土曜日にモーニング娘。in USAのドキュメンタリーがテレビ東京でオンエアされました。今回はその感想を。と、行きたいところなんですが、録画し忘れました(涙)。
見てない方、自分の住む地域じゃ放送されていないよという方、一緒に動画を見ましょう。
http://www.youtube.com/watch?v=LuYBukq6Ez0&fmt=18
(この動画からスタートして、続きは関連動画を追っていってみてください)
ナレーターがオカマ作家先生(@携帯小説家)こと、あいざわ元気さんじゃないですか!
今回のロサンゼルスでのステージは、アメリカの観客に非常に好感を持って受け入れられたようで、アメリカにもモーニング娘。ファン、ハロプロファンがいる事を心強く思います。
YouTubeを見てみると、外国の方がハロプロなどのアイドル曲やアニメソングをフリコピしている動画がいくつかあります。ハロプロメンバーより大柄(すいません)な方達が魅せるダイナミックなダンスは、オリジナルとは一味も二味も違うもので、本家ハロプロとは違った魅力があります。
外国のハロプロファンについて書いた記事(動画リンクあり)
「外国で受けるハロプロソング」
http://blog.goo.ne.jp/seasonz/e/c45a7a9c2bcc8fd77a11811f38627b28
ハロプロ曲で踊る外国の女の子達の動画を見ていると、その年齢層の幅広さに気づきます。日本の場合は十代の子が踊っているケースが多いのですが、外国のハロプロファンにはセクシーオトナジャンな方が結構多い。
これは日本に置けるハロプロの立場がよく表れている現象と言えます。何故ならば、日本ではハロプロは二十代三十代の女性に敬遠される存在であり、女性ハロプロファンの一番多い世代は十代のファンです。
この現状は、世間に与えているハロプロのイメージが洗練されていないからでしょうか? そもそも、アイドルというジャンル自体、大人になったらサヨウナラなジャンルとも言えるのは確かですから、正常な結果なのかも。いや待て、ジャニーズには二十代も三十代も、その上のファンも大勢いる。つまりハロプロは日本では市民権を得ていないという事でよろしいですか? まさに、~オンナ、哀しいオトナ~
外国では日本のアニメやゲームが、日本人が思っている以上に人気あります。そして、アイドルも。
日本のアイドルミュージックのようなジャンルは、世界的に見ても似たようなジャンルは少ないようです。アメリカ進出を狙って売り込む日本のアーティストが今まで何人もいましたが、大半はセールス的な成功を収める事が出来ませんでした。それは、J-POPがアメリカやイギリスなどの既存の音楽ジャンルと被るからというのが大きいように思います。それならば、アイドルは新鮮でウケるかもしれない。
「歌が通用しないだろう」
そういう意見が一般的には大半かもしれません。しかし、比較対象がほとんどないジャンルだけに、歌がどうこうより、サウンドの面白さ、ビジュアルなどの要素に注目が行くのではないかと思う訳です。
そして、マイノリティとはいえ、既に日本のアイドルソングをこよなく愛する人達が外国にいる事が心強い。
よし、こうなったらハロプロは外国での展開に力を入れるべきと言いたい訳ではなく、現状はまず足元をしっかり固めろと言いたいのですが、アメリカに関しては、もうちょっとだけ力を入れて反応を見てみたいと思ったのも本音。さて、今後どういう展開があるでしょうか。
<今回の一曲>
Pet Shop Boys - Go West (2003 Digital Remaster)
http://www.youtube.com/watch?v=UNFwQmZvnuw&fmt=18