年末年始と、夫と二人きりの日常が続いたのですが、
珍しく今まで喧嘩していません(笑)。
お互いに時間的余裕があって、好きなことをして、
相手に自分の要求を押し付けたりしなければ、
比較的平穏に日々は過ぎるようです。
(いつまで続くかなぁ…この居心地の良い状態)
無理はしないつもりだったので、家事は手抜き。
夫の隣で昼寝三昧。
まるで、普段は忙しい飼い主が家にいる時、傍に寄って行き、
温もりを確かめながらうとうと眠る飼い猫のようです。
(クールなはずの飼い主に突然ごちゃごちゃ可愛がられ、
にゃあにゃあ嫌がる猫の気分も味わう。
人のほっぺたを肉球扱いしおって…)
お料理も簡単なものばかり。
年越しそばは、いただいた田舎そばにとろろを添え、
蕎麦屋さんの出店から買ったそばつゆと天麩羅と共に食しました。
お雑煮はあごだしで、お醤油ベースです。
(焼いた餅に、鶏ももと塩ぶりと、かまぼこと大根。
かつお菜が売り切れだったので、ゆでた蕪の葉で青菜分を代用)
おせちは夫が好きな栗きんとんだけ。
おつまみで作ったのは…ええと、カプレーゼとゆで塩豚と、
醤油漬けたまごと浅漬けとサラダと、細かいの色々。
「妻が疲れないように」と夫がお寿司をとってくれることになりましたが、
「どれがいい?」と聞かれて遠慮なく「特上」と答えたので、
次にピザの宅配を頼んだ時にはワリカンになりました…。
特別出かけることもなく、お酒を飲んだり、本を読んだり。
(夫も白ワインの魅力が分かってくれたようで、嬉しい。
これからはたびたび飲めるかもしれぬ。いひひ…)
食事中はDVDで、懐かしい『西遊記』を見せられた。
いつも活躍して一行の難儀を救うのは悟空なのに、
三蔵法師は叱ってばかり…なんだよね。
「お礼の一言も言わんのかこいつは」
「これが夏目雅子じゃなくて、むさ苦しいおっさんだったら許さん」
などと言いながら楽しみました。
『フルハウス』第4シーズンも観たのです。
ジェシーとベッキーの結婚式のエピソードが大好き。
(ベッキーのね、“結婚で冒険が終わるんじゃない、
これからが二人の冒険なのよ”というような台詞が良いです。
ホント、結婚はゴールじゃないんだよね!と共感)
あとは…DSの『逆転裁判』にはまった我らでした。
始めは夫が遊んでいたのですが、途中からわたしが横取りしてしまい、
第4話と第5話を夢中でクリアしてから、返却した次第。
(同時並行して遊べないので、セーブデータ増やしてほしいものです)
『逆転裁判』には探偵パートと法廷パートがあって、
夫は証人の発言の矛盾を見つけ追い詰めていく後者が好き。
わたしは「足でちまちま捜査する」前者が好き。
しかし、実際にプレイしている様子では、
夫は大胆にさくさく証拠を集めて探偵パートを終わらせるが、
法廷パートでは勘に頼って「つきつける」ため、失敗も多いみたい。
わたしの場合は、「これはおかしいのう…」と
おじさん刑事っぽい独り言を呟きながら調べまくり、
見つけた証拠は何度も詳細を確認し、
証言を繰り返させて熟考し、慎重に「つきつける」という、
結構粘着質な性格であることが分かりました。
日頃のお互いのイメージとはかけ離れているが…
これもまた隠れた一面らしいです。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
さて、あまりにこの『逆転裁判』に没頭したため、
わたくし、「殺人事件の捜査をする」夢を見ました…。
ああ、単純かつ素直すぎる感性…。
夢といえば、二日の晩には夫の愉快な寝言を聞きました。
「豆腐とヴァイオリンは、いかんよ」だって。
何が?何があったの夢の中で?!
母の昔の傑作寝言、「北海道のコーヒー」より面白いです。
それにね、夜中にふと目を覚まして、
「人が見ないような夢を見た…」と呟くから、
「どんな?」と聞いてみたら、
「大根抱えて走っていく夢…」だって。
大根畑の泥棒でもしたのですか、夢の中で?!
朝になったら、夫はやはりなーんにも覚えてなかった。
二つの夢の詳細を知りたいよ、わたしは!