バスde温泉

バスで行く温泉旅日記

小地獄温泉館@雲仙

2019-08-02 16:40:58 | 温泉(長崎県)
九州の代表的な避暑地であるとともに温泉街でもある雲仙の中心からやや離れたところ。島原鉄道バス・小地獄BSの近くの小さい旅館が点在する、いわば奥座敷のようなところにある共同湯です。

浴室には石張りのかなり大きな浴槽が設置され、建物のすぐ上の敷地からの源泉そのままで温度を下げた乳白色のお湯が掛け流されています。

よく見ると細かい気泡が立っている。それによって白く見えるんですね。無味で匂いの薄いお湯は、やや温めでシルキーな感触。実に柔らかいお湯です。

露天風呂こそないが、手作りの軽食もいただくことができる休憩所もある。ここは共同湯というよりは、ちょっとした日帰り施設ですね。訪れたのは平日の午前中だったのに、絶え間なく入浴客が訪れています。かなりの人気施設です。

・場所:島原鉄道バス・小地獄BS
・泉質:単純硫黄温泉 90℃
・訪問日:2006年8月21日

湯の里共同浴場@雲仙

2019-08-02 07:19:14 | 温泉(長崎県)
島原鉄道バス、長崎県営バス・雲仙BSのすぐ近く、温泉街から少し入った、住宅や個人商店が入り組んだ、古湯地区の一角にある共同浴場です。

ここは雲仙に3箇所ある地元の共同浴場のうちの最も古く、そしていちばん地元に密着した浴場。訪れたときも地元のオヤジさんたちが軒先で寛いでおられました。

浴室の中央にある小判型の浴槽は10人足らずが入れる程度の大きさ。やや深めの浴槽には乳白色のお湯が掛け流されています。よく見ると少し青みがかっても見えるのはアルミニウム、いわゆる明礬が含まれる所為でしょうか。

よく見ると湯の花が大量に待っています。匂いはやや硫化水素臭を感じるが、この辺り一帯がこの匂いで包まれているので、麻痺してしまってよく判りません。

舐めてみると独特の金気臭と酸味が感じられます。浸かっているうちに地中の成分が沁みてくるように感じるのは火山地帯の温泉特有の感覚です。

・場所:島原鉄道バス、長崎県営バス・雲仙BS
・泉質:酸性・含鉄・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩泉 44℃
・訪問日:2009年9月10日