『もち・ぽち』小林裕美子 徳間書店 2005
これもダヴィンチで紹介されていたので、読みたいと思っていたんだー♪
猫のもちと犬のぽちの毎日が織り成す3コママンガです。
マイペースで自由奔放、自分に甘く他人に厳しいもちと、
真面目で全力投球、時に慎重すぎて損をするぽちは、
かなり対照的なコンビだけど、自分と周りの誰かにどこか似ていて、
綴られる出来事に思わず、「あるある!」と笑ってしまいます。
最近わたしは「犬型」と夫に言われているけど、
(飼い主に煩くつきまとう忠犬ってか?)
どちらかといえば気ままさが、もち寄りかもしれない、と思った…。
(あと、常に自分に都合良く解釈する思考回路ねっ)
夫のほうがぽちっぽいぞ。
(特におたくなトコが…)
性格の違いは時に苛立ちを生むけれど、
客観的に見ると、かえって面白いものですね。
『ターシャ・テューダーのクリスマス』
ハリー・デイヴィス著ジェイ・ポール写真 文藝春秋 2000
19世紀半ばのライフスタイルを好む、絵本作家ターシャ・テューダー。
この本の内容は、端的に言えば、
ターシャ・テューダー流クリスマスの紹介、といったところでしょうか。
ツリーもリースも、ご馳走もプレゼントも手作り♪
前もって、ゆっくり時間をかけたからこそ実現する、
夢のようなクリスマスなんです!
伝統的な農家で、昔ながらの生活を営むターシャお婆さん。
自分というものを持っている、素敵な女性です。
スローライフって、つまりは引き算じゃないでしょうか。
近代文明から、潔くいろいろなものを引ける人じゃないと、
あんな風には暮らせない。(すごく不便だもの)
それでも本当に必要なものが何か分かっているから、いつも楽しそう。
毎日せっせと、積み重ねるように働いているけれど、ばたばた急がないし。
商業主義のクリスマスが、ピカピカ点滅するカラフル電飾だとすれば、
ターシャお婆さんのクリスマスは、さながらツリーに飾った、暖かな蝋燭の光。
あんなツリー、絵本以外で初めて見たよ~☆
クリスマスのご馳走も、高級レストランに比べたら質素かもしれないけど、
家庭的で実に美味しそう!
家畜やペットなどの動物たちも、この時期は特別大切にされて、
幸せそうな顔をしていました。
物を持ちすぎずに、心豊かな暮らし。
なんだか羨ましいです。
最新の画像[もっと見る]
- 折り紙:星とか雪とか 8年前
- 折り紙:星とか雪とか 8年前
- 折り紙:星とか雪とか 8年前
- 切り絵練習 8年前
- 切り絵練習 8年前
- 切り絵練習 8年前
- 折り紙コースター 8年前
- 折り紙コースター 8年前
- 折り紙コースター 8年前
- 折り紙の豆本 8年前
それにしてもすごい読書量ですね。先日も17冊ほど借りたとは・・・お疲れさまでした。こちらの(横浜)方の図書館では、最大5冊までなんですよ。長崎のほうではそういう制限はないのでしょうかね。
読んで下さってとても嬉しいです(^_^)
長崎では、たまたま県立と市立の図書館と、両方利用しやすい環境にあるので、どちらでも借りております。
先日借りたのが県立の方です。県立ではネット予約ができない代わりに、50冊22日間借りられるので、ついつい自らの読書量を過信して、借りすぎることに…。貸し出し期間が長いから、読めるようなつもりになってしまうんです~。