フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

モーニング娘。 2009秋ツアー~ナインスマイル~スタートする

2009-09-21 22:40:24 | ライブ!2009
 昨日は、モーニング娘。2009秋ツアーの二日目に行ってきました。その感想を二回に分けて書こうと思います。今回はネタバレ少なめな「コンサートと現在のモーニング娘。の状況」に関するレポートです。

 新京成線八柱駅に着き、会場の松戸森のホール21に向かって歩いていると、ちょうど昼の部を見終えた人達が歩いてきました。赤Tを着た人もいます。いつもより多く感じるのは気のせい?
 初日のラストに突然発表された久住小春卒業。みんながどういうテンションで今日会場に向かい、どう盛り上がってきたのか、とても気になるところでしたが、皆さん満足げな表情。うつむいて暗く歩いている人はいません。
 それを見た私は二点確信しました。「コンサート自体は面白い内容」、「小春も楽しくステージで弾けている」のだと。きら☆レボファイナルコンサートをお涙頂戴公演にはしなかった小春です。きっと最終日も含めて、笑顔でツアーを乗り切るに違いありません。
 そんなモーニング娘。の今回のツアータイトルは~ナインスマイル~

 会場までの道、会場前、会場内、あちこちに学生風のファンが増えた印象。特に女の子が以前より増えている。℃-uteに比べれば数は少ないが、モーニング娘。も新しいファン層の広がりが見えてきたのかもしれない。良い事です。

 最近のモーニング娘。コンサートは、以前のような声やジャンプによる応援スタイルではなく、フリコピする人が増えたという噂をあちこちで聞いていました。
 フリコピしている人は以前からいたので別に気になりませんが、フリコピ率が高くなっているのなら嫌だなという思いがありました。正直、フリコピだらけの会場の雰囲気は苦手です。アイドルコンサートは、やはりメンバーに声援を送ったりしながら、明るく楽しみたいというのが個人的なコンサート観戦スタイル。人によって好みのスタイルは違うのは当然ですが、明るく楽しく激しくな会場だったモーニング娘。コンサートの雰囲気は変わらないでほしい。そう願っていました。
 しかし、いざコンサートが始まると、思っていたよりはフリコピは多くない感じ。よく見ると、前の方の席はフリコピ率高めでしたが、私のいた二階はそれほど多くなく、全体的に見てもコールなどで声は出ていた印象でした。とりあえず一安心。

 メンバーは力み過ぎず、普段通りなステージングでした。特に、時の人である久住小春ちゃんは、いつも通りのヒマワリスマイル全開なノビノビステージ。
 コンサート序盤に行われた卒業挨拶でも堂々とした挨拶を見せ、卒業についての説明で豪快に噛んだ愛ちゃんとは対照的でした(苦笑)。

 メンバー全員が、小春卒業のニュースの影響で湿っぽい雰囲気なステージにはしたくない!と思っている事は伝わってきました。特にガキさんは終始高いテンションで引っ張り、ツアータイトル通りスマイル全開。歌にも気合いが感じられ、サブリーダーとしてコンサートを明るく盛り上げたいという気持ちは、観ているこちらに強く伝わってきました。
 小春がいなくなるモーニング娘。に対して、今後の不安を感じたりしてほしくない。そんな決意が強く現れたステージングでした。

 コンサートそのものは、ここ三年間のツアーの集大成と言える内容。おそらく意識的に入れたと思われる各コンサートツアーのオープニング曲やタイトル曲。
 レインボー7ツアーのオープニング曲「.HOW DO YOU LIKE JAPAN?」で、℃-uteが前座を務め、夏に卒業を控えるコンコンとマコへの声援がこだましたさいたまスーパーアリーナを思い出す。
 「踊れ!モーニングカレー」の盛り上がった武道館も脳裏に浮かぶ。
 「元気+」を聴くと、白サイリウムに包まれ卒業していったよっすぃ~を思い出す。
 「ボンキュ!ボンキュ!BOMB GIRL 」は美勇伝が一緒にコンサートをやった事を懐かしんでみる。

 ホール公演が主戦場となった三年間の思い出を詰め込み、その思い出をプレイバックさせるために季節感を無視してでも春の曲を歌ったりもする。今回のセットリストは一見、懐古主義な選曲。
 しかし、それは未来に向かうために、過去を振り返るベスト盤なコンサートなのだと、アンコールラストに歌われた「LOVEマシーン」で気づきました。新しめの曲中心で構成された今回のセットリストで、この曲だけは昔の曲。これは、ひとつの時代の終わりを意味する。そういう風に受け止めました。

 どうやら、モーニング娘。は久住小春ちゃん卒業とともに、新しい時代に突入するのではないか?
 9人娘。に慣れ、ずっと前からこの9人だったような気分にさえなっている人が少なくない筈の、モーニング娘。の現在。
 もっとこの9人のまとまったパフォーマンスを見ていたい。そんな声も多い中、一つの流れに区切りをつけるようなコンサート内容に、ほんの少しの未来を見たような気分です。

 ~次回、コンサートの内容編。ネタバレ多数。要注意~
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久住小春卒業から始まる新しい道

2009-09-20 11:02:32 | ハロプロ(娘。)
 昨日の小春卒業のニュースはビックリで、あまりに突然で、もう少し考えをまとめてから記事にしたいと思っています。発表が急だったからと、こちらも焦って見解を書く必要はないかなとも思いました。

 そんな訳で、今回はモーニング娘。のメンバー入れ替え制度に目を向けてみる事にしました。

 ご存知のとおり、モーニング娘。は昔からメンバーチェンジを繰り返して今に至ります。初代メンバー中澤裕子、石黒彩、飯田圭織、安倍なつみ、福田明日香に始まり、八期メンバーの光井愛佳、ジュンジュン、リンリンまで、今までモーニング娘。に在籍したメンバーは25人。彼女たちは「選ばれし者」であり、どんな一流大学学部よりも狭き門をくぐり抜けて来たアイドルの勝ち組と言える存在。
 そういうプライドがありますから、入ってすぐ辞めた子がいないというのも特筆に値します。ハロプロのシステムがしっかりしている事の証明にもなりますが、選ばれた子は相当な覚悟を持って入って来るし、相当な覚悟を持っていない子は合格させないのでしょう。
 これは、不合格だったメンバーに相当な覚悟がなかったという意味ではありません。

 モーニング娘。に入って来た時に胸に秘めた志は一人一人違う事と思います。モーニング娘。で有名になって将来はソロでもいいし、モーニング娘。のメンバーとして活躍したいでもいい。
 私は、せっかく入れ替え制度を実施しているのなら、前者のタイプを多めに採るべきだと思っています。勿論、モーニング娘。を愛し、モーニング娘。として自らのアイドル生命を全うしたいという子もいて欲しいし、そういう子も中には必要。言い方は悪いかもしれませんが、そういう考えを持っている子なら、縁の下の力持ちにもなれる。グループというのはスポーツでもそうですが、自らの個よりも集団のまとまりを大事にする人が居ないといけないから、そのような子も必要なのです。今、読んでいて「ああ、あの子の事だな」と皆さんが思い浮かべている子。私はその子を一推しにしていませんが、一番辞めて欲しくないメンバーでもあります。グループを愛する子の存在感はとても大きい。

 やがてはソロになりたいと目標設定しているようなメンバーは、大抵は歴代でエースとなってきました。彼女たちは決してモーニング娘。を軽く考えていた訳ではなく、個を高める事によって、そのパワーとスキルがグループを輝かせる事に気付いているメンバーです。
 個を輝かせるメンバー、グループを支えるメンバー、モーニング娘。のメンバー構成は代々よく出来ています。だからこそ、その看板が長く続いているのでしょう。

 さて、久住小春ちゃんはどちらのタイプだったのだろう?

 モーニング娘。の歴史を振り返って見ても、一人で新加入してきたメンバーは、圧倒的な存在感を持って加入してきた後藤真希さんと、つんくPにミラクルと評され加入してきた久住小春ちゃんだけです。
 つまり、小春はそれだけの素材。エース級です。

 ところが、そんな小春がモーニング娘。でエースとなる日はとうとう来なかった。思い出してみてください。小春が活躍したシーン。その多くはモーニング娘。の久住小春ではなく、月島きらりの久住小春です。
 きら☆レボを、月島きらりをやってきた小春の三年間は、彼女の自我にどんな影響を与えたのでしょうか?

 私は、昨年11月のきらりん☆レボリューションコンサートを観に行って、久しぶりに見た「子供の多い現場」に懐かしさと未来を感じました。一日に三回公演した内の二回がファミリー限定公演なんて、きら☆レボだから出来た事で、今のハロプロには誰も出来ません。
 だからこそ、そんなパワーを持っている小春には、もうグループという枠組みは窮屈なのではないか? あの日、コンサートを観て以来、そう感じながらモーニング娘。の久住小春を見てきました。
 そう思いながらも、良い意味で異端な、まるでグループの中にソロアイドルがいるような存在感の小春を巧く生かす事で、新しいモーニング娘。も作れそうな予感もしていました。

 どちらを選択するのかは我々ではなく、プロデューサーなり事務所であり、そして本人です。久住小春は「ソロ」こそが自分の居場所であると関係者も本人も決定させたのなら、それが現在の正解なのでしょう。

 ここからは、入れ替え制度があるモーニング娘。のメリット全開です。これを機にグループの色を大きく変える事に着手するタイミングかもしれません。
 今いるメンバーは大きすぎる壁ではない。八期の前列抜擢、新メンバー加入など、転換期に来ているのかもしれません。一つ思いきった施策を見てみたい気もします。それこそが、メンバーチェンジを正攻法にしてきたモーニング娘。の真骨頂ではないかと思います。
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秋の小春日和

2009-09-19 23:01:36 | ハロプロ(娘。)

 春という季節は、寒かった冬が終わり、花が咲き始める事によって訪れを感じます。梅、桃、桜などなど。
 春の晴れた日は、寒かった冬の気温に慣れた身にはとても暖かく感じられます。気温自体はまだまだ低い筈ですが、柔らかい日差しが心地よい。「小春日和」とはよく名付けたものだと、命名者に拍手を送りたい気持ちです。

 どんな時でもエールを送れる。そんな人間でありたい。「春はお別れの季節です~」と詞に書いたのは、涙サプライズな人だけど、ハロプロは秋がお別れの季節です。

 こんにちは。全国のモーニング娘。ファンの皆さん、お元気でしょうか?
 そして、全国の久住小春ちゃんを応援する皆さん、今どんな気持ちで今を過ごしていらっしゃいますか?
 戸惑い 驚き 悲しみ 怒り そして、祝福?

http://www.helloproject.com/news/0909199997_kusumi.html

 色々書くには、まだ色々足りなさ過ぎる。そう思う私は、今夜はこれだけ言わせていただきます。

 「大切なメンバーが去っていくというのに、何故またコンサート会場で発表するのか。もうFCでチケット申し込みは終わっている。最終日公演を観たくても、まだ買っていないファンはどうすればいいのか?そんなに転売屋を儲けさせたいのか?」
 あまりに急すぎる発表方法に、怒りと戸惑いを感じつつ、久々の娘。コン参戦で浮き足立っていた気分に水を差された気持ちで、明日小春の姿を観てこようと思います。

 そんな訳で、今回の小春卒業に関しての見解は、状況が少し落ち着いてから書こうと思います。
 とりあえず、サイドバーのプロフィール欄の推しメンバーの小春の名前は消します。もうさすがに、ここまで来ると偶然の一致にしても複雑な心境なので、この欄にメンバー名は書かない事にします。

 <今回の一曲>
春の歌~「。。。好きだよ!」~

 

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アウェイに強くなってほしい

2009-09-18 23:39:45 | ハロプロ2009
 昨日、「東京フレンドパーク」にモーニング娘。、中澤裕子、矢口真里、吉澤ひとみ、辻希美が出演しました。
その感想を書こうと思ったんですが、なかなか文章が浮かばない。いわゆる「筆が進まない」という訳です。
 つまらなかった訳ではなく、楽しませてもらったのは確かですが、浮かんでくるフレーズは単発な感想ばかり。それこそ、「よっすぃ~玉入れ上手いなあ」とか、「ガキさんのテンションの高さは愉快だな」みたいな、お茶の間的な感想しか出てきません(苦笑)。

 でも、ひとつ言える事は「なんだかんだでOGはテレビカメラの撮られ方が巧い」。ただ、ゲームに参加するだけでなく、そのゲームへ至るまでの動きや言動の持って行き方が巧い。
 正直、現メンはただゲームをこなすだけに見えがちだったのは残念ではありましたが、これはバラエティスキルの違いと言うべきもので、これだけを見て現メンはダメとは言い切れないのは勿論です。そもそも、今のハロプロメンバーでアウェイのバラエティ番組に出演して面白さを出せるメンバーは居るのだろうか?

 やはり、ハロプロはもっとテレビに出るべきです。ハロモニやベリキュー!みたいなレギュラー番組復活も希望しますが、それだけではダメです。アウェイのテレビ番組にもどんどん出演させるべきです。どんどん売り込みを!

 コンサートやイベントも同じ。例えば、明日℃-uteの舞美なっきぃ愛理が埼玉県の大宮でCD即売会イベントを行います。CDを一枚買えば握手が出来るイベントです。こういう形式のイベント自体は賛成。

 イベント詳細
http://www.helloproject.com/event/0909171400_event_cute02.html

 出来れば、℃-uteは2006~2007年にやっていたようなショッピングセンターでのイベントをまた行なってほしいです。CD一枚で握手と、イベント参加資格が懐に優しく、ステージを観るだけなら無料。それこそ、ファンではない人も大勢目にするイベント形式な訳です。
 普段、客席のヲタが自然に盛り上がっているので忘れがちになりますが、本来は客席の盛り上がりを作っていく事は難しい。
 通りすがりの買い物客も、思わず足を止めて観てしまうようなパフォーマンスをしなくてはいけない。これこそ、アウェイのステージです。
 そういう場所で気を惹いてもらうようなステージングを魅せる。それが出来るようになると、確実に成長に繋がると思います。実際、今の℃-uteがあるのも、そういうストアイベントを経験してきた事が大きいと思っています。
 また、そのような不特定多数の人に見て貰う事によって、ファンの声援の有り難みにも気が付くと思います。「いつでもあると思うな ファンの声援」ですからね。

 そんな訳で、ハロプロメンバー全員に、もっとアウェイを経験させるべきという提案でした。
 実は、こういうアウェイ経験はエッグメンバーの方があったりします。ショッピングセンター(亀戸サンストリート)や赤坂サカスでのステージ。劇団主催の舞台に出演。などと、いい経験を積んでいるメンバーも少なくない。という事は、エッグメンバーの潜在能力は期待度大かもですね。

 モーニング娘。の秋ツアーグッズが発表されました。マフラータオルが顔写真付きとは豪華仕様です。
http://www.helloproject.com/goods/tour/09_musumeau/index.html
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気まぐれプリンセスを聴いてみた

2009-09-17 21:35:31 | ハロプロ(娘。)

 モーニング娘。の新曲「気まぐれプリンセス」が発表されました。

Morning Musume Kimagure Princess

 どうでしょうか? 早速ファーストインプレッションを書いてみたいと思います。

 ・イントロが
 聴き始めて思った事。「イントロがバラライカ!」でした(笑)。似ているというか、そういう系統というか、決して「パクリ」とは言いませんが(笑)、娘。でこういう路線に来たかという感想。ただ、きらりっぽいとかいうより、Berryz工房的な世界と言えそうな音です。桃子が混ざって歌っていても違和感ナシ!

 ・ボーカルが
 愛ちゃんが出だしらしいのですが、言われてみて「ああ、この声は。確かに語尾の声の抜き方が」と気づかされるようなほど、声を加工しています。歌い方がいつもと違うという風にも言えます。これは愛ちゃんだけに留まらず、他のメンバーも同じ。
 前作では、れいなのパートが彼女の声をよく活かした作りと書きましたが、今回のれいなパートは「あれ、今のれいな?」って感じでイメージからかけ離れた作り。
 自分はヲタの方が作ったパート割表をネットで見つけて、それを見ながら聴いていたので、れいなパートだとわかったというレベル。さて、どこがれいなパートでしょう?

 「答え 一番と二番のサビ前、サビの各二回目の~セクシープリンセスの部分」

 ・亀ちゃんが
 そんな中、パート割表を見なくても歌声ですぐわかるメンバーがいた。「亀井絵里」さん。
 しかも、ソロパートが多い。タイトルから予想されていた通り、亀ちゃん活躍。声が加工されようが自分の声のオイシイ部分を活かす。実は自分のスタイルをちゃんと持っているんだなと感心。大サビの「良いじゃない~」の後の「Wow Wow~」のフェイクも今までにない「ノリノリ亀井絵里」という感じでマル。
 ただ気になるのは、亀ソロパートのオイシイ箇所は二番に集中している事。ガキさんのサビでのソロの位置付けもそうです。今回も主役はリーダーですね。

 ・歌詞が
 歌詞が相変わらずのいあゆる「つんく節」という感じで、良い解釈をすれば娘。らしくて良いんじゃないという事になりますが、「チョイエロ笑顔」「チョイエロ涙」というセンスはチョイいただけない(苦笑)。他の狙ったかのようなスケベ歌詞といい、この曲は「誰に向かって発信しているのか?」という曲ですね。まあ、男性モーニング娘。ファンに向けてという事でしょうか。
 正直この歌詞では、メンバーと同年代の人が新たにファンになってくれる可能性を放棄していると思ってしまいました。既存のオトナ男性ファン向けだよという事でしょうか。チョイ残念。

 そんな「気まぐれプリンセス」ですが、メロディラインは悪くないと思いました。特にサビのメロディは好きです。ただ、路線を変えてくるなら、もっと思い切って変えて欲しかったというのが正直な思いです。歌詞もよく読めば、最近のシングル曲同様に暗い(苦笑)。
 明るい曲はBerryz工房で行くという事務所の方針もあるのかもしれないですが(ベリの新曲はサンバらしい)、お祭りソングの総本山(笑)としてのモーニング娘。もシングルでたまには見たいのがファンの気持ちではないかと思います。

 個人的には「みかん」が結構好きなので、ああいうポジティブソングもお願いしたいです。

 10年前、バブルが弾けて景気の落ち込んでいた頃に、「日本の未来は世界が羨む」と脳天気に歌ったモーニング娘。のポジティブパワーよもう一度。今の不景気による閉塞感を吹き飛ばす気分になる歌。それを歌ってテレビに出演してほしい。せっかくテレビに少しずつ出るようになったのですから。
 

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You Tubeとハロプロの関係性

2009-09-16 21:53:42 | ハロプロ(℃)
 今日は℃-ute新曲「EVERYDAY絶好調!!」の発売日です。自分の元には、昨日Amazonから届きました。早速、おまけDVDから再生(笑)。
 今回のおまけDVDは、PVの「絶好調バージョン」だそうで、PVの映像をベースに、随所に℃-uteがたこ焼きを作っている映像が流れるという楽しい構成。
 
 欲を言えば、全編たこ焼きシーンな「たこ焼きバージョン」でも良かったのですが、これはシングルVに期待でしょうか。楽しそうにメンバーがたこ焼きを作っている姿をもっとじっくり見たい。
 PVをじっくり見たければシングルV買うだろうし、おまけDVDは思いっきり本編からズレた内容でもアリだと思うのですが。
 でも、シングルVまで買う余裕がないファン層の事を考えると、あまりPV本編からかけ離れた内容にも出来ないという事なのでしょう。
 
 PV本編の内容からはズレますが、たこ焼き映像もオススメなので、興味を持った方はDVD付き初回限定盤を買ってみてください。
 ちなみに、今回のイベントはライブハウスではなくホール開催(ハーモニーホール座間、大阪御堂会館)、いつもよりキャパシティが大きい事も書いておきます。

 このようなシングルVやシングルCDに付いてるおまけDVD、実は存在の重要性は高いのです。動画の出来如何でファンが増える可能性もあります。

 ネット上で、℃-uteファンの学生の方の書いている「ファンになったきっかけ」を読んでいると、「良いなあ」と気になり始めた段階で、どんな歌を歌っているのだろう?と動画チェックをしているケースが多いです。
 勿論、興味を持った段階でいきなりDVDを買い集める事はなかなかない話で、多くの方はYouTubeを利用して動画を見るようです。
 YouTubeの検索で「ハロプロメンバーのアーティスト名 曲名」で検索すると、ライブで歌っていないようなマニアックな曲でなければ、PV或いはライブ映像が表示されます。
 それらの動画の多くはDVDからの映像。つまり事務所からクレームがくる可能性がある動画な訳です。

 ところが、UFAは他の事務所に比べると、所属タレントの動画や画像の二次使用について寛容な会社で、You Tubeに動画をアップする事や、この記事のように(苦笑)ブログに画像を載せる事は基本的に黙認しているようです。
 これは有り難いと言っては語弊がありそうですが、自分も多少の後ろめたさを感じながらも、「ファン拡大のための宣伝」という気持ちで、ハロプロの画像や動画を使用させていただきます。

 個人的な考えとしては、肖像権や著作権の事は理解しつつも、現実的にはファン拡大のためにある程度の黙認はあって然るべきと思っています。CDならともかく、DVDは値段的になかなか買えない学生ファンや子供のファンにとって、You Tubeにアップされる動画の存在は「嬉しいダイジェスト」であり、「良き広告媒体」であると思っています。
 DVDをまるまるコピーしてアップするのはどうかと思いますが、曲単位で紹介ビデオ的にアップする分には(違法とかは置いておき)アリかなと思っています。

 まあ、本来は公式にそういうサイトを作ればいい訳で、今のところはドアップがその役割を果たしているのですが、あのサイトはハロプロオンリーではないため、検索がスマートではありません。ハロプロ専用動画サイトで、アーティスト別インデックスから見たい曲を簡単に探せるような作りのサイトを作ってほしいところです。
 そこに、新作ダイジェストコーナーを作って新作DVDを紹介し、通販サイトと連携して、ダイジェストを見て欲しくなった人がワンクリックで購入画面に飛べるようにする。通販サイトからは広告料も取れるし、いいアイデアだと自画自賛です(笑)。

 そのような充実した公式動画サイトが出来るまで、You Tubeは少し大目にみてほしいと思っています。
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シングルを売るためのやり方が変わってきた事

2009-09-15 23:46:57 | ハロプロ2009
 明日、モーニング娘。の新曲「気まぐれプリンセス」が公開されるようです。タイトルからすると、明るくポップな曲なのでは?と期待してしまいます。シリアスな曲も良いけど、そればっかりではなく多彩な曲調で展開してこそのグループアイドルであり、モーニング娘。ですから、路線変更なのだとしたら大歓迎です。
 そうなると、誰がセンターになるのかも楽しみな訳ですが、タイトルからすると、さゆ?亀?小春?などと、こちらも変更を期待。愛れな2TOPとは違った魅力を見てみたいところです。

 こんな風に、タイトルから中身への楽しみ度は高まっていくのですが、一つ気がかりなのが販売形態。
 前作は通常盤含めて四種類の仕様がありましたが、今回も「初回限定DVD付き」となる仕様がA~Cの三種類あるため、合計四種類の仕様が販売されます。熱狂的なヲタはDVD見たさにDVD付き初回限定盤は三種類全て買う人も多くなると思われます。DVDを視たい、発売された仕様は全て欲しい、ヲタ心理を巧く突いた販売戦略だと思います。それだけ会社もモーニング娘。のCDを売りたいという事なのでしょう。

 本音を言えば、そんな無茶はしなくていいのにと思いますが、こういう売り方をしているアーティストはハロプロに限らず、あちこちで見られます。つまり、ある程度売れている歌手には常識となりつつある販売戦略なのです。批判はとりあえず致しません(苦笑)。
 娘。が前作でCD四種類販売と握手会を増やした(計23回という話を聞きました)結果、売上がそれまでより伸びた。その結果を踏まえてのものだから、販売戦略そのものは見直す必要はないとも言えます。
 そうなると、他でも実施しちゃえという流れになっても不思議ではなく、予想はしていましたがBerryz工房の新曲「流星ボーイ」もモーニング娘。と同じ四種類で売られるようです。
 ベリよおまえもか…という嘆きが聞こえてきそうですが、Berryz工房の場合も前作で、DVD付き初回限定盤を二種類作った実績があり、売上的にもその前のシングルより伸びた。発売週に、タイアップ先のイナズマイレブン関連のイベントを行ない、CD即売会を兼ねた握手会も実施した。規模の違いはあれど、モーニング娘。と似た戦略で結果を残した訳です。

 そこで他のハロプロ勢はどうなのよ?という訳になるのですが、先月新曲を発売したBuono!は従来通りの二種類。イベントも平日に行ない、そのためイベント公演数も減りました。結果は、やはりというべきか、初動約15,000枚と前作より売上ダウン。イベントの回数やCDの仕様の数で売上が左右されるのは残念ですが、アイドルCDは応援していく上でのアイテムとも言えるだけに、それは仕方のない事でもあります。
 問題は、事務所がそのように売り方に差をつけている事。それ自体は、人気商売であるアイドル界ですから売り方に個人差があるのは当然なのですが、Buono!は売上的にはBerryz工房より売れていた時期もあり、売り方を控えめにする理由は無いとも言えます。むしろ、せっかくの人気ユニット、CMにも出ているのだから、販売戦略は攻めの姿勢でも良いくらいです。

 そして、本日が新曲フラゲ日。つまり、明日が新曲発売日の℃-uteも、Buono!同様に仕様は二種類です。これは何を意味するのか? 事務所が意図的に売り方を変えているのか?

 これは℃-uteも何種類もCD出してほしいと不満を言いたい訳ではなく(苦笑)、事務所の戦略はなかなかしたたかですねという事です。℃-uteは二種類でいいです(笑)。

 ハロプロで一番熱狂的ファン、いわゆるコアヲタが多いと思われるのがモーニング娘。です。そして、応援歴4、5年の人が多く、やはりコアヲタの割合が高いBerryz工房。
 熱狂度が高いという事は、CDが何種類もあっても内容が良ければ全部買う事は苦にならないという人が多い可能性が高い。実際、モーニング娘。は種類を増やしたら売上が伸びた。Berryz工房も同様。
 それに対し℃-uteはコアヲタ率は高くないと思われ、また学生ファンも多い。CDを何種類も出すのは勘弁というファン層です。そういうファンが多いところにCDを色んな種類で出せば、その流れに付いていけなくなり、気持ち的に冷めてくるおそれがあります。だから、℃-uteは今の売り方で良いと思います。

 イベントの打ち方も、モーニング娘。メンバーが行なった、いくつかのグループに分かれてイベントを開催するやり方は、熱狂的ファンが多いモーニング娘。ならでは。メンバー個人にそれぞれの熱狂的ファンがいるグループだからこそ成立するやり方と言えます。
 当然、娘。とはファン構成に違いのある℃-uteは同じやり方をしても駄目で、去年よみうりランドイーストで開催したイベントのような、CDを買った人は全員参加資格があるイベントや、去年夏に東名阪で行なったCD即売会のような、その場でCDを買った人が握手出来るような参加資格の敷居が低いイベントを実施していくのが良いと思っています。

 勿論、ハロプロ全体で見た場合でも、参加しやすいイベントの増加は急務ですが、原状と実態を見ながら、CD販売戦略やイベントのやり方を変えていくのは、決して悪い事ではありません。
 それだけハロプロの各グループが違う色を見せ始め、ファン層も三者三様になってきたと言えるのでしょう。シングルの売上枚数を単純比較する事に、あまり意味がなくなってきた。そんなハロプロの今です。
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スマイル エイジ

2009-09-14 22:45:29 | ハロプロ2009

 週末に衝撃の事実を知りました。ハロプロ公式サイトを見ていて発見があったのです。
 一体何があったんだ?と、ドキドキなあなた! まあ、落ち着いてこれでも観てください。

S/mileage Indies 2nd Single『あすはデートなのに今すぐ声が聞ぎたい」PV Preview


 あと、これも。

Berryz工房 - 「Anata Nashi de wa Ikite Yukenai」


 わあ、昔のBerryz工房キャワ!とか思った方は、2004年くらいのハロヲタがBerryz工房に対して投げかけていた冷たい視線を思い出してください。今回はそういうお話です。
 その頃のハロプロは詳しく知らない。あるいは、
その頃は物心ついてない!
という21世紀少年少女な方は、気にせず読み進めていってください。

 週末に知った事実その1なんですが、インディーズシングル第2弾が発売されるS/mileageってハロプロじゃないんですよ。知ってました?

 正確には、ハロプロの公式サイトにあるアーティストプロフィールに、S/mileageは載っていないのです。
http://www.helloproject.com/member/index.html
 まだ、インディーズだからではないか? そう思ったんですが、そういうわかりやすい話ではないようで、ハロプロ関西という欄(が、ちゃんとある)には「SI☆NA」が載ってるし、ハロプロ台湾には「アイスクリー娘。」「フランシス&愛子」も載ってる。ちなみに、アイスクリー娘。以外はCDデビューしていません。そういう意味では、立場的にというか、実績的にはS/mileageの方こそ載って然るべき。
 しかも、メジャーレーベルからCDを出している「しゅごキャラエッグ!」は、ちゃんと載っている。という事は、今度新たにしゅごキャラエッグ!が小中学生メンバーによる編成にチェンジしますが、エッグの人気者達によるユニットS/mileageは、立場的にこの新生しゅごキャラエッグ!より下になるんですか?

 S/mileageがハロプロ公式サイトに紹介されていないのは、まあCDを出しているレーベルがつんくPの会社なので、その辺の事情もあるのでしょう。実際、つんくPの会社のサイトにはS/mileageのCDが紹介されています(販売元だから当たり前ですが)。
http://www.tnx.cc/release.php?id=35

 衝撃その2は、前述したようにハロプロ公式サイトにハロプロ関西やハロプロ台湾の欄が出来ていて、そこにSI☆NAやフランシス&愛子が載っていたこと。
 SI☆NAは関西のテレビにも出てるみたいだし、まあ掲載は当然とも言えますが、フランシス&愛子も載ってるのかよ!と私は驚いた訳です。彼女たちも立派なハロプロ正式ユニットなんですね(しみじみ)。
 そして、見なければいいのにプロフィールを見て、生年月日に愕然とする。
21世紀生まれ

 先日紹介したモーニング娘。の「21世紀」は、20世紀に生まれ育った娘。達が20世紀の終わりに、21世紀への夢を歌う歌。
 未来は明るく描きたい。でも、未来が明るいかなんてわからない。少なくとも、21世紀を歌った時のモーニング娘。達が胸に描いていた未来は、世界はうらやんでしまうものではないような気がします。

  フランシス&愛子 Wikipedia記事

 フランシス&愛子。彼女達は、パソコンハイテク最先端の国、台湾に生まれ育った。そんな彼女達は、Windows XPなんて知らないかもしれないんですよ(苦笑)。OSと言えばVistaな訳ですね。(Mac OSで言えば、顔のマークの時代のMac OSは知らない事になるのか)
 音楽を聴くときはiPod。「MDって何ですか?」だろうし、カセットテープは見た事ないかもしれない。インターネットも携帯電話も生まれた時からある世代。

 Berryz工房は「幼すぎる」と、デビュー当時に多くの人達から避けられてしまう存在でした。当時はハロプロもまだ少し余裕があったからか、ベリを結構お金かけて宣伝していましたが、公の場に「モーニング娘。の妹分デビュー!その名もBerryz工房」と宣伝すればするほど、幼さからくるネガティブなイメージを見るものに与え続けていったものです。

 同じ事は繰り返さないと事務所が決めたのかどうか知りませんが、フランシス&愛子はハロヲタですら「ああ、横アリのハロコンに出ていて、きらりの後ろで踊っていた幼女?」という程度の認識な隠れキャラ。存在を知らないヲタも多い。無名の21世紀少女の未来はまだまだ未定。

 プロフィールを更に見ると、尊敬する人に二人とも「久住小春、ジュンジュン、リンリン」を揃ってあげている。なんか事務所の指示めいたものを感じずにはいられない。アナログ育ちは余計な詮索はしてはいけないのかもしれませんが、いつの時代も裏読みというものは尽きないのです。

 そんな20世紀世代の推測や妄想を超えて、21世紀少女は無邪気な笑顔で成長していく事でしょう。

 という記事を書き終えたら、こんなニュースが入ってきました。偶然です(笑)。
http://www.helloproject.com/news/0909142200_fraaiko.html

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℃-ute 「キューティーJUMP!」 9/12市川夜公演~愛理ちゃん 歌で魅せてキャラで笑わせて~

2009-09-13 22:58:23 | ライブ!2009

 910の日から中一日。跳び過ぎて痛めた右膝をさすりながらやってきたのは、千葉県市川市。℃-uteコンサートが行われる市川市民文化会館への道を歩いていると、前に制服姿の女の子が歩いていました。ちょっとギャル系な雰囲気の後ろ姿に、「近所の学校帰りの子」だと信じて疑わなかった自分と同じ道を歩きながら、その子はホールへ入っていき、同じようにグッズ売場の列に並ぶのでした。「あなたも℃-uteヲタでしたか!」と、心の中で驚く自分でした。
 しかし、驚くのはまだ早い。夜の回の開場時間が近づき再び会場前に着くと、制服姿の女の子が多い!制服着てないけど中高生な女の子も多い!そして、オシャレな男子高校生風な子も結構来ている!

 ℃-uteの人気、まだキープ出来ているんだ。

 私はホッとした気持ちです。正直言って、こんな事を自分みたいなハロヲタが言うのは弱気過ぎですが、去年たくさん増えた学生℃-uteファンの何割かは、もうファン辞めているんではないか?実は、そう思っていました。
 AKBは学生ファンが多いという噂を聞くにつけ、やはりテレビに出ている方がとっつきやすいよなあと弱気になっていたのです。つまり、乗り換えられたのでは?と。
 でも、まだこんなに℃-uteには学生ファンが残っているではないですか。移り気なのは、むしろバリバリのアイドルヲタの方なのかも(苦笑)。嬉しい気分で入場しました。

 東京公演と同じように、開演前に流れる「ジャンプな曲」。スガシカオさんも流れたようですが気がつきませんでした。そして、開演5分前に大きな音量で流れてきた「グルグルJUMP」。多くの観客はもう立ち上がって開演待ち状態なので、曲を知っている人はステージにモーニング娘。がいるかのようにノリノリです。

 準備運動(苦笑)が済んでいよいよコンサートスタート。東京公演を観ているとはいえ、一ヶ月ぶりに観る自分はセットリストの流れがうろ覚えなので、新鮮な気分でオープニングを迎えました。
 青いフリフリスカートが可愛い℃メンによる「暑中お見舞い申し上げます」が可愛い。オープニング挨拶でも、そんな可愛いメンバーに黄色い声援も飛ぶ。彼女達にとって℃-uteは、まさに「憧れMy STAR」なのでしょうね。メンバーが客席に振る「女性の皆さ~ん?」という問いかけにも結構な数のリアクション。勿論、「男性の皆さ~ん?」に対する「ウォー!」という地鳴りのようなリアクションには及ばないものの、ハロプロでこういう問いかけで女性ファンの「歓声」が返ってくるのは℃-uteだけだと、ハロプロ現場DDな自分は断言します。

 さて、今日のフリートークコーナー。今回は梅さんなっきぃコンビでした。

 なっきぃ「ハワイでちっさーと同じ部屋だったんだけど、隣の舞ちゃんの部屋とベランダ越しに話せたので舞ちゃんとお喋りしていたら、ちっさーが先に寝ちゃったのね。それで自分も寝ようとお喋りを切り上げたら、ちっさーが起き出して冷蔵庫にあった駄菓子のアンズを取り出して食べていたの。朝、その事を話したら、ちっさー覚えていないって言うの(笑)。」

 梅さん「ハワイと言えばさあ、最後の日にみんなで舞美の部屋に集まって寝る事になったんだよね。でも、ベッドはひとつだから、5人が縦に並んで寝て愛理が足のところに横になって寝たんだよね。
 でも一人用のベッドだからきつくてね。暑くて床に寝たのよ(笑)。そうしたら朝6時に舞美が起きてきて、千聖の宿題やるから私のところで寝てていいよと言ってくれたので、そこで寝てたの。そうしたら、寝ている舞ちゃんの足がぶつかってくるので、また床で寝た(笑)。
 そのうち、なっきぃが起きてきて、お風呂入るから私の場所で寝ていいよと言ってくれたんだよね。それでまたベッドで寝たら、今度は千聖に腕で叩かれて(苦笑)、また床で寝た。そうしたら、愛理が上から落ちてきたの(笑)。で、痛い!と思ったんだけど、愛理はまだ寝てて、オイシイ顔で「ふふん」と笑ったの(笑)。」

 梅さんの話術に脱帽です。愛理のへんてこっぷりにも脱帽です。

 そんな変な愛理が梅なきトークに続いて歌う「残暑お見舞い申し上げます。」です。この前の記事に書いたように、私は愛理の表情に注目していました。
 この日の愛理は若干歌い方が荒く感じた(濁音の発音が特に)けれど、声が太くいい感じ。そして、東京の時より更に表情はシリアスへ。東京公演では、遠くを見つめながら想いを馳せる女の子という表情でしたが、今回は思いつめたような表情。歌い終わり、視線をさっと下に落とす愛理。
 軽くおでこを出している愛理の大人っぽい表情に、私は残暑と秋の気配を感じながら、表情で魅せるシンガー鈴木愛理に拍手を送るのでした。

 ソロと言えば矢島舞美ちゃんの「愛は勝つ」。東京公演二日目からキーを変えてきたのが功を奏したのか、自分の歌い方を掴みつつあるようで、この日は安心出来ました。最後の「必ず最後に愛は勝つ」で客席にマイクを向ける演出になっていましたが、こういう演出も良いと思います。ライトファンな方も、常連しかわからないお約束で作る一体感よりも、こういう風なメンバーが差し出す一体感の方が参加しやすいと思うのです。

 客席のファン層が幅広かった市川公演。そのせいか、東京公演に比べるとコールの声量も小さかったように思え、見方によっては盛り上がっていないようにも見えるかもしれない公演でしたが、実際はステージのメンバーも客席も明るく楽しみ、コアもライトも楽しいと思える出来だったと思います。
 コンサートの面白さは客の声援の大きさではない。そんな、実は当たり前な事を思い出させてくれた夜でした。
 最後のメンバー挨拶でのメンバーの表情も満足そうでした。そして、愛理が梅さんトークを聞いていたのか、「ふふん」を挨拶で再現してくれ、客席は再び笑いに包まれました。今日のMVPは鈴木愛理ちゃんに決定です。

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「9月10日は℃-uteの日」レポート③ ~DJマイマイのミステイクと舞美リーダーの言葉~

2009-09-13 14:21:20 | ライブ!2009

 ~前回の記事の続きです~

 寸劇に続いては、910の日恒例のDJマイマイ&MCチッサー&MCカッパーのコーナー。いきなり、MCチッサーの「前に詰めすぎなんだYO!もう少し後ろに下がってくれYO!」という盛り上がり過ぎた前方のお客さんへの気配りメッセージから始まりました(苦笑)。
 今回は進行になっきぃを迎えて、℃-uteの歴史を振り返ろうという企画です。
 まずは2008年。東北楽天ゴールデンイーグルスの応援歌を歌った年。DJマイマイのセットで流れてきたのは、
「好きすぎてバカみたい/DEF.DIVA」
 オリジナルのDEF.DIVAの時にするのと同じように、各ソロパートで「LOVEラブリー○○」とコールを入れる観客の順応性の高さに乾杯(苦笑)。
 DEF.DIVAも楽天の応援歌を歌っていたけど、それは楽天の歌じゃないしとツッコミ入って2007年の話題へ。この年は新人賞をいただきました。その受賞曲を、
 「抱いてHOLD ON ME!/モーニング娘。」
 それは、モーニング娘。さんの新人賞受賞曲じゃんとツッコミ。しかし、非常に良質なボーカルを聴かせてくれたキューティーガールズ(鈴岡萩)。長く聴きたかったけれど、出だしの部分のみで残念。この続きは、コンサートツアーで昔の娘。曲を聴きたいなとリクエストしておきます。それくらいハマっていました。四年前に一緒にツアーをしたなっちに見せてあげたい。「成長したねえ」と驚いてくれそうです。
 ここで、メンバー全員揃って、DJマイマイに曲を間違えるなと、お約束のダメ出しです。  (o・・)<「チェキラ!」

 続いては2006年。テーマソングを歌いました。と聴いて、
「伝説のスタフィー」か?と思った自分(苦笑)。

伝説のスタフィー 4

 まあ、きら☆レボの事を言ってるのだろうから「バラライカ」でも歌うのかなと思ったら、
「Thanks!/GAM」
やじうめでGAMキター!凄いハイテンションになったのは自分だけではないハズ。カッコいい。曲も似合いすぎる。歌詞の内容が今の二人に合っているのも涙。

 「どんな場面も受け止めるよ ありがとうありがとう」

 ワンコーラス歌いきり、周りから「スケバン刑事のテーマソング歌ってないし、その曲はGAMじゃん」というツッコミが入ったやじうめ。「美脚ユニット」(GAMは美しい脚という意味と、グレート亜弥&美貴という意味から名付けられた)と二人はフォローしつつ、そこで梅さんが会心の一言、
「グレートあたし&舞美」
もう大拍手あるのみ。願わくば、もっと早くこの新生GAMを見たかった(涙)。チャンプルユニットのどれもが元ユニットの存在感を超えていない中、このGAMなら元ユニットに負けない新生ユニットになっただろうと思うのでした。
 メンバーが苦笑いしつつ、次は2005年…と言った瞬間に、お約束の「アレ」が来る事を察した自分は、いつでも叫べる準備態勢へ(苦笑)。
「スッ!」「ペッ!」「スッペシャルジェネレーション!」(笑)。
 今回は大サービスで、ワンコーラスとはいえ、最後まで歌いきったので、締めの部分も叫べて二度楽しいスッぺでした。DJマイマイの痛恨のミステイク今年もありがとう(苦笑)。

 しかし、ここでお約束の機材撤収(笑)。DJマイマイ、今年も痛恨のミステイク連発で910の日を盛り上げDJタイム終了。

 ここからは後半戦ライブタイムに突入。「まっさらブルージーンズ」~「即 抱きしめて」~「大きな愛でもてなして」インディーズ時代のシングル三連発。この日のステージ、全員曲はフルサイズだったので、久しぶりに「大きな愛でもてなして」の二番を観られて大満足です。
 かなり場内ヒートアップしてきて、それを更に盛り上げるかの如く、メンバーの客席煽りMCが行われてから続いては、「★憧れ My STAR★ 」~「涙の色」~「都会っ子 純情」~「忘れたくない夏」
 「涙の色」の二番も久しぶりにステージで歌われたと思いますが、愛理の歌声の調子がとても良く、CD発売当時からの現在の成長を堪能出来るクオリティ。改めて新録音したバージョンをCDで聴いてみたい。来年あたりアルバムに「涙の色 2010バージョン」とか収録されないかなと淡く期待。
 アンコール前ラストが「忘れたくない夏」という選曲もベストマッチ。大サビの岡井ちゃんソロの見せ場以外は、梅さんをじっくり見ている自分でした。活き活きとした表情で歌う梅さん。隣に舞美が笑顔で立っています。梅さん最後の910の日…。

 「℃-uteコール」に包まれてアンコールに突入します。余談ですが、このイベントにはステージ上にスクリーンは無いので、今ツアーのアンコールでスクリーン上で行われている手拍子を促すアニメは無いです。
 メンバーは、今回のイベントTシャツの各メンバーカラーバージョンを着て登場。まずは、「約束は特にしないわ」。続いて「JUMP」と、好対照なノリの曲でアンコール開始。スタンディングでの「JUMP」は盛り上がり過ぎて会場が揺れているような錯覚。
 かなりテンションの上がった状態のまま、ラスト挨拶。一人ずつ挨拶をしていき梅さんの番に。「9月10日という日は私にとって特別な日です」という梅さんの挨拶に会場から大拍手が送られたのに続き、矢島舞美リーダーから挨拶。

 「三年前に910の日イベントが始まった時は8人でした。今は6人になり、もうすぐえりが卒業して5人になります。
でも、めぐも栞菜も、やりたい道を選んだのだから自分達は応援しています。そして、えりも1日でも早くモデルになって活躍してほしいと思っています。
℃-uteは5人になりますが、パワーダウンしたと言われないよう力を合わせて頑張っていきますので、応援よろしくお願いします!」

 この言葉に会場が大拍手と大歓声に包まれ、自然に℃-uteコールが沸き起こりました。実際のコメントを要約したもので完全再現の書き起こしではありませんが、舞美の言葉のニュアンスと想い、伝わったでしょうか?
 この言葉は、舞美の気持ちだけでなく、メンバー全員の気持ちであり、℃-ute担当スタッフチームの想いでもあると思いたいです。神妙な面持ちで話始めた舞美が最後は力強く言葉を締めた。会場は物凄いハイテンションに包まれ、「ラストは、℃-uteにとって初めてのオリジナル曲です。この6人でフルサイズで歌うのは最後」と前置きされて「わっきゃない(Z)」
 梅さんをひたすら見ました。いつも以上に、しなやかに踊る梅さんの姿を。この曲の梅さんソロパートは、めぐのソロパートを引き継いだものです。春からは誰が受け継ぐのかと気になります。

℃-ute-わっきゃない(Z) (第一回910の日)


 ライブが終わり、客席からは「℃-ute最高」コールに続いて、各メンバーの名前のコールが始まりました。
 「えりか!えりか!~」「まいみ!まいみ!~」「なっきぃ!なっきぃ!~」「あいり!あいり!~」「ちさと!ちさと!~」「まいまい!まいまい!~」、「キュート!キュート!~」。そして、「めぐ!めぐ!~」「かんな!かんな!~」

~910の日レポート 了~

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