高田郁作「出世花」を読みました。この本で初めて「三味聖(さんまいひじり)」というのを知りました。以前に本木雅弘さん主演の「おくりびと」を見た時に「納棺師」というのを初めて知りました。身近な人も見送っていますが、このような場面を見たことがありません。三味聖の仕事はいろいろありますが、その一つが死者を湯灌しその後ご遺体を棺に納めます。主人公艶は武士の家に生まれました。事情があり三味聖になりました。「艶」という名を青泉寺の住職から「縁」という名に変えてもらい、「正縁」となり、ひたむきに三味聖の仕事に向き合いました。武士も庶民も女郎も生きていたときの苦労を思って、成仏を心から祈って丁寧に湯灌します。湯灌するには決まり事が沢山あり、本を読んだり、教えてもらったりして学ばなければなりません。そうして学んだ知識が殺人事件の解決につながりました。お墓に供える「樒ーしきみ」には毒があります。お墓のそばに樒を植えるとその匂いで野犬から守られたり、その実は猛毒で野犬が口にすれば死に至るそうです。薬草「大茴香ーだいういきょう」と似ていることから「樒」の実を使ってお金儲けをしていたものがいました。正縁は女性なのでちょっとヒヤヒヤする場面もありました。感動で泣ける場面も沢山ありました。高田郁さんの小説には心根の優しい女性や1本筋の通った思慮深い尊敬できるような登場人物で、読後が本当に清々しい気持ちになります。
2022-5-24(火) 図書館資料 請求番号:913/B/タカ
「御坊(おんぼう)」ともいう・・とあり、なるほど!
北陸にある親戚では、亡くなった人のお世話をし、火葬など
をする人を「おんぼう」と呼んでいたなーと。
地方によってきっと呼び方も様々なのでしょうね。
興味深いです。
↓ コンサートも読ませて頂きました。
SERAさんの同級生は、実に多彩ですねー。
皆さん、生き生きとされている雰囲気が伝わります。
名前は違いますが、「御坊」と言う仕事を。
私は名前を聞くのも初めてで「おくりびと」を思い出しました。
地方によって名前は違いますね~
「センセイズ」の記事も見ていただきありがとうございますm(_ _)m
小学校は20歳の頃から4年に1回、同窓会がありますし、中学校、高校も割合よく同窓会があります。
同窓会以外に春と秋はお花見と紅葉狩りがあり、歩こう会があり よく会うようになっています(^_^;)
男の人は退職すると友達がいなかったりするので、昔の仲間同士で会って 元気になってるようです。
竹藪の仕事を手伝ったり 筍パーティーしたり奥様も参加して賑やかです。
やはり仲間がいることが元気の秘訣でしょうか。
お天気も今のところよいです。
お向かいさんの落花も変わります。
つつじも終わり、松の(名前が?)がぱらぱらとたくさん落ちますが。梅の実が大きくなるのが楽しみです。(いただくとジャムにします)
「御坊」、火葬場の係員さんのことと思っていました。小さなときから「おんぼさん」と呼んでいました。(学習!)
コンサートや同級生のことは雷鳥さんと思うところは同じです。
近所で会ってもクラスが違えば挨拶くらいですね。
コンサートではありませんが元同僚が(ギターはプロ並みですが)落語会に声を掛けてくれます。
演奏会と落語会…何か違う^_^;
「おんぼさん」、それらしいですね✨
この歳になっても知らないことばかりで、恥ずかしいです。
元同僚さんはプロ並のギターリスト❗
すごい。楽器をしている人はいますが、趣味でプロ並みの人は滅多にいません。
落語もお好きなんですね。ゆっくり聞くと良いですよね~
私も好きですが、他の趣味が忙しくて(笑)
何でも楽しめたらいいですね🎶
樒って何と読むのですか。知らないのでお教えください。
なんでもわからないことは聞くという主義なので、すみません。
「しきみ」と読みます。
お墓参りに持っていく葉です。
樒の実に毒があるとは、身近に毒のあるものが多いですね。
アジサイやスイセンにも毒があるそうです。
キノコは気を付けようと思っていましたが、植物も気を付けないといけませんね。