本棚7個じゃ足りません!

引っ越しのたびに蔵書の山に悩む主婦…
最近は二匹の猫の話題ばかりです

さくらと遊ぼ

2014年04月09日 | うちの猫

久しぶりの2ショット。姉弟仲が悪い我が家ではレアな場面。
春のあたたかな光が闘争本能を和らげたらしいのです。


さて。昼間エルが小さなボールで大はしゃぎしているのを、羨ましそうに見ていたさくら。
側にエルがいる時にボールを与えても、前足でちょいちょい転がすくらいしかしないけれど、
本当はもっとはじけたいのではないかと思い、夜になって夫とエルが先に寝室に引き上げた時、
あたしはもっと起きていたいのよとリビングにやってきたお嬢さんに、
もう一度ボールを渡してみた。

すると駆け回りましたね。子猫みたいに遊びましたね。

やがて自分の陣地だと思っている爪とぎの上に持って行きました。

一時飽きてたから、しまいこんでたおもちゃだったんだけど、
初めて見るかのようにブームになるのね。

軽く投げてやると、元気に飛び回ってサッカー遊び。

疲れてきても、絨毯に横になりながらボールを転がしていました。

よほど好きなんだなあ。

しまいには、動かずにはむはむ。

間違って食べちゃうといけないから、そこで終了ですよ。はい没収ー。
ちなみにその晩は、さくらが遊びたいだけと思って付き合っていたら1時間以上過ぎていました。


さくらは相変わらずエルにイラついてばかりで、エルは無駄に詰め寄って怒られてばかり。
あまりに冷たい仕打ちなので可哀想だなと思い、先日、エルを抱っこしてさくらを前足で触らせていたら、
さくらが途中でキレてエルを力一杯殴りつけた。
で、さくらの気持ちを考えないわたしのほうが悪かったんだけども、軽くペシッとして、
何とも感じてなさそうだったので抱きすくめてウウウーと威嚇音を聞かせるという真似をしでかしました。
するとその後、さくらがわたしに触られて、びくびくっとするように…。
エル可愛さのあまり、やっちゃったなあ、と後悔しました。

さくらは神経質でつんつんしているのだけど、ものすごく繊細なお嬢様なので、
エルを叱る時のような邪剣な方法は傷つくし怖がるのです。
何をどうやっても懲りなくて、数分後にはけろっとしているエル坊に慣れていたので、忘れていました…。
(というか、普通の方法ではエル坊を躾けられないので、いつのまにか叱り方がエスカレートしていた)
そうなんだ、さくらちゃんは言葉を優しくして、猫格を尊重してあげないといけない子なんだよね。
(さくら自身は時々、エルやわたしを見下して乱暴に振舞うけども。
わたしの方が体も手も大きいし、その気になれば素早いし、怖かったよね…)

感情のままに屈服させたことを反省して、優しくご飯をあげて、
新しいおもちゃを出して遊んであげたら、さくらのびくびくは無くなりましたが。
これが下の子ができて、年上の子の気持ちを考えなくなるお母さん、というやつですね…。
あああ。平等にと思っていても、ついつい不公平になっちゃう。
それぞれに個性があるのに、それに応じた育て方に切り替えることを忘れちゃう。
ごめんね、さくら。もっと気をつけるね。