MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

デコトラ★ギャル紗矢

2019-04-12 20:41:15 | OV
一日一本エロチック作品を見ていく企画
本日の一本なCSチャンネルNECOで4月10日の深夜枠でOAされた「デコトラ・ギャル」シリーズ第二弾、そしてAV女優さんの天使もえさんのVシネ第一作目となる作品だそうです
天使もえさんのエロチックOV作品はいくつか見ていますが本業の作品は見たことありません

見終わって思ったのは天使もえが一応ヒロインのトラッカーではあるのですが
なんか一緒にウロチョロしてるトラッカー達の群像劇だったと言うか
実際に物語を回していたのは黒木歩さんだったような・・・

展開としても大した事件が起こるわけでもなく、物語はヒロインの女トラッカーとフリーライターの恋
稲葉凌一演じるベテランのトラッカーが目を悪くして別れた女房の佐倉萌とのよりを戻したり
黒木歩演じる三十路バツイチ女子トラッカーが元旦那との子を宿していた
って言うようなどうだっていいエピソードを淡々と綴っていくだけのOVですが

エロチック作品でしょ
ってことで一応ヒロインの天使もえさん、そして黒木歩さんに
それぞれの濡れ場が用意されているものの

結果として、三者三樣になぜか幸せになるっていうドラマもアリかなあ

2016年製作、日本OV、コンセプトフィルム作品
柿原利幸編集・監督作品
出演:天使もえ、黒木歩、徳元裕矢、板垣拓也、佐倉萌、稲葉凌一
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散り椿

2019-04-12 19:11:57 | 邦画
何でだろう最近では時代劇を作るに当たり何故にこれほどまでに格調高く時代劇を作らねばあかんのか
漫画原作の時代背景も時代劇の所作も台詞も完全に無視した作品もあるにはあるんですが
それはそれで私個人的には言いと思うんですが

完全に格調高ければ名作になるんかといったらそれは違うだろうが
こんだけ時代劇が作られなくなった日本映画界ではお年寄りを劇場に呼ぶには格調高ければいいんだって風潮なのかなぁ

名カメラマンとして日本映画を支えてきた木村大作が監督と共同脚本で多分にこの作品の製作時に亡くなられてしまわれた葉室麟さんへのラストの献辞が何とも言えない

全編富山県でのロケーションなんですねぇ今でも現代的な電柱とか送電線とか見られない雄大な自然が残ってるんですね
そして雪化粧とか山野の緑とか椿の花とかの四季折々の景観をとらえるのは流石木村大作と言ってもいいだろうなぁ
貧乏藩の藩士達が身に付けてる裃がまことに質素であったりと細かいところに木村監督の配慮が伺えるのもいいんですが
こんだけこだわりを見せるのであればどうなんだろうって思えるのは
最近の脚本家がよくやることですが
台詞で説明が多過ぎでしょう
観客への配慮っていってしまえばそれだけなんですがちゃんと説明台詞なしで読み取れないっていうのは観客が悪い

岡田准一は主演だけでなく殺陣にも撮影にも関わっていたんですね
あの迫力に満ちた腰を低くしていた殺陣は岡田准一考案だったのかも知れないなぁ
殺陣でもうひとつ言わせてもらうなら斬る度に飛び散る血飛沫には私個人的には拍手喝采
黒沢監督が血飛沫ってももう噴水映像の先駆者ですから
木村監督もそこにこだわりがあったんでしょうが
お年寄りでは腰を抜かされた方が多かったんではなかったかな

ビートたけしが今上天皇の在位30年で不届者って言っていた新井浩文も不届者になる前で良かったなー

黒木華さんはやっぱ時代劇にあう女優さんですねぇ
秘めた恋心を切なく演じられていた
何とも言えなく悲しかったのは老婆となってしまわれた富司純子さん
彼女は私の中では永遠に緋牡丹のお竜さんでなくてはならなかったんですけど・・・

2018年製作、日本映画、「散り椿」製作委員会作品、東宝配給
木村大作撮影・脚本・監督作品
岡田准一出演・撮影・殺陣
出演:西島秀俊、黒木華、池松壮亮、麻生久美子、緒形直人、新井浩文、柳楽優弥、芳根京子、駿河太郎、渡辺大、石橋蓮司、富司純子、奥田瑛二
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