NHK「美の壺」で織部焼を放映していました。焼き物に関心はなかったのですが、何となく観ていたら、古田織部に興味がわきました。武将として織田信長に仕え、後に豊臣秀吉に仕え、秀吉亡き後は徳川二代将軍秀忠にお茶を教えました。そして豊臣方に内通した罪で切腹を命じられました。茶の湯と聞くと堅苦しいイメージがありますが、古田織部さんはひょうきんでセンスがあり、独自の世界観があったようです。それを観て本を読んでみたくなりました。織部焼ではなく古田織部さんに関心がありました。茶の湯の弟子には小堀遠州、上田宋箇、徳川秀忠、金森可重、本阿弥光悦、毛利秀元などがいたそうです。小堀遠州の名前は古田織部より先に知っていました。歴史には疎いのでこちらは作庭の大家として知りました。立派な芸術家を育て上げた古田織部さんはどんな方だったのかなと思って読みました。この本は織部焼について語られていますが、そこから古田織部さんがどんな方だったのか推測できます。織部焼を鑑賞するには3つのツボがあります。
壱のツボ 緑に「けしき」を見よ
弐のツボ 「へうげもの」に遊び心あり
参のツボ 千変万化する文様を味わう
の3つです。緑の釉薬が生み出す色模様は織部焼の魅力のひとつで、器に広がる「自然」を感じ取ろうと書かれています。ひずんだフォルム、鮮やかな色彩。大胆でユーモラスなかたちを生んだ桃山の時代精神を愉しもうと書かれています。現代の私たちをも魅了する卓越したセンス、絵ごころ。描かれた文様の数々をご覧あれと書かれています。織部焼を鑑賞できるところはいくつかの美術館や資料館があるそうです。京都の東寺の弘法さん(毎月21日に開かれる市)や北野天満宮の天神さん(毎月25日に開かれる市)ではひょっとしたら見かけられるかもわかりません。行くことがあったら織部焼を探したいと思います。もちろん鑑賞するだけですが・・・
お気に入り度:★★★★★ 図書館資料 請求番号:751.1/オ
シャネルやビトンに負けないくらい
日本の工芸品も芸術的価値が高いです。
先週末は車で山梨まで!
印伝という鹿側に漆を塗った名刺入れを
買いました。
名刺は日本独特ですから舶来物にはありません
そして、備前焼。
親、祖父と2代続く人間国宝の金の卵。
私の顔を見るなり奥の部屋に案内され、
ぐいのみ1つ。
本当は借金してでも欲しかった物がたくさん
ありました。10年後は私の手の届かない所に
いってしまう。と見えました。
明日はよしもと新喜劇から招待が来ています。
行かないと♪
あちこちお出かけでアクティブに過ごされていますね。
皮に漆を塗れるのですか?知りませんでした。
私の息子は京都で古布の名刺入れを買っていました。
若い人が古いものに興味を持つことは良いことですね。
備前焼の大家の作品をご覧になってますます目が肥えて
良いものがほしくなるのと違いますか?
吉本から招待状が来るほど親しくされているのですね。
いろんな分野にちはるさんの名前が浸透しているのでは?
笑ってきてください(〃^∇^)o_彡☆
器や周りの景色も芸術です。
ミシュランというグルメを詐称する
所詮フランスのタイヤ屋さん。
先日大阪で三ツ星はフレンチ1店
というセンスの無さを露呈しましたが、
彼らの格付けは、皿の上の料理だけで
店の佇まいや器を愛でる。
と言った繊細なことは彼らのセンスでは
理解できないものです。
所詮、関心の対象は食べることだけなのです。
思っていましたが、私が気に入っているお店がかすりも
しなかったので「な~んや・・・」と言う感じです≧(´▽`)≦アハハハ
おもてなしの精神も大事ですよね。