フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

気まぐれプリンセスを聴いてみた

2009-09-17 21:35:31 | ハロプロ(娘。)

 モーニング娘。の新曲「気まぐれプリンセス」が発表されました。

Morning Musume Kimagure Princess

 どうでしょうか? 早速ファーストインプレッションを書いてみたいと思います。

 ・イントロが
 聴き始めて思った事。「イントロがバラライカ!」でした(笑)。似ているというか、そういう系統というか、決して「パクリ」とは言いませんが(笑)、娘。でこういう路線に来たかという感想。ただ、きらりっぽいとかいうより、Berryz工房的な世界と言えそうな音です。桃子が混ざって歌っていても違和感ナシ!

 ・ボーカルが
 愛ちゃんが出だしらしいのですが、言われてみて「ああ、この声は。確かに語尾の声の抜き方が」と気づかされるようなほど、声を加工しています。歌い方がいつもと違うという風にも言えます。これは愛ちゃんだけに留まらず、他のメンバーも同じ。
 前作では、れいなのパートが彼女の声をよく活かした作りと書きましたが、今回のれいなパートは「あれ、今のれいな?」って感じでイメージからかけ離れた作り。
 自分はヲタの方が作ったパート割表をネットで見つけて、それを見ながら聴いていたので、れいなパートだとわかったというレベル。さて、どこがれいなパートでしょう?

 「答え 一番と二番のサビ前、サビの各二回目の~セクシープリンセスの部分」

 ・亀ちゃんが
 そんな中、パート割表を見なくても歌声ですぐわかるメンバーがいた。「亀井絵里」さん。
 しかも、ソロパートが多い。タイトルから予想されていた通り、亀ちゃん活躍。声が加工されようが自分の声のオイシイ部分を活かす。実は自分のスタイルをちゃんと持っているんだなと感心。大サビの「良いじゃない~」の後の「Wow Wow~」のフェイクも今までにない「ノリノリ亀井絵里」という感じでマル。
 ただ気になるのは、亀ソロパートのオイシイ箇所は二番に集中している事。ガキさんのサビでのソロの位置付けもそうです。今回も主役はリーダーですね。

 ・歌詞が
 歌詞が相変わらずのいあゆる「つんく節」という感じで、良い解釈をすれば娘。らしくて良いんじゃないという事になりますが、「チョイエロ笑顔」「チョイエロ涙」というセンスはチョイいただけない(苦笑)。他の狙ったかのようなスケベ歌詞といい、この曲は「誰に向かって発信しているのか?」という曲ですね。まあ、男性モーニング娘。ファンに向けてという事でしょうか。
 正直この歌詞では、メンバーと同年代の人が新たにファンになってくれる可能性を放棄していると思ってしまいました。既存のオトナ男性ファン向けだよという事でしょうか。チョイ残念。

 そんな「気まぐれプリンセス」ですが、メロディラインは悪くないと思いました。特にサビのメロディは好きです。ただ、路線を変えてくるなら、もっと思い切って変えて欲しかったというのが正直な思いです。歌詞もよく読めば、最近のシングル曲同様に暗い(苦笑)。
 明るい曲はBerryz工房で行くという事務所の方針もあるのかもしれないですが(ベリの新曲はサンバらしい)、お祭りソングの総本山(笑)としてのモーニング娘。もシングルでたまには見たいのがファンの気持ちではないかと思います。

 個人的には「みかん」が結構好きなので、ああいうポジティブソングもお願いしたいです。

 10年前、バブルが弾けて景気の落ち込んでいた頃に、「日本の未来は世界が羨む」と脳天気に歌ったモーニング娘。のポジティブパワーよもう一度。今の不景気による閉塞感を吹き飛ばす気分になる歌。それを歌ってテレビに出演してほしい。せっかくテレビに少しずつ出るようになったのですから。
 

コメント (11)
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