昨日は節分
22cm位ある太巻きを黙ってかぶる何て馬鹿げている。井月庵は嫁に自分の分を2cm幅にちゃんと切て貰っていただいた。
恵方巻き何て、コンビニの策略だし、もともと静岡にはそんな風習は無かったのだから、食べやすく食べと方が美味いに決まっている。
が、「恵方」= その年の福の神が居る方向 というのは別に知っていても損はなさそうだ。
調べてみると
1)恵方は4つしかない。 北北西やや北、東北東やや東、南南東やや南、西南西やや西 の4つ。面倒なので「やや」は端折ってもいいだろう。気になるなら、「2つ出てくる方角にやや」位に覚えておけばいい。
時計の文字盤にすれば、11時、2時、5時、8時 の十字方向
2)10進法である。 さて、陰陽五行で10種類に分けられて、ちょうど10進法で巡るらしい。ということで西暦の一番下の数字(下一桁)でその年の恵方が判る事になる。
下一桁が 2、7 は11時方向の2回
下一桁が 4、9 は2時方向の2回
下一桁が 1、3、6、8 は5時方向の4回
下一桁が 5、0 は8時方向の2回 おや、福の神は5時の方向(南南東やや南)に10年の内4回も居るのか。
3)指で十字を切る。 11時の方向に向いて、縁起のいい5時の方向に立ち、指でまず自分を指して、「1」次に「前後右左」に「2、3、4、5」と唱えると1セットの恵方が判る。「6」からは「1」と同じでもう1セット「6」で自分を指し、「前後右左」に「7、8、9、10」と唱えればいい。
(前=11時、後=5時、右=2時、左=8時)
お相撲さんが、懸賞金を貰うときに手で「ちょんちょん」とやったり、「恋ダンス」の振り付けみたいな感じである。
ほら、これで西暦何年でもその年の恵方が判る。
井月庵は早速、カミさんに
「生まれ年って何年だっけ?」
「196*年よ。」
「じゃあ、君の生まれた年の恵方は南南東だったんだ」とやってみた。
「へぇ~」
少しばかり、真に少しばかりであるが、井月庵の分の巻きずしが大きくなった気がした。