背中の毛がもけもけしているさくら。
猫正座したのはいいが、寝癖ついてる感じかな。
この頃ひときわ寒いので灯油が無くなると大変なことになります。
代わりに床暖房をつけると、カーペットの下にもぐるようになったエル坊。
こうするとより温かいと学習したらしい。
これはなんか違います。
違いますよ。
勿論わたしの体の痛みもやわらぐことが無く、我慢我慢の日々。
しかし、クリスマスイブにどうにか病院に行き、どうにか洗濯や軽い掃除をして、
夫が食べたいと言っていたパエリアなどご馳走を作ってみたところ、
夜も更けてから、なんでまだ空ペットボトル洗ってないのと言われ、
(仕事中、車で飲んだ空き缶・ペットボトルは、
夫がリサイクルのために貯め込んで持ち帰ってくる)
紙袋二袋分を台所に持ち込まれたので、久々にマジギレして、地獄に堕ちろと思いました。
なんで体調悪い時に、してないことばかり見つけては文句言うのかなあ…。
自分は仕事以外にも自由にしているのに、家ではわたしを顎で使ってばかりで、
体が痛いと訴えれば「寝てれば」と言い、それでねぎらっているものと勘違いしている。
(本当に寝ているとろくに食事は取れないわ、洗濯物は溜まるわ、
猫たちは一人で面倒を見切れないからとケージに入れられてしまうわで、
どうにもならないから無理をしているんです!決して酔っ払っている人に、
台所から物を取ってくるために起きているわけではないんです!)
いつも通り酔った夫は、食器も流しに運ばず、猫たちの世話の手伝いもせず、
妻が綺麗に敷き直して布団乾燥機でふかふかにした布団に向かい、さっさと寝たので、
頭に来て、洗えばいいんだろうコノヤロウ、と、大量のペットボトルを風呂にぶち込みました。
もう、夫の身勝手さにはうんざり…。
忙しいだの疲れただのとこぼすわりに、お前ボウリングの試合に好きで出てるじゃねえか!
リア充もげろ!爆発しろ!と、荒れたイブの夜でした…。
今もまだ沸々と怒っている…。
猫ですら、ある程度様子をうかがって気を使うというのに。
「おかあさんがまた体痛いみたいだから、ごはんの時間がズレても、
さくら、我慢したの…」
哀しそうな顔で静かに待っているので、この子には悪いなと思います。
わたしが夫に苛々して、ガチャガチャ音を立てて後片付けしていた時など、
猫の方はビビっていたのです。それもすまないと思う。
せっかくおもちゃを貰ったイブだったのに。
まあ、あまり空気を読まない子もいるけど。
わたしが年賀状に一言添えようと頑張っていると、
テーブルに乗って邪魔に入る。
「おかあしゃん、ぼくを見てーー!!」
夫の留守にやたらベタベタしてくるので、間男と内心呼んでいる黒猫くん。
君のゴロゴロ音がおかあしゃんの慰めだよ。
なんで結婚しているのに、時々独りでいる時より淋しいのかねえ…。