下呂温泉はおよそ千年も前からその存在が知られていた歴史のある温泉で、有馬温泉・草津温泉とともに、日本三名泉に数えられています。
JR高山本線・下呂駅で途中下車し、駅の近くにある温泉銭湯を訪ねてみました。
ここは下呂の旅館街から飛騨川を挟んで反対側に位置し、ここも本業は旅館のようだが、地元の人たちが利用する小さめのスーパー銭湯といった風情です。そのため、館内にはサウナや打たせ湯も備えられています。
内部は意外に広いが、温泉が満たされているのは小さい一つの浴槽だけ。ここには澄明な、少しヌルヌル感のあるお湯が浴槽に溢れています。冷えた体にはピリピリと染みてくるが、浴感は素直でインパクトに欠けるなぁ…
浴槽から溢れ出たお湯は排水溝に回収され、循環ろ過されるようです。しかし湯口にはコップが置いてあり、ここには新湯が流れ出ているみたいです。恐る恐る飲んでみたが、クセのない、飲みやすいお湯でした。
小さいながら露天もあるようだが、冬場は閉鎖していて、今回は恩恵に与ることができなかったのが残念です。
・場所:JR高山本線・下呂駅
・泉質:アルカリ性単純温泉泉 42度~50度
・訪問日:2008年2月25日
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