4月6日(日)
朝起きて、丸抜きの蕎麦をコーヒーミルで粗挽きして、微粉のそば粉と合わせて蕎麦打ちをしました。
1kgの内、200gの割り粉、400gの粗挽き粉、400gの微粉粉で打った結果がこれ↓
のしていても1、2mmの蕎麦がごつごつした感じでしたが、茹でてみるとそんなでもない。さすがに持ち上げて陽光に透かして見ると
粗挽き感はありますが。
蕎麦好きのおじさん宅に昼前にお届けに上がりました。
朝は寒かったものの午前中は春の長閑な日和で桜の花がハラハラと舞っていました。
おじさんの家には3本の桜の木があり、前の1本、中の1本、後ろの1本と呼んで居られます。
その内ダイニングからは前の1本が見えます。
久しぶりになのと、花見を兼ねて昼から飲み始めました。
花びらハラハラ、で盃を傾ける休日のただ酒。 いいです。
青空が出ているのに時折、みぞれがパラパラして花びらを落とします。
山の裏手で稲ビカリとカミナリまで起きました。
家を出るときに、昼飯は自宅で蕎麦を食べると言ってきたのを思い出し。
カミさんに電話しました。
「今日の蕎麦は粗挽きが打ち込んであるので、少しづつ、長くなるように茹でてね」
「あと、おじさんちで花見を始めたので車の運転ができません。歩いて迎えに来てください」と伝えました。
しばらく経っても迎えは来ませんので、「これは、捨てられたな。」ということになりました。
やっと迎えにきたカミさんを花見の上席に付けて、粗挽きそば粉でほんわり蕎麦がきを進ぜます。
そば粉50gに200~250gの水を加えて、よく混ぜて、弱火で混ぜながら頃合いで作りました。
辛汁を垂らして、出来上がり。
ふわふわ、とろとろ 富士の雪解け淡雪風 などといいつついただくと、そばがきに慣れない方にも好評です。
山芋が入ってるみたい。そばがきぜんざいにしてもいいなどと ご婦人方の評判も良く、帰る頃には嵐も収まりました。
「お昼のお蕎麦、どうだった」とカミさんに尋ねると。
短くなったとのことでした。あれー?そんなに短くないと思うけど・・聞いてみると、
私が「長くなるように」茹でてねのいったのを「長く」茹でてねと思い、いつもより長~く茹でたそうです。
普通であれば、桜の写真やふわとろそばがきの写真を掲載するところですが、花見酒に熱中するあまり、花見中に携帯で写真を撮るような、そんな無粋なまねはいたしませんでした。