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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ファイティン!

2019-04-09 18:59:07 | 韓国映画
マ・ドンソクありきで作られた作品と言っても過言ではないんだろうな
ジャケやポスター見ても一目瞭然アームレスリング(腕相撲)のドラマである
マドンソクは「新感染ファイナル・エクスプレス」辺りから良い味を発揮してきた役者
それまではこの体躯と容貌から強面の悪役ばっかでしたが・・・

アームレスリングといえば、かつてシルベスター・スタローンの「オーバー・ザ・トップ」という映画があったがこれも劇中でスタローンの映画を見てアームレスラーになったっていってまして、ある意味アームレスリングと家族愛のお話となっておりまして
さらに映画はなんとアメリカのLAから始まります

そんなマークにジンギという青年が、韓国で行われる大会に誘い
ここから映画は韓国に移ります
が、韓国でアームレスリングの頂点を目指すマークだが、ジンギは、金を稼ぐことしか考えてなくて地下格闘技賭博で八百長話を持ちかけたりと
直情マークを彼を養子に出した母親を餌にしていく・・・

ってことでアームレスリングを縦軸とすると、”家族の絆”のドラマを横軸に展開されていく訳でして
実はマークは幼い頃に韓国からアメリカに養子に出されたものの、
養父母は早死にしてしまった。だから、なおさら実母に対して複雑な思いがあったのである
そこでマークは、実母の家を訪ねると、そこには、自称妹としてスジンと言うシングルマザーがジュニョンとジェニという幼い2人の子供と住んでいた。
そして子どもたちはマークにすぐになついてしまい
ずっと孤独だったマークが、初めて家族を持つことになったのだが・・・

さて、終盤になってスジン親子はとは血が繋がってない事実が発覚する。
しかし、その事実があるからこそ、映画はクライマックスのアームレスリングの試合が盛り上がる寸法に・・・
それだけに見てるこっちは素直に感動して、思わずウルってきてしまうわけで

マークの再起物語に疑似であるものの家族の絆と言うドラマを絡め、
感動を詰め込んだエンタメ映画となってる
それにしても韓国映画のエンターテインメント性はバラエティ豊ですねぇ
マ・ドンソクも相変わらずいい味出してるなぁ

2018年製作、韓国映画(日本公開作品)
キム・ヨンワン脚本・監督作品
出演:マ・ドンソク、クォン・ユル、ハン・イェリ、チェ・スンフン、オク・イェリン、カン・シニョ、ヤン・ヒョンミン、イ・ギュホ
コメント (2)
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