バスde温泉

バスで行く温泉旅日記

界 阿蘇(夕食その2)@瀬の本高原(大分県)

2013-10-02 20:22:12 | 料理(旅館)

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九重の山裾に広がる瀬の本高原にある温泉リゾート「界 阿蘇」。ここでの二日目の夕食です。二日目は一番早い時間帯で予約したので、阿蘇の雄大な夕景を見晴らしながらの食事のスタートです。

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今日も先ずは食前「酢」…リンゴのお酢です。

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お酒は昨日、九州のきき酒セットの中でいちばん気に入った佐賀の純米吟醸・基峰鶴お願いしたところ、目にも涼やかな錫の片口で出されました。

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先附は玉子豆腐海鮮あん。イクラや雲丹が贅沢に盛られています。お出汁が磯臭さや玉子臭さを打ち消しています。

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八寸は帆立みぞれ和え、鶏香煎、卵黄味噌漬け、黒豆松葉刺し、とこぶし旨煮、すずき南蛮、小芋八方煮、蛸やわらか煮がそれぞれ美しく並んでいます。

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椀物は金目鯛の日の出蒸しです。ニンジンのジュレが日の出を表しているとのこと。色合いもさることながら、出汁の旨みが飛びぬけています。

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造里は鯛のうす作り。今夜もお造りは変化球ですね。胡麻油と葱の白髪が織りなす風味がなんだか中華風。

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カンテキ(七輪)が運ばれてきました。焼きものの黒鮑炭火焼です。

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このカンテキで鮑や野菜を焼いて、鮑の肝ソースでいただきます。

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アワビは肉厚で、軽く焼くとコリコリ、よく焼くとモチモチした食感の変化が楽しいですね。

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温物は茄子と鶏そぼろの博多蒸し。ジューシーな茄子にトマトの爽やかさがワンポイント。

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今度はカセットコンロが運ばれてきました。強肴の豊後牛のすき焼きです。

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鍋の中にはあらかじめ薄めの割り下の中に野菜が仕込まれています。これはユニークなすき焼きですね。

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関西風でも東京風でもない料理長オリジナルとのこと。卵はなんと温泉卵です。

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〆の食事は熊本のお米の白ご飯。今夜は辛子蓮根は無いのね…

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甘味は5種の中からのチョイスになっています。ここでまたも場所を移動。今夜はさらに涼しい屋外のテラスでいただきます。鍋で火照った体に夜風は心地いいが、写真を撮るのには不向きですね。ワタシはフルーツ入り梅酒ゼリー、妻殿は栗あんみつです。

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今夜も徹頭徹尾、初秋の味覚を存分にいただくことができました。テラスでは満天の星空…無料で貸してくれるiPadの星座アプリで星座を確認するのもまた楽し。

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スタッフが程よい距離感で接してくれるので、心の芯までリフレッシュ。上げ膳据え膳の高級なお宿では味わえない解放された気分を演出してくれます。奮発して二泊したのは正解でした。


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