バタフライ・エフェクト レイプ∞リベンジ

一日一本エロチック作品を見ていく企画
本日の一本は4月2日にレンタルリリース、4月10日にセルリリースされるこの作品
「ホームジャック」シリーズの範田紗々×越坂康史監督コンビで
昨年の「ホームジャック カルテット」以来4ヶ月ぶりのエロティックスリラーです
と言うかサブタイトルに「レイプ∞リベンジ」と所謂中黒(・)に変わって”∞”無限が使われているのが味噌です

そうなんです予告編でも”犯される””殺される”そして”生き返る”のループ地獄に陥ったヒロインが、そのループ地獄から逃れるために「バタフライ・エフェクト」をくりかえしていくんですが・・・結局は犯され、殺されてまた蘇生するの繰り返し

範田紗々さん演じる女優の亜希子は、プロデューサーの長尾と不倫しており
それを知った事務所社長の矢野に脅迫され犯されてるところに金銭を要求された長尾がやって来て
怒りのあまりに包丁で刺そうとするも逆に社長に殺される
目撃者として亜希子も社長に首を絞められて殺される

だが、亜希子は蘇ったと言うか目を覚ますと両手縛りの昨晩の長尾との不倫セックスのまま
隣には長尾がしっかりと眠っており
時間を見ると社長にレイプ殺人された2日前の、水曜日の朝だった
あれは夢だったのか?

不倫相手の長尾を駅まで送る道すがら、事務所の後輩女優なごみとすれ違う
何となごみが殺人容疑で逮捕されてしまい、長尾との不倫を隠す為になごみのアリバイを証明できない亜希子そうこうしてるうちに再び金曜日になり
彼女は再び社長に犯され、殺され、そして蘇生する、そしてなごみとすれ違うといった
永遠に繰り返される2日間・・・
永遠に繰り返される終わりなき陵辱と死と蘇生

バタフライエフェクトを試みてもこの繰り返し
亜希子が、”時間の迷宮”から抜け出す方法はなんとなごみが知っていて
自分たちをレイプし殺した相手たちを殺すことだったのだが・・・
さらにオチが二転三転してゆきます

なごみを演じるのは佐倉絆さん、その兄貴として津田篤も出演してます
越坂康史監督と範田紗々さんのコンビですから安定した面白い作品になっていて
安心してみていられた70分でしたねぇ

2019年製作、日本OV、ニューセレクト作品
越坂康史脚本・監督作品
出演：範田紗々、佐倉絆、朝霧涼、高橋信多、折笠慎也、川奈龍平、灯月いつか、津田篤、小林麻祐子、郡司博史、吉原麻貴、西村太一

デジャブ

月も変わってレンタルの新作がリリースがされはじめましたが・・・
なんと去年の悪夢が再び
なんと唯一のレンタル店GEOさんが今月で閉店となってしまうそうで
ネット配信全盛で返却とか借りだしとかの面倒な店舗でのレンタルはもうなんですかねぇ
これから私は一体どうしたらよいのでしょうか

いや、ただでさえ精神的に落ち込んでるところに
さらに落ち込まされてしまったようで
この作品のヒロインであるナム・ギュリさんが演じるジミン動揺(誤字ではなくて同音異義のシャレです)向精神薬の量が増えてしまってる(汗

恋人のウジンとドライブ中に人を跳ねてしまった夢を見て飛び起きるジミン
隣には平和に寝てるウジン
顔を洗いにべッドを抜けて洗面所に歩くジミンの脇を血濡れの制服JKが・・・
ジミンは気づいてないような・・・
口に違和感感じたジミンの口から出てくるのは女の長い髪・・・

ってことで映画の前半は殆どホラー映画並みのおどろおどろしさもあるものの
一応はミステリー作品ですが

お話としては自動車事故の恐怖の幻覚を見るようになったジミンは、
自分に耐えられなくなり警察に相談しに行くものの
だが実際に事故は存在していなく、轢いたのは野生の鹿だったようです
自身を含め周りも信じられない精神に陥る
婚約者のウジンはジミンを優しく見守る一方で、
ジミンが通う精神科の医師などに強い向精神薬の処方を頼む
また彼女に関わる人間に対し怪しい行動をとり、
何事もなかったかのように彼女の前で振舞うのだった
そんな中同棲をはじめたウジンのマンションになんと
ジミンから相談を受けた刑事のインテが住んでいた・・・


前半のホラー映像とかジミンの幻覚映像とかに細かい伏線が張られていて
後半の謎解きでちゃんと回収されていく丁寧な脚本が上手いよね
韓国映画らしいおどろおどろしたホラー風味も楽しめるし
なんと言ってもナム・ギュリ嬢が実にお美しいんでこっちの感情も移入しやすい作品
87分とくいう尺も実に丁度いい

2017年製作、韓国映画(日本未公開作品)
コ・ギョンミン監督作品
出演：ナム・ギュリ、イ・ギュハン、チョン・ギョンホ、チョ・ハンソン