とにもかくにも、一つ、一つ、また一つ。
今のままでは、何も見えてはこない。
私、今年、70歳・・・。
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ふ~ん、だから、どうした・・・?
会館のロビーに集まるのは、ほとんどが暇をもてあました老人ばかり。
会話を成立させるには、何かしら同じものを持っている必要がある。
考えてみる・・・。
・・・何も、出てこない。
う~ん・・・、どうやら、ここも、私の居場所とはなりえないようだ。
多分、気持ちの問題だろうが、
今の私には、相談相手となるのは無論のこと、
ただ相手の気を紛らわせるだけの技術もない。
同居人(弟)はずぅーっと沈黙を続ける。
もっとも、話をするにも、それこそ年代も育ちも違う。
共通する話題がないのだから仕方がない。
雑談にもならない。
しかし、これはわたしの責任だろうか?
どうにも気詰まりだ。
取りあえずは、それなりに自分の身体が動いてくれるというのが、
私にとって幸運・・・、これは、大層幸せな事なのだろう。
ここ5階までの階段の上り下りに不自由しない。
まずは、この現状を受け容れよう。
身体が思うように動かないという事は、けっこう大変な事なのだ。
逆を言えば、私は大層恵まれているのだ。
思えば、小さい頃、母に鍛えられた事が最大の幸運。
おかげで、今の私がある。
しかし、今の時 (この年齢) の、身体の動きを大切にせねば。
明日もまた、同じ動きが、スムーズにいくとは限らない。
この時間、この一分一秒が、本当に勿体ないのは、よく分かるのだが、
今やるべきことが、すぐに思いつかない。
ほんのちょっとした関わり合いを大切にしていけば、
自分の役割も見えてくるのではないかとも思う。
私と弟の関係・・・、
私は人との関係を避けようとしているが、
その実、他人との関係に飢えていたのだろうと思う。
ず~っと、ず~っと、一人で生きてきて、ここにきて、
二人暮らしに戸惑っているというのが正直な話だ。
何が出来るか?
何をやるのか?
いずれにせよ、一人では何もまとまらない。
付き合いとか、仲間とか、
・・・う~ん、私に合う女性・・・なんていやしないやな。
今さら、うじうじと・・・。
ともかく、いつもいっしょにやる仲間が欲しい。
やりたい事、
やるべき事、
やらねばならぬ事、それらを共有する仲間。
触れて、感じて、やがて口を開く。
・・・仲間。
しかし、欲張ってはいけない。
常に時間はたっぷりとある。
うまく使いさえすれば。 ゲーテ
今のままでは、何も見えてはこない。
私、今年、70歳・・・。
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ふ~ん、だから、どうした・・・?
会館のロビーに集まるのは、ほとんどが暇をもてあました老人ばかり。
会話を成立させるには、何かしら同じものを持っている必要がある。
考えてみる・・・。
・・・何も、出てこない。
う~ん・・・、どうやら、ここも、私の居場所とはなりえないようだ。
多分、気持ちの問題だろうが、
今の私には、相談相手となるのは無論のこと、
ただ相手の気を紛らわせるだけの技術もない。
同居人(弟)はずぅーっと沈黙を続ける。
もっとも、話をするにも、それこそ年代も育ちも違う。
共通する話題がないのだから仕方がない。
雑談にもならない。
しかし、これはわたしの責任だろうか?
どうにも気詰まりだ。
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取りあえずは、それなりに自分の身体が動いてくれるというのが、
私にとって幸運・・・、これは、大層幸せな事なのだろう。
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ここ5階までの階段の上り下りに不自由しない。
まずは、この現状を受け容れよう。
身体が思うように動かないという事は、けっこう大変な事なのだ。
逆を言えば、私は大層恵まれているのだ。
思えば、小さい頃、母に鍛えられた事が最大の幸運。
おかげで、今の私がある。
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しかし、今の時 (この年齢) の、身体の動きを大切にせねば。
明日もまた、同じ動きが、スムーズにいくとは限らない。
この時間、この一分一秒が、本当に勿体ないのは、よく分かるのだが、
今やるべきことが、すぐに思いつかない。
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ほんのちょっとした関わり合いを大切にしていけば、
自分の役割も見えてくるのではないかとも思う。
私と弟の関係・・・、
私は人との関係を避けようとしているが、
その実、他人との関係に飢えていたのだろうと思う。
ず~っと、ず~っと、一人で生きてきて、ここにきて、
二人暮らしに戸惑っているというのが正直な話だ。
何が出来るか?
何をやるのか?
いずれにせよ、一人では何もまとまらない。
付き合いとか、仲間とか、
・・・う~ん、私に合う女性・・・なんていやしないやな。
今さら、うじうじと・・・。
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ともかく、いつもいっしょにやる仲間が欲しい。
やりたい事、
やるべき事、
やらねばならぬ事、それらを共有する仲間。
触れて、感じて、やがて口を開く。
・・・仲間。
しかし、欲張ってはいけない。
常に時間はたっぷりとある。
うまく使いさえすれば。 ゲーテ