フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

℃-ute 「キューティーJUMP!」 9/12市川夜公演~愛理ちゃん 歌で魅せてキャラで笑わせて~

2009-09-13 22:58:23 | ライブ!2009

 910の日から中一日。跳び過ぎて痛めた右膝をさすりながらやってきたのは、千葉県市川市。℃-uteコンサートが行われる市川市民文化会館への道を歩いていると、前に制服姿の女の子が歩いていました。ちょっとギャル系な雰囲気の後ろ姿に、「近所の学校帰りの子」だと信じて疑わなかった自分と同じ道を歩きながら、その子はホールへ入っていき、同じようにグッズ売場の列に並ぶのでした。「あなたも℃-uteヲタでしたか!」と、心の中で驚く自分でした。
 しかし、驚くのはまだ早い。夜の回の開場時間が近づき再び会場前に着くと、制服姿の女の子が多い!制服着てないけど中高生な女の子も多い!そして、オシャレな男子高校生風な子も結構来ている!

 ℃-uteの人気、まだキープ出来ているんだ。

 私はホッとした気持ちです。正直言って、こんな事を自分みたいなハロヲタが言うのは弱気過ぎですが、去年たくさん増えた学生℃-uteファンの何割かは、もうファン辞めているんではないか?実は、そう思っていました。
 AKBは学生ファンが多いという噂を聞くにつけ、やはりテレビに出ている方がとっつきやすいよなあと弱気になっていたのです。つまり、乗り換えられたのでは?と。
 でも、まだこんなに℃-uteには学生ファンが残っているではないですか。移り気なのは、むしろバリバリのアイドルヲタの方なのかも(苦笑)。嬉しい気分で入場しました。

 東京公演と同じように、開演前に流れる「ジャンプな曲」。スガシカオさんも流れたようですが気がつきませんでした。そして、開演5分前に大きな音量で流れてきた「グルグルJUMP」。多くの観客はもう立ち上がって開演待ち状態なので、曲を知っている人はステージにモーニング娘。がいるかのようにノリノリです。

 準備運動(苦笑)が済んでいよいよコンサートスタート。東京公演を観ているとはいえ、一ヶ月ぶりに観る自分はセットリストの流れがうろ覚えなので、新鮮な気分でオープニングを迎えました。
 青いフリフリスカートが可愛い℃メンによる「暑中お見舞い申し上げます」が可愛い。オープニング挨拶でも、そんな可愛いメンバーに黄色い声援も飛ぶ。彼女達にとって℃-uteは、まさに「憧れMy STAR」なのでしょうね。メンバーが客席に振る「女性の皆さ~ん?」という問いかけにも結構な数のリアクション。勿論、「男性の皆さ~ん?」に対する「ウォー!」という地鳴りのようなリアクションには及ばないものの、ハロプロでこういう問いかけで女性ファンの「歓声」が返ってくるのは℃-uteだけだと、ハロプロ現場DDな自分は断言します。

 さて、今日のフリートークコーナー。今回は梅さんなっきぃコンビでした。

 なっきぃ「ハワイでちっさーと同じ部屋だったんだけど、隣の舞ちゃんの部屋とベランダ越しに話せたので舞ちゃんとお喋りしていたら、ちっさーが先に寝ちゃったのね。それで自分も寝ようとお喋りを切り上げたら、ちっさーが起き出して冷蔵庫にあった駄菓子のアンズを取り出して食べていたの。朝、その事を話したら、ちっさー覚えていないって言うの(笑)。」

 梅さん「ハワイと言えばさあ、最後の日にみんなで舞美の部屋に集まって寝る事になったんだよね。でも、ベッドはひとつだから、5人が縦に並んで寝て愛理が足のところに横になって寝たんだよね。
 でも一人用のベッドだからきつくてね。暑くて床に寝たのよ(笑)。そうしたら朝6時に舞美が起きてきて、千聖の宿題やるから私のところで寝てていいよと言ってくれたので、そこで寝てたの。そうしたら、寝ている舞ちゃんの足がぶつかってくるので、また床で寝た(笑)。
 そのうち、なっきぃが起きてきて、お風呂入るから私の場所で寝ていいよと言ってくれたんだよね。それでまたベッドで寝たら、今度は千聖に腕で叩かれて(苦笑)、また床で寝た。そうしたら、愛理が上から落ちてきたの(笑)。で、痛い!と思ったんだけど、愛理はまだ寝てて、オイシイ顔で「ふふん」と笑ったの(笑)。」

 梅さんの話術に脱帽です。愛理のへんてこっぷりにも脱帽です。

 そんな変な愛理が梅なきトークに続いて歌う「残暑お見舞い申し上げます。」です。この前の記事に書いたように、私は愛理の表情に注目していました。
 この日の愛理は若干歌い方が荒く感じた(濁音の発音が特に)けれど、声が太くいい感じ。そして、東京の時より更に表情はシリアスへ。東京公演では、遠くを見つめながら想いを馳せる女の子という表情でしたが、今回は思いつめたような表情。歌い終わり、視線をさっと下に落とす愛理。
 軽くおでこを出している愛理の大人っぽい表情に、私は残暑と秋の気配を感じながら、表情で魅せるシンガー鈴木愛理に拍手を送るのでした。

 ソロと言えば矢島舞美ちゃんの「愛は勝つ」。東京公演二日目からキーを変えてきたのが功を奏したのか、自分の歌い方を掴みつつあるようで、この日は安心出来ました。最後の「必ず最後に愛は勝つ」で客席にマイクを向ける演出になっていましたが、こういう演出も良いと思います。ライトファンな方も、常連しかわからないお約束で作る一体感よりも、こういう風なメンバーが差し出す一体感の方が参加しやすいと思うのです。

 客席のファン層が幅広かった市川公演。そのせいか、東京公演に比べるとコールの声量も小さかったように思え、見方によっては盛り上がっていないようにも見えるかもしれない公演でしたが、実際はステージのメンバーも客席も明るく楽しみ、コアもライトも楽しいと思える出来だったと思います。
 コンサートの面白さは客の声援の大きさではない。そんな、実は当たり前な事を思い出させてくれた夜でした。
 最後のメンバー挨拶でのメンバーの表情も満足そうでした。そして、愛理が梅さんトークを聞いていたのか、「ふふん」を挨拶で再現してくれ、客席は再び笑いに包まれました。今日のMVPは鈴木愛理ちゃんに決定です。

コメント (2)
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「9月10日は℃-uteの日」レポート③ ~DJマイマイのミステイクと舞美リーダーの言葉~

2009-09-13 14:21:20 | ライブ!2009

 ~前回の記事の続きです~

 寸劇に続いては、910の日恒例のDJマイマイ&MCチッサー&MCカッパーのコーナー。いきなり、MCチッサーの「前に詰めすぎなんだYO!もう少し後ろに下がってくれYO!」という盛り上がり過ぎた前方のお客さんへの気配りメッセージから始まりました(苦笑)。
 今回は進行になっきぃを迎えて、℃-uteの歴史を振り返ろうという企画です。
 まずは2008年。東北楽天ゴールデンイーグルスの応援歌を歌った年。DJマイマイのセットで流れてきたのは、
「好きすぎてバカみたい/DEF.DIVA」
 オリジナルのDEF.DIVAの時にするのと同じように、各ソロパートで「LOVEラブリー○○」とコールを入れる観客の順応性の高さに乾杯(苦笑)。
 DEF.DIVAも楽天の応援歌を歌っていたけど、それは楽天の歌じゃないしとツッコミ入って2007年の話題へ。この年は新人賞をいただきました。その受賞曲を、
 「抱いてHOLD ON ME!/モーニング娘。」
 それは、モーニング娘。さんの新人賞受賞曲じゃんとツッコミ。しかし、非常に良質なボーカルを聴かせてくれたキューティーガールズ(鈴岡萩)。長く聴きたかったけれど、出だしの部分のみで残念。この続きは、コンサートツアーで昔の娘。曲を聴きたいなとリクエストしておきます。それくらいハマっていました。四年前に一緒にツアーをしたなっちに見せてあげたい。「成長したねえ」と驚いてくれそうです。
 ここで、メンバー全員揃って、DJマイマイに曲を間違えるなと、お約束のダメ出しです。  (o・・)<「チェキラ!」

 続いては2006年。テーマソングを歌いました。と聴いて、
「伝説のスタフィー」か?と思った自分(苦笑)。

伝説のスタフィー 4

 まあ、きら☆レボの事を言ってるのだろうから「バラライカ」でも歌うのかなと思ったら、
「Thanks!/GAM」
やじうめでGAMキター!凄いハイテンションになったのは自分だけではないハズ。カッコいい。曲も似合いすぎる。歌詞の内容が今の二人に合っているのも涙。

 「どんな場面も受け止めるよ ありがとうありがとう」

 ワンコーラス歌いきり、周りから「スケバン刑事のテーマソング歌ってないし、その曲はGAMじゃん」というツッコミが入ったやじうめ。「美脚ユニット」(GAMは美しい脚という意味と、グレート亜弥&美貴という意味から名付けられた)と二人はフォローしつつ、そこで梅さんが会心の一言、
「グレートあたし&舞美」
もう大拍手あるのみ。願わくば、もっと早くこの新生GAMを見たかった(涙)。チャンプルユニットのどれもが元ユニットの存在感を超えていない中、このGAMなら元ユニットに負けない新生ユニットになっただろうと思うのでした。
 メンバーが苦笑いしつつ、次は2005年…と言った瞬間に、お約束の「アレ」が来る事を察した自分は、いつでも叫べる準備態勢へ(苦笑)。
「スッ!」「ペッ!」「スッペシャルジェネレーション!」(笑)。
 今回は大サービスで、ワンコーラスとはいえ、最後まで歌いきったので、締めの部分も叫べて二度楽しいスッぺでした。DJマイマイの痛恨のミステイク今年もありがとう(苦笑)。

 しかし、ここでお約束の機材撤収(笑)。DJマイマイ、今年も痛恨のミステイク連発で910の日を盛り上げDJタイム終了。

 ここからは後半戦ライブタイムに突入。「まっさらブルージーンズ」~「即 抱きしめて」~「大きな愛でもてなして」インディーズ時代のシングル三連発。この日のステージ、全員曲はフルサイズだったので、久しぶりに「大きな愛でもてなして」の二番を観られて大満足です。
 かなり場内ヒートアップしてきて、それを更に盛り上げるかの如く、メンバーの客席煽りMCが行われてから続いては、「★憧れ My STAR★ 」~「涙の色」~「都会っ子 純情」~「忘れたくない夏」
 「涙の色」の二番も久しぶりにステージで歌われたと思いますが、愛理の歌声の調子がとても良く、CD発売当時からの現在の成長を堪能出来るクオリティ。改めて新録音したバージョンをCDで聴いてみたい。来年あたりアルバムに「涙の色 2010バージョン」とか収録されないかなと淡く期待。
 アンコール前ラストが「忘れたくない夏」という選曲もベストマッチ。大サビの岡井ちゃんソロの見せ場以外は、梅さんをじっくり見ている自分でした。活き活きとした表情で歌う梅さん。隣に舞美が笑顔で立っています。梅さん最後の910の日…。

 「℃-uteコール」に包まれてアンコールに突入します。余談ですが、このイベントにはステージ上にスクリーンは無いので、今ツアーのアンコールでスクリーン上で行われている手拍子を促すアニメは無いです。
 メンバーは、今回のイベントTシャツの各メンバーカラーバージョンを着て登場。まずは、「約束は特にしないわ」。続いて「JUMP」と、好対照なノリの曲でアンコール開始。スタンディングでの「JUMP」は盛り上がり過ぎて会場が揺れているような錯覚。
 かなりテンションの上がった状態のまま、ラスト挨拶。一人ずつ挨拶をしていき梅さんの番に。「9月10日という日は私にとって特別な日です」という梅さんの挨拶に会場から大拍手が送られたのに続き、矢島舞美リーダーから挨拶。

 「三年前に910の日イベントが始まった時は8人でした。今は6人になり、もうすぐえりが卒業して5人になります。
でも、めぐも栞菜も、やりたい道を選んだのだから自分達は応援しています。そして、えりも1日でも早くモデルになって活躍してほしいと思っています。
℃-uteは5人になりますが、パワーダウンしたと言われないよう力を合わせて頑張っていきますので、応援よろしくお願いします!」

 この言葉に会場が大拍手と大歓声に包まれ、自然に℃-uteコールが沸き起こりました。実際のコメントを要約したもので完全再現の書き起こしではありませんが、舞美の言葉のニュアンスと想い、伝わったでしょうか?
 この言葉は、舞美の気持ちだけでなく、メンバー全員の気持ちであり、℃-ute担当スタッフチームの想いでもあると思いたいです。神妙な面持ちで話始めた舞美が最後は力強く言葉を締めた。会場は物凄いハイテンションに包まれ、「ラストは、℃-uteにとって初めてのオリジナル曲です。この6人でフルサイズで歌うのは最後」と前置きされて「わっきゃない(Z)」
 梅さんをひたすら見ました。いつも以上に、しなやかに踊る梅さんの姿を。この曲の梅さんソロパートは、めぐのソロパートを引き継いだものです。春からは誰が受け継ぐのかと気になります。

℃-ute-わっきゃない(Z) (第一回910の日)


 ライブが終わり、客席からは「℃-ute最高」コールに続いて、各メンバーの名前のコールが始まりました。
 「えりか!えりか!~」「まいみ!まいみ!~」「なっきぃ!なっきぃ!~」「あいり!あいり!~」「ちさと!ちさと!~」「まいまい!まいまい!~」、「キュート!キュート!~」。そして、「めぐ!めぐ!~」「かんな!かんな!~」

~910の日レポート 了~

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