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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

世にもエロスな物語~悲哀に満ちた昭和女たち~

2019-04-14 23:53:24 | OV
一日一本エロチック作品を見ていく企画、
本日の一本はチャンネルNECOで昨年8月、9月OAされた「世にもエロスな物語~我慢できない女たち~」「世にもエロスな物語~背徳に溺れる女たち~」
今年1月から再開された第三弾として「世にもエロスな物語~官能に揺れる女たち~」をOA
そして2月第四弾という事で「世にもエロスな物語~不貞を楽しむ女たち~」
3月には第五弾として「世にもエロスな物語~いつでもどこでもな女たち~」とつづいてきておる
「世にもエロスな物語」シリーズの最新第六弾です

alan_smitheeさんというお方がこの作品群の元ネタを細かく調査してくれまして
これ等の作品はファーストインプレッションと言うAV製作会社が製作し、ORGAと言うDVD会社が発売している、所謂ドラマ仕立てのAV作品を
1話30分弱にトリミングとかの編集でRー15作品に再編して映倫を通して
チャンネルNECOで「世にもエロスな物語」シリーズとしてOAされてることも判明いたしました
alan_smitheeさんにこの場をお借りして御礼申し上げます

今作品も一応格エピソードには副題がついてはいますが三話のエピソードの一貫したテーマは男によって不幸?におとされた昭和女と言うか昭和の人妻のお話なんですが

第一エピソードはAV女優さんの北条麻妃さん主演の「人妻禁断情交 不定の恋」という事で
何年も子供ができず、夫との関係が冷え切った清恵は、同居する義理の弟との恋に落ちてしまうのですが
医者の夫に子種がないっていうことですか
義理の弟の間にちゃんと子供ができてる
これは不幸というよりも・・・ですかね

第二エピソードは「昭和哀愁物語」で主演はAV女優の五十嵐しのぶさん
第一と第三エピソードの北条麻妃さんと江波りゅうさんは
エロチックOVとかピンク映画とかで見ているんですが五十嵐しのぶさんは
私にはお初のお方ですか
大変お美しいお方でこの三者の中では個人的にはピカイチでしたし
お話としても夫麻雀のカタとしてヤクザに肉体を弄ばれつつ、
幼い時に生き別れになった兄に思いを馳せる女の堕ちていく樣を
ってことでオチは見え見えでしたけども・・・

最終エピソードは「昭和背徳哀話」という作品で私にはお馴染みの江波りゅうさん

重い病に侵された夫の治療費の支払いのために高利貸しの求めるがままに治療費をおのれの肉体を資本に・・・
結局お金の出どころは夫の知るところとなるものの
最終的には・・・っていうのは、まいいか
雪はCGなんでしょうかねぇ

さて来月もこの「世にもエロスな物語」の最新作がチャンネルNECOにラインナップされてますねぇ

2018年製作、日本OV、ファーストインプレッション作品
貞邪我脚本・監督作品
出演:北条麻妃、五十嵐しのぶ、江波りゅう
コメント (2)
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パンク侍、斬られて候

2019-04-14 21:44:48 | 邦画
私個人的にはクドカンは才人だと思うけれど
彼の目指すハチャメチャな作風と言うか、クスグリと言うか
笑いのセンスは私には合わんと思ってるんですよ
「笑う犬」以来から、で彼の映画や国民的TVドラマとか極力避けて来ていたのですが

地元のGEOさんが26日で貸出終了のために新作導入してくれてないし
なぜかもう棚の整理を始めたりで、セットにする作品も見当たらず
ただ、綾野剛と北川景子が出演してる時代劇という事でレンタルしてきましたが
最後のクレジットで脚本宮藤官九郎と知ったのは後のまつりっていうとで

なるほどなぁこれがクドカンの映画なんだって思い知りましたが
ちょい131分と長いわりには最後まで見ていられたものの
個人的には「散り椿」見たいな格調高ければ良いっていうものでもなく
敢えて時代錯誤の現代口調の台詞っていうのは時代劇でもアリなんですが

クドカン流の"現代的な台詞まわしやリアクションは面白いでしょう"っていうのがちょっとではありましたが
オープニング問答無用と巡礼のとっつぁんをたたっきるとこは「大菩薩峠」へのオマージュでもあり
なんとラストのオチへの伏線だったとはやっぱ作劇のうまさは否めなかったのも事実

物語としては主人公の綾野剛は劇中でなんと主役から狂言回しに追いやられ
後半はなんと猿の特殊メイクの永瀬正敏が・・・

藩内の覇権争いのために新興宗教をでっちあげるがそれにハマった民衆がってことで
奇声をあげ腹踊りする町民たちのエキストラの数が半端ない
これだけの作品に製作費がどれだけ使われたことやら
製作も企業寄せ集めによる製作委員会ではなくdTV一社ですってdocomoなんぼ稼いでるんかい
って言うか配信コンテンツの見込みも折り込み済みなんだろうけども・・・

クライマックスは猿と人間との闘いですが、猿の実写とCGを上手にミックスしていたようで
北川景子さんの目力で気づくべきでしたが
まさか北川さんの台詞に差別用語が使われていたとは・・・

邦画がダメって言われれても仕方がない作品ではありますが
こんな時代劇があってもいいと思うんですが
やっぱクドカンにはやっぱ馴れないなぁ

2018年製作、日本映画、dTV作品、東映配給
石井岳龍監督作品
出演:綾野剛、北川景子、東出昌大、染谷将太、浅野忠信、永瀬正敏、村上淳、若葉竜也、近藤公園、渋川清彦、國村隼、豊川悦司
コメント
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