そば汁について故藤村さんの「江戸の味」を読んで、かえしとだしとつゆのBrix値をエクセルで計算するようにしました。
藪、砂場、更科の紹介例を計算して、まあ計算式もあっているだろうということになりました。
本の記述で+と×が違っていたり、%表現があいまいだったりしますが、元お蕎麦屋さんが書いた本なので科学書の様にはいきません。
で、自分の計画するバランスシートを作成し、実際につゆを作って濃度を確認する必要があります。
一昔前は、望遠鏡みたいな屈折式濃度計でしたが、いまは、デジタルで測定されるペン型があるようです。
目がしょぼしょぼなので、デジタルは年寄りに優しいです。
買いました。
Brix値は0~85%まで測定できて、数秒で測定可能なため、数回測定して平均を出したりすることも出来そうです。
J型は連続測定が可能でしたが、お値段がいいので、1stにしました。
ペン先を対象物に着けるだけで測定可能なので、洗い物も少なくて済みそうです。
まあ、濃度が解ったからと言って、味の良否がどうこうするわけではないと思いますが、できるだけ不確定要素を可視化して判断することは素人だからこそ、有益な気がします。
というわけで、そば打ち道具にまた一つアイテムが追加されたのでした。
でも、年末忙しくて、汁がつくれるかわからない・・・・