花にまつわる幾つもの話

子供時代の花にまつわる思い出や、他さまざまな興味のあることについて書いていきたいと思ってます。

天然石標本~黄金のアンモナイト&ベニトアイト&ミントグリーンのエメラルド~

2020年12月24日 | 天然石標本
今日はクリスマスイブ
コロナ禍の現在、しかも感染者が増加傾向にあるため
パーティー等の集まりは残念ながら非常に難しそうですが
少しでも楽しいクリスマスを迎えられると良いですよね

それでは昨日に引き続き、戦利品第三弾をご紹介したいと思います。

ネット等による詳細は以下の通り

黄鉄鉱化したアンモナイト化石とは、
特殊な環境下においてアンモナイトの殻を組織している成分が、
長い年月をかけて黄鉄鉱 (パイライト) に置換され
自然に結晶化したもの。



これは一目惚れした逸品
第二会場を歩いていた時に偶然出会いました。
このお店はどうやら化石を中心に取り扱っているようで
沢山種類がある中、特にこの子に目を魅かれました!
正直、今まであまり化石には興味が無かったのですが
即決での購入となりました。

まるで作り物のような造形
自然の不思議を改めて実感してしまいます。
貝オパールもそうですが
元は生き物だったなんて信じられませんよね。

続いてこちら

『ベニトアイト(和名:ベニト石)』

ネット等による詳細は以下の通り

レッドベリル 、ロードクロサイトと並び「アメリカの3大希少石」。
1907年にアメリカ・カリフォルニア州のサンベニト郡にて、
初めて採石された、比較的新しい宝石。
宝石質のベニトアイトが採石出来る唯一の鉱山は、2005年に既に閉山。
過去約100年の間に産出されたベニトアイトが、現在の流通に出回っている。
非常に限られた量であるため、目にすることは稀。
新しい産出地も発見されず、
再び採石される期待も出来ないことから、
幻の宝石といわれ、現在でも希少価値が高い。
カリフォルニア州が世界に誇る稀少石として、
「州宝石(ステイツストーン)」に選ばれている。
化学成分の見地からは、
チタンとバリウムを含んだケイ酸塩鉱物(サイクロ珪酸塩)に分類されるもので、
産出の際はアルバイトやネプチュナイト等とともに産出されることが多い。
また、宝石的な特徴でいえば、
ダイヤモンドにも匹敵する分散率を持っていることで、
ファセットカットを施されたベニトアイトは非常に素晴らしいファイア(光の分散)を生じる。
アレキサンドライトのような「多色性」を持っていることも特徴の一つ。
ベニトアイトは見る角度によって色味が変わり、
角度によって青色から青紫まで色が変化するものまである。
また、短波紫外線を当てると強い青色で発光する特徴も。





サイズは極小ですが
もともとが宝石にもなる石なので
この透明度と色の美しさではお得なお値段だったと思います。

ベニトアイトはずっと以前から欲しかった石
今回は色々な意味で思いがけず素晴らしい戦利品ばかりとなりました。

最後はこちら



石友さんのお店で友達価格で譲っていただきました!
(ありがとうIさん!)
色は淡いのですが、私好みのとても綺麗なミントグリーン
宝石のルースタイプの購入は私にとっても珍しいです(笑)


本日で戦利品のご紹介は最後となります。
今年は様々なイベントが中止となりました。
そんな厳しい状況の中、最後の最後に開催していただいた
東京ミネラルショーの関係者の皆様には本当に感謝しかありません。
どなたにも感染の危険がなく、つつがなく終えられたことを
心より願うばかりです。

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