「あたし、ここからどかないわよ。おとうさん、ちゃんと見てる？」とさくら姫。
昨夜もくねくねしました。
甘えっこエルくん。膝に乗って「撫でて！」と要求します。
いつも胸の谷間に手を置くのな。多分でこぼこしてない場所だからなんだろうけど。
風呂場はずっと猫立ち入り禁止にしていましたが、わたしの姿が見えたら寂しがらずに済むかと、
先日浴室の戸を開けっぱなしにしてお風呂に入ってみたら、
エルは足が濡れるのにも関わらず、そーっと入ってきて辺りをうろうろ。
浴槽のふちに手をかけてお湯を覗きこみ、「にゃー！にゃー！」と何度も鳴いたのでした。
「淋しいよ！早く撫でてよ！」だったのか、「おかあさんがお湯につかってるよ！」だったのか。
二度目のお風呂見学では、風呂板の上に乗るようになりましたが、時々鳴くのは変わらず。
出ていっても、わたしがお風呂から上がるまでバスマットの上で待ち続けていたので、ちょっとびっくり。
軽くストーカー入ってるよ、この子…。
さくらもおとうさんの指を両手で挟んで、そのまま離さなかったり。
まっこと健気な忠猫なんだけども。
朝方、ノースリーブを着ていたおとうさんの脇の匂いを嗅ぎに行って、
くちゃくちゃ反芻していた姿にはさすがにひいた。
フレーメン反応だとしても吟味するなよ…。
「ぼくたち、猫式に振る舞ってるだけだよう」
うん。君たちにあるのは仲間への愛情だけで、他意が無いのは分かっている。
でも、寝ているおかあさんのタオルケットに潜ってきて、突如太ももを舐めるのはやめような。
ぎょっとしたから。