)ペネロペ・クルス主演の「ある愛へと続く旅」という作品で、思ってた以上に重々しい映画だった。男女間の愛(いわゆるラブラブというやつ)というより人間愛とかそういうほうに重きを置いているような気がする。
若い頃留学先のサラエボで出会ったジェンマ(ペネロペちゃんです)とカメラマンのアメリカ人ディエゴ(エミール・ハーシュという若手俳優)はすぐに恋に落ちやがてローマにて結婚するが(その前になんやかんやあるが)なかなか子どもができず、結局できず、それでもほしくて、いろいろ可能性をさぐるが、それと同時に若い頃いたサラエボが戦火に巻き込まれてしまい、ふたりは再びそこを訪れ人道支援を続けるのだ。
そんでまあいろいろあって代理母出産という手段で赤ちゃんを得ることができたのだが、それと引き換えのようにディエゴが死んでしまうのね。ローマに戻ったジェンマは帰国のときに助けてくれた軍人(将校みたいなけっこう位の高いひと)と再婚して子どもも16歳になってんの。
映画の冒頭は、その、もう50代くらいのジェンマのとこにかつてのサラエボの友人ゴイコから電話があって、それをきっかけに16歳の息子(ジェンマとはなんかうまくいってない)と一緒にサラエボに旅に出るんだけど、その現在のジェンマとゴイコとピエトロ(息子)がめぐるサラエボ、かつての戦火のジェンマとディエゴと若い頃の仲間のサラエボが交互に進んで、それが20~30代のジェンマ、50代のジェンマというふうにちゃんと演じ分けられていて、私ペネロペちゃんといったら見た目が美しいだけで頭の弱い女をやらせたら右に出るものはおらんとおもってたのに、そういう役も、こういう役もできるんだわ・・・と感心しました。
そういえば90年代はじめごろ、ボスニア紛争というものがリアルタイムでニュースで流れてたはずなのにのんきな中学生だった私はなんの関心もなかった。いまこういうふうに観ると、同じ時代を生きていたのに何も知らないなーと非常に反省するのである。
なんか仕事の後に観るということで急にめんどくさくなってやめようかと思ったんだけど観てよかった。なんでシャンテでしかやってないんだろう。もっといろんな人に観てもらうべきではなかろうか。

ジェンマの息子のピエトロくん役はこの作品の監督と原作者の間の実子なんだってー
モヤさまのおためしボーイ・ADの円城寺くんに似てる気がする。
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夢と狂気の王国

2013年12月03日 22時02分27秒 | 映画
今日はお休みなのだが、今日が終わったらしばらく休みがないので心置きなく満喫して過ごさねば。
休みだというにちょっと早起きして映画を観に行きました。
夢と狂気の王国」という、私はめったに観ないジャンル「ドキュメンタリー映画」です。今年は「風立ちぬ」と「かぐや姫の物語」という、スタジオジブリの新作が1年に2本もやるという幸せな年だったが、そのドタバタぶりやなんやかんやを砂田麻美さんという若い女性監督(「エンディングノート」のひと)がジブリに潜入して撮るという作品なのです。
さすがに今年は新作2本公開ということでその宣伝も兼ねてかジブリに密着取材をするというテレビ番組もさんざん放送されたような気がするが私はテレビを持っていなくて何も観てないので今日こうして観にきました。
いろいろ、面白かった。日本人全員が待ち望んでいる「ジブリの新作」はあまりに地味に地道に作られていた。
何がよかったかと云うと、「風立ちぬ」の主人公(二郎さん)の声がなかなか決まらなくて、俳優さんにもいい人がいなくて、苦し紛れに「庵野秀明」という名前を出したときの宮崎監督の楽しそうな顔。オーディションをして、結局二郎さんの声優さんが庵野監督に決まったときの宮崎監督の嬉しそうな顔。声の収録が終わったときに、「ほんとによかったー」と言った後去っていって、その後画面の外から「庵野がいてよかったー」と聞こえる宮崎監督の声。画面はぼへーっと突っ立ってる庵野秀明。

そんで映画の後は電車に乗りおまめの家へ。
むーちゃんが風邪ひいて鼻水ズビズバーなのですが、どうしても会いたくて行っちゃいました。
むーちゃんの鼻水はホントにすごかった。でも元気だった。さすがにお外には遊びに行かなかったが家の中で大暴れしてた。
今日はふんぱつして仮面ライダー鎧武の食玩ロックシード(イチゴ)をお土産に持ってったら非常に喜んでて私もうれしーい!むーちゃんの風邪治りますように・・・
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