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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

王朝の陰謀 闇の四天王と黄金のドラゴン

2019-04-29 02:42:29 | アジア映画
配給会社のTWINさんが<2019中華最強映画まつり>として先の「西遊記 女人国の戦い」と「アイスマン 宇宙最強の戦士」の3本をシネマート新宿の企画興行の1本です
これまたGEOさん閉店前の駆け込みレンタルです

ツイ・ハーク監督による、「王朝の陰謀 判事ディーと人体発火怪奇事件」、「ライズ・オブ・シードラゴン 謎の鉄の爪」に続く”ディー判事”シリーズの第三弾ですが
実際には「ライズ・オブ・シードラゴン 謎の鉄の爪」の方が「王朝の陰謀 判事ディーと人体発火怪奇事件」の前日譚となっていて
こちらの作品はディー判事を演じてるのがマーク・チャオってことで物語の時間軸としてもこれまた「ライズ・オブ・シードラゴン 謎の鉄の爪」の続篇と言う形になっているようです

ってことでこの作品自体別に前作を観てなくても何のもんだいもなく楽しめる内容にはなっています、
一作目の主人公のディー役がアンディ・ラウでしたが2作目からマーク・チャオだからか推理ものと言うよりはワイヤーアクション満載の武侠カンフーアクションものです。

お話としては、判事ディーは国家の危機を救った功績により、
この世で最強の隕鉄で作られた神剣”降龍杖(こうりゅうじょう)”を皇帝から賜わった
権力独占を狙う則天武后はその神剣を我が物にしようと、
ディーの友人の司法長官ユーチに命じ、
魔法道士や女剣士の水月らの”異人組”を雇ってディーを狙わせるものの

宮殿の柱に彫られた巨大な黄金龍が突如として動きだし"異人組"が襲われるという不可解な事件が発生してしまう
皇帝に恨みを持つ封魔族が妖術で人々を操っていることを突き止めたディーは、
この術を封じる策を知る三蔵法師の弟子ユエンツォー大師に助力を頼み・・・

則天武后が権力の権化と化したのは”異人組”さえ欺いて利用し皇帝転覆を図る封魔一族であり
その一族の天敵である三蔵法師の弟子の坊さんが加わって、
先に書いたようにCGですが黄金の龍が宮中で暴れるのとか
三蔵法師の弟子が大猿に乗っかって、その大猿が封魔を退治するのって
この大猿ひょっとして悟空でしょうが

なんと132分と言う長尺映画ですが、そんなこんなで長尺苦手な私でも時間を忘れて楽しめました

2018年製作、中国・香港合作映画(日本公開作品)
ツイ・ハーク脚本・監督作品
出演:マーク・チャオ、ウィリアム・フォン、ケニー・リン、マー・スーチュン、カリーナ・ラウ、イーサン・ルアン
コメント
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