最近観た映画(南砂のハンバーガー屋さんにかりたDVD)
「ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(ディスタンス)」
これ、日本で映画公開された時は「恋人までの距離(ディスタンス)」というタイトルだったようだ。DVD化の時に「ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(ディスタンス)」になったみたい。なったっていうかそもそもビフォアサンライズなんだけど。
どういうお話かというと説明がめんどくさいのでいつもお世話になっておりますMOVIEWALKERから引用↓
ウィーンの街に一晩の予定で立ち寄ったアメリカ人青年と、彼と列車で出会ったフランス人の女学生、14時間だけ一緒に過ごすことにした二人のあいだに芽生える真実の恋を描くロマンチック・コメディ。監督は長編第三作目の本作が日本初公開となるリチャード・リンクレイターで、原案と脚本も担当。製作はリンクレイターとは前作『スラッカー』(未)に続きこれが二本目になるアン・ウォーカー・マクベイ。エグゼクティヴ・プロデューサーに「希望の街」のジョン・スロス。共同脚本はキム・クリザン。撮影は『スラッカー』(未)に続いてリンクレイターと組むリー・ダニエル。編集はサンドラ・エイデアー。出演はX世代の代表的俳優と言われる「リアリティ・バイツ」のイーサン・ホークと、「トリコロール 白の愛」のジュリー・デルピー。95年ベルリン映画祭銀熊賞受賞。DVDタイトル「ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(ディスタンス)」。
ジェシー(イーサン・ホーク)とセリーヌ(ジュリー・デルピー)はブダペストからウィーンに向かう列車でたまたま隣合わせに座り、なんとなく気が合う。彼女はパリに帰る途中だったが、彼は明朝にアメリカ行きの飛行機に乗るまで一晩をウィーンで過ごす、ホテルに泊まる金もないから一晩ぶらぶらするつもりだが、つきあってくれないかと誘う。彼女は彼に魅かれるものを感じて一緒に列車を下りる。夕方のウィーンをぶらつきながら二人はお互いのことをおもしろおかしく話し始める。有名な大観覧車に乗って夕陽を見ながら、二人は初めてキスを交わす。いっしょに食事をしたり、占い師にあったり、酒場にいったりしながら話しを重ねるうちに、ジェシーはスペイン留学中の恋人にふられて傷心旅行中、セリーヌも半年前に年上の恋人に深く傷つけられた過去を持つことが分かる。深夜のカフェで、二人は言葉遊びを通してお互いの気持ちを告白する。ただし明日になれば彼はアメリカ、彼女はヨーロッパと、大西洋をはさんで別々に暮らす身。行きずりの恋か、一生の思い出か、二人は公園の芝生に横たわって話すうちに感情が昂り、星空の下で愛を交わす。一刻一刻を惜しみながら、二人は早暁のウィーンの街を散策する。そしてついに別れの時がきた。セリーヌがパリ行きの列車に乗る直前、二人は二度と会わないという前言を翻し、ちょうど半年後、十二月にこの同じホームで会おうと約束する。そして彼と彼女はそれぞれの家路に旅立つ。
というお話です。
これすごく良かったね…イーサン・ホークがもともとわりと好きなのですが、この頃のイーサン・ホークはまじかっこいい。アメリカ人男とフランス人女の恋人になるかならんかみたいな一夜の話なんだけど、ものすごい事件が起きるわけでもないのにすごくドラマチックだった。アメリカ人のせいかジェシー「イーサン・ホークです)の距離感がやけに近いしセリーヌがフランス人なのに英語がめちゃうまい。
これはこれで完結していて面白いんだけど、その9年後に続編が作られて9年後が描かれており主役の二人は前作と同じくイーサン・ホークとジュリー・デルピーが演じています。それが
「ビフォア・サンセット」
'95年の「恋人までの距離」の監督&主演トリオが再結集した続編。9年前に忘れがたい一夜を過ごした男女が、恋や人生を語る姿をリアルタイムの進行で描く。
米国人作家ジェシーがプロモーション先のパリで、フランス人女性セリーヌと9年ぶりに再会する。2人はジェシーが飛行機で帰国するまでの85分間、懐かしい思い出を語りながらホンネをぶつけ合う。
ていうお話です、なんか説明がめちゃ短いね。
これはなんというか、前作(サンライズ)と次作(ミッドナイト)をつなぐ役割としてさらりと観られる作品であろう。今どうしてるの?あの半年後、駅に来たの?結婚してるの?まだ好きなの?みたいな、観る側の疑問にことごとく答えてくれるなかなかの中継ぎピッチャーでした。ジュリー・デルピーさんが歌うシーンもあるけど歌うまーい!