のほほんとしててもいいですか

ソプラノ歌手 佐藤容子のブログです。よろしくお願いいたします!

ふしぎな気持ち

2018-09-16 | 『詩・散文』
詩を写して、ペン字をちいさな子供に教えている。

次の課題を整理していたら、高校時代の国語資料にたくさん詩があった。

ふと目が合った詩だが、ふしぎな感覚の詩に出会った。

茨木のり子さん、という詩人。
1926年大阪市生まれ
愛知県の女学校卒業
帝国女子薬専(東邦大薬学部)卒業
昭和28年「櫂(かい)」を創刊
のちに、谷川俊太郎、吉野弘、大岡信がこれに加わる。


……………………………………


わたしが一番きれいだったとき

街々はからからと崩れていって

とんでもないところから

青空なんかが見えたりした。


(「わたしが一番きれいだったとき」より)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする