バスde温泉

バスで行く温泉旅日記

励明園@大阪港(天保山)

2008-08-19 19:39:42 | 温泉(大阪府)

地下鉄中央線・大阪港駅より北方向、巨大水槽にジンベイザメが泳ぐ海遊館が人気を集める天保山エリア。ここに温泉ではないのだが、ある意味、温泉以上に強力なお風呂があります。


この励明園は、おそらく港湾関係に従事する人たちのための木賃宿が発祥なのでしょう、昭和の匂いがぷんぷんと漂っている家族経営の小さな旅館。しかし、ほのぼのとした雰囲気とは対照的に、お湯は実にサディスティックです!


さっそく浴場に入ってみると、強烈な漢方薬の臭い。不快な臭いではないが、目や喉がヒリヒリします。まず洗い場で体をよく洗い、湯に体を慣らすため白湯に短時間入ります。


その後、スープカレーのような色の薬湯に入るのだが、ここで注意するのは必ず急所を手で覆って入るとのこと。浸かった当初はあまり痛くないので少し油断してしまったのが大間違いでした。いったんお湯から上がり、再度入ってみると…あれ?少し熱いぞ…


熱い…イタイ……イタイ……痛いっ!……ウギャー!!!!浴槽から飛び出てシャワーで洗い流し、しばし休憩。


覚悟を決めて再挑戦、今度は急所をしっかり押さえて入ると、慣れたのかチョットは快適になってきました。沁みます。熱いです。痛いです。お手軽コースの制限時間の2時間すら全うすることすらできませんでした。


しかしお風呂から上がってからの爽快感は比類ありません。これはクセになる気持ちよさ。是非挑戦してみてください。

・場所:地下鉄大阪港・大阪市バス天保山BS
・泉質:黄柏・黄ゴン・山梔子・蕃椒・当帰・川キュウ・鬱金・荊芥・その他
・訪問日:2007年10月22日



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