遊びのカメラが面白かったので、初代も試してみたくなってしまった。
それは、PENTAX Q
性能は全く現代の標準に及ばない事を十分に調査した上で、しかも中古のカメラに手を出すとは。
我ながら遊びが過ぎるが、仕事の目途も立って、余裕が出るとスケベ根性が顔を出す。最新型であるはずのQ-S1でさえ世間では酷い評価を受けている。
どうも井月庵は不美人好き(ブス専)のようだ。いや、個性的なキャラクターフェチとしておこう。何かの拍子に嫁がこれを目にするかもしれない。
ヤフオクで落札した後も、実を言うとドキドキしていた。できるだけ商売人のような方からは購入しないつもりでいたが、果たしてどれほどの程度か解らない。
カビは、曇りは、傷は、動作確認しているといわれてもどの程度なのか・・・
で、落札から4日後
Q-S1より小さい。
レンズと本体を自分なりにクリーニングして、動作確認すると・・・・
ちゃんと動きました。!! ああ、良かった。
色々、QとQ-S1でとり比べてみると、素人目にもQ-S1の方がいろんなところで優っていることが解る。
こんな日記は、今更なんの価値も無いが、「遊び」を種にしているのだから他人の5歩ぐらい後ろをグズグズついて歩く井月庵の面目である。
なぜ、性能の劣る初号機を手にしたかったのか。
・センサーサイズがQ-S1より小さく、同じレンズでも望遠が更に効く。
・Q10のプラボディよりマグネシュウム合金のボディの方が手にした時の満足感がありそう。
・消えゆく器械の最初と最後が揃う
マニュアルモードで1/25 F4.5 ISO250 02レンズ(標準ズーム)で目いっぱい寄って取り比べてみました。
まず Q-S1
もっと他に撮るものがなかったのか疑問は残るが、出たばっかりの蕎麦春秋
で、Qは
こんな感じである。
望遠でなくても、少し大きく映っているのが解る。でも、あれ、ちょっと暗い?
PENTAX Q コンデジのくせにレンズ交換出来て、アダプターつけると他の望遠レンズも使えるらしい。 うーん 「のび太のくせに生意気」なカメラだと思った。
でも肝心のドラえもんはいない。
蕎麦打ちをしていて、素人の楽しさを知ってしまうと、カメラも素人の楽しさがちょうど良くなってくる。
そば屋になる訳でも、カメラマンになる訳でもないのだから、肩ひじ張らずに伸び伸びできる。ああ、一つ煩悩が増えたけど、一つ悟った気もしてきた。
今週末は蕎麦を打ってみよう。ちっとも上手くならないが。
お月様でも見ながら、蕎麦をつまみに、酒でも飲めたら良いのだが。