そば切り 井月庵

趣味ではじめた、そば打ちの日記です。蕎麦で遊ぶ、蕎麦に遊ばれる日々 のはずが・・・ランタン、ストーブ、模型工作などへ

色々と訂正しときます。

2017年01月17日 | 日記

大体、酒を飲みながら適当に日記を書いていると、間違いもちらほら目につきます。

だからと言って、その場で修正するのも億劫なので、放って置くのですが何かの拍子にふと気になります。

こんな、愚にも付かないブログを見ている方がおられるということになると、いくらマイノリティであっても、訂正したくなりました。

 

・700gのそば打ちの本延し最終寸法は 厚さ1.5mm 幅84cm 長さ70cm の8枚だたみです。

・Fidibus 21(電動セラミック石臼)の連続稼働時間は1、2分ではなく、10分~15分です。1kgは数分で製粉されるので10分も動かす必要はありません。2度挽きすると篩いの時間の方が長いので、連続稼働は手分けをしない限り必要ないと思います。

・高砂酒造のお猪口の大きさ 5寸と書きましたが、1寸=約3.3cm 径16.5cmは猪口じゃあありません。どんぶりです。単位を間違えています。勺(しゃく)=約18ml つまり5勺=90mlです。これなら5、6杯飲んでも、歩いてかえれます。どんぶりではたぶん無理ですね。

 

・富士宮焼きそばの写真も貼り忘れていました。

 

井月庵のブログなので、社会に与える影響はほとんどゼロに近いため、多少の間違いは笑って許してください。あしからず。m(__)m

でも、まだまだ、間違いはありそうです。見つけたり、疑問に思われたらご一報いただければ幸いです。


平成29年もそばで遊ぶ、そばに遊ばれる

2017年01月02日 | 日記

新年、明けましておめでとう存じます。

昨年中は、色々とお世話になりました。

本年もあい変らずのお引き立てを願いとう存じます。

 

さて、年末のこと

 12月30日 9時から5時まで掛けて粉体7kgを蕎麦打ちしました。これまでは、1.25kg~1.5kgで時短を第一に打っていましたが、今回は練習もかねて1kgづつで7回打つことにしました。

 とは言え、お世話になった方々に差し上げるお蕎麦なので丁寧に丁寧に。計量、パッケージを入れると一回60分は掛かるんだが・・まあ、商売じゃあないので。

 何回も、連続で蕎麦打ちしていると、自然と疲れない打ち方になってくるようです。延しの力加減や加圧方向が少し解ったような気がしました。体重を乗せて、下に思い切って、「のすぞー」と気合を入れるといいようで、何の気なしに平泳ぎしている様では、一向にはかどりません。

 打ち終わって、掃除機かけて一息入れているところに、家族が帰宅。「間に合ったぁ!」鶴もハタ織る姿は見せぬもの。粉のこぼれた床なぞ見せた日にはどんな目に合うかわかりません。少し汚れていても「ああ、片付けたか」と思われれば山の神のお怒りも多少軽くなる。

 12月31日 9時半から蕎麦を配ります。清水の小河内から興津、家の周辺を回って、富士の大渕、新富士で終了。気がつくと14時。家に戻って遅い昼飯を食いながら、冷や酒で一杯。

 冷たいお蕎麦用の辛汁は造ってありますが、家のものが暖かい蕎麦をご所望ということで、紅白を見ながら、出汁をとり、1番出汁、2番出汁を返しと合わせて甘汁を作りました。

 ばあちゃんが、天ぷらを揚げてくれたので、天ぷら蕎麦で。

思いのほか良くできたので、写真も撮らずに食べ終わって、愚息のスマホの一枚を拝借。

 ゆずは入っているけど、ネギを入れ忘れている! 汁が少ない。あれ!?

除夜の鐘をつきに慈林寺へ

ハリネズミを連れている方を発見!!新年早々、いいものを見た。さわらして頂くと井月庵のひげと同じような感触。

カラスかーで夜が明けて、初日の出は見れず。午後になって富士川サービスエリア「富士川楽座」にぶらり

例年の如く、富士山を撮影して、

観覧車も出来上がってきました。

 まだ、ゴンドラがついていません。

楽座の店先をぶらついていると近くのお蕎麦屋さん「昇寿」のYさんにばったり。新年の挨拶をして、年末のバタバタを聞き、蕎麦打ちサークルのご指導状況やお客さんの好み、「こばやし」さんが腰痛で店を閉めたお話等、正月休みでゆっくりされている折に、いろいろとお聞かせいただきありがとうございます。

新年早々、井月庵にはつきがあった。

 

 夕食は、親類もそろって飲み始め

写真最左のが純米大吟醸3年もの ワインのピレ*だかプル*だか忘れましたが92点を取った特上物だそうで。

蔵元でも飲んだことがないそうです。これは、酔っぱらっちゃう前にお猪口に一杯。

男4人では全部は飲めないので、1ッ本づつやっつけることにしました。

ここ数日は、尿酸値の事は知らんぷり。 日本酒のいいとこは、食前、食中、食後のいつ飲んでも旨いのと、料理にあうこと。

 のどの渇きで目が覚めるとAM6:00 朝の冷たい一杯の水 これも旨いもんの一つ。和食は結局、水と土地

一切衆生 悉有仏性

 

 

 

 

 

 


秋なのに、天気は雨が多い

2016年11月20日 | 日記

2、3日毎に天気がくずれて、雨が降ります。

ソバを天日干ししているのですが、なかなか乾きません

そんな中今週の日曜は快晴でした。暖かくて日向にいると井月庵も芽が出そうです。

富士宮のミルクランドのそば祭りは今年は結局行けませんでした。

地元の限られたイベントなので気がついた時には終わっている感があります。

来週の駿府匠宿のそば祭り前にソバの脱穀をしたかったのですが、ちょっと無理そうです。3週間も干してて大丈夫でしょうか?

でも、ちゃんと乾燥していないと、その後の製粉が大変なので、良く干す分にはいいかも。

来週末は、現時点で40、50%の降水確率。どうなることか。

年度末が近づくと、仕事も忙しくなり比較的のんびり屋の井月庵も日が短くなるのを恨みます。

 

蕎麦刈りて 子らの呼ぶ声 夕げ時

 

 

 


蕎麦を打った次の日の夕食は・・そりゃ蕎麦でしょ

2016年10月03日 | 日記

今年の6月から蕎麦打ちは1kg。だから、10食から12食位で打っている。2年前も1kgで打っていたが、その時は近所に親戚の蕎麦好きのおじさんが存命であった。

だから、おじさんのご家族の分と合わせて、4人前を毎週届けるのが何年か続いていた。

僕も、調子に乗って、お蕎麦を届けたまま夕飯をいただいたり、御酒を飲んで近所の出来事や季節の移ろいについて、たわいもない話をして過ごした。

おじさんは癌であったが、結局、がん告知から、10数年を生き、74歳で亡くなった。

蕎麦打ちの強力な応援者を失ってしまったが、今年から、再び1kgを打ち始めた。一生懸命打っているとは言え、道半ばの蕎麦をあまり知らない人に、それも生麺のまま渡すのはどうも気が引ける。

都合、自分で2、3日かけて食べるのが日課になってきた。

僕は、蕎麦が好きだからいいが、家族は最早辟易してきたようで、ひとり1食がせいぜいである。自家製のつゆを作れば売れ行きも伸びるが、毎回、つゆを作るほどのマメさがない。(あまり勤勉ではないが仕事もしなければならない。)

 

昨日打った蕎麦は

せいろで、

 

これはうまかった。久しぶりに「うん、旨い、旨い」と言いながら燗酒のつまみになった。

辛汁は自家製。だいたい「自家製」と謳われるものをむやみやたらに、ありがたがる人もいるが、れっきとした職人が造る家内制手工業の製品と素人の造るそれとは同じ「自家製」でも月とすっぽん

しかし、こと蕎麦汁に関しては、どうやら、自分なりに及第点を挙げても良いのではないかと思える時もある。

燗酒を2本飲んで、しめはカミさんがスーパーで買ってきたアナゴ天を1/3入れてもらい天ぷらそばでいただいた。

これがいけなかった。甘汁は、辛汁が少なかったため、濃縮つゆであったし、アナゴ天も食べられるが、旨くもなんともない。安酒の燗が胃の腑で落ち着かない。

そんなことは、蕎麦と一緒にずずーと飲み込んでしまった。


夏のソバ

2016年07月04日 | 日記

裏の畑の片隅に播かれたソバは他の野菜?と生存競争を繰り広げています。

 

ハチやアブ、ハエ、チョウらが寄っているのを見ると、頑張って受粉してくださいと思わず応援したくなります。

本格的な夏の到来と共に、コテツ4歳♂には厳しい時期となりました。

 

例年であれば、この時期、そば打ちをほとんどしなくなるのですが、今年はモチベーションが高く、毎週末1kgをそば打ちしています。

エアコンの無い古民家暮らしとは聞こえはいいが、そば打ちは一苦労です。ましてや40分以内ともなると汗がでます。

その昔、手打ちの蕎麦は不衛生であるとの理由から、機械打ちに移行した一因でもありますが、昨今の日本酒ブームの陰で、酵母、酒母、山おろし等、40数度の室温、高湿度のなか作業する蔵人、杜氏の汗が不衛生であると見る方もおられると聞きました。

手打ち、手作りの場合、汗、手垢等の衛生は完全になくすことはできませんが、努めて真摯に向き合わなければいけない問題だと思います。工場の機械で作る食品でさえ時々問題になるのですから・・・・

発酵技術の酒造りと、手打ちそばを一緒にするのは、酒造りに申し訳ないでもないか。

 

家族や、友人に召し上がっていただくためには、ソーメンや冷やし中華に負けないようにつゆを仕込むこととしました。

醤油は、1.8Lあったのに、みりんと砂糖が足りなくて、結局、醤油1L合わせで本返しを仕込みました。

来週末には、「蕎麦はあき」と言っている家人に提供したく思います。