片桐はいりさんは映画が大好きで映画館でチケットの半券を切る「もぎり」をされていました。映画や映画館にまつわるエッセイを「キネマ旬報」に連載され、それが1冊の本になりました。表紙画は長井朋子さん、おかっぱ頭の片桐はいりさんがかわいいです。最近、片桐はいりさんの本を続けて3冊読みました。益々片桐はいりさんのファンになりました。1つのことに集中することは世界が狭くなるのではなく、広がりを持つのだとわかりました。もぎりを楽しんでされて、映画に、映画館に情熱を注いで、いろんな町の映画館を訪ねるうちにたくさんの出会いがあって発見があって世界が広がります。エッセイの題名は映画の題名をもじってあります。例えば「神様に一番近い島」は「天国に一番近い島」で森村桂さん原作です。「陽のあたる花道」は「陽のあたる坂道」で石原洋次郎さん原作です。どちらも若い頃に読んだ本です。題名を聞くだけでも懐かしいです。ユーモアがあっておおらかで飾らないお人柄がにじみ出ています。この次は片桐はいりさんがご出演された映画を観たいです。
2024-5-21(火) 図書館資料 請求番号:778.0/カ
笑ってしまいました。こういうのは私ぐらいの年の人の老人にしか通じないのかな。
この映画は若いときに映画館で見た覚えがあります。
7歳年上の姉が大ファンでした。テレビの映画をよく観ていました。
その影響で私も観ていましたが、小学生だったので途中で寝てしまいました。
そんな思い出です。姉は亡くなったので。
「夜霧よ 今夜もありがとう」を知っている方はどれほどいらっしゃるでしょうね?
外国の方が昭和の歌がいいと言って日本へ来られて昭和のレコードを買われるそうです。
それに石原裕次郎のレコードが入っているのかは知りません。